インド・コーチン 7月2日~


インド着
麗しの天竺にやってきた。う~んかすかにカレーのにおいが漂ってくる気がするぞ(笑)。それはないか。イギリスの植民地だったためか、港の倉庫は少しヨーロッパ風。

 インドでの一日目は、ココやし農園に行ってカレー交流というツアーに参加。日本人にはインドのカレーを出してくれ、こっちからはレトルトカレーをプレゼントするのだとか。
 バスに乗って農園へ。着くとバナナの天ぷらみたいなのが出されてとてもうまい。カレーを作る工程を見学させてもらう。ココナッツと鶏肉をたっぷり使うようだ。
匂いも味もまさにカレー。でも白い
そしてこれがバナナの葉に乗って出てきた夕食。真ん中の白いシチューみたいなのがカレーである。インドではスパイスを使って煮込んだ料理全般のことをカレーというらしいので、茶色いスパイスを使っていなくてもカレーらしい。
しかし味は紛れもなくカレー味である。白いものを食べてカレーの味がするというのはとても違和感ある。
 ちなみにこのカレーがかかっているのはご飯ではなく、ココナッツの実を粉状にして練って蒸したものらしい。ふわふわしていてこれも結構おいしい。 

 ほかにも農園の人たちとカバディをしたり、ダンスを踊ったり、出し物をしたりといろいろ楽しい一日だった。

7月1日。コーチン2日目。
 今日は自由行動だ。船の停泊している桟橋の対岸が旧市街らしく、いろいろ見るところがあるということで、とりあえずそこに行くために渡し舟に乗ろうと、朝船を降りる。すると、港をでるなり十人くらいのおじさんに取り囲まれる。何事だと思っていたら、どうやら三輪タクシーの運転手の熱心な客引きだ。日本人が大量に降りてくるというので港の前を埋め尽くすほど三輪バイクタクシーが集まっている。
 自分は渡し舟に乗ってから歩いて旧市街を回るつもりだったのでタクシーはいいと断ったのに「いや渡し舟は75ルピー(約300円)するが、タクシーで100ルピーでマッタンチェリーパレス(旧市外の中心にある昔の総督の館)まで行ってやるぞ」とか、「船は二時間に一本しかないぞ」とか、「船下りてから歩くの大変だぞ」とか「スコールがよく降るぞ」とか、矢継ぎ早にいろんな人から言われ、三輪タクシーってのに興味があったこともあり、乗ってしまう。ちなみにあとから聞いたら渡し舟は2ルピーらしいが・・・。 
すごいスコール
 三輪タクシーから身を乗り出してインドの町並みを取った写真。傘をさしている人がいるが、確かによくスコールが降る。
 突然フセインひげを生やした運転手のおじさん「マッタンチェリーパレスに行く前にお土産屋に寄っていこう!なに、買いたくなければ見るだけでいいのさ」と言い出してお土産屋の前に車を止める。外には警備員が立っていて中に入るとほかにほとんど客のいないやたら高級な土産屋で、日本円でも高い絨毯なんかの説明をしてくれるが…このまま全財産取られて何か買わされたりしないだろうかとても不安だったが、「日本人みんなが金持ちなわけじゃない。大学生は多くが貧乏なんだよ。なので何も買うことはできないな~」と言ったら普通に出してくれる。別に悪徳な店ではなかったのだろうか。タクシーに戻ると「そうか、何も買わなかったか。見るだけなら只だからなあ」。
 そしてマッタンチェリーパレスに着く。100ルピー出そうとしたら「いやいや、200ルピーでいろんな旧市外の観光地回ってやるよ。歩いてだとあんまり多くのところを回れないよ」。明らかに商売上手な運転手にはめられてると自覚しつつも、500円でいろいろ見れたらまあいいかとオッケーしてしまう。
 パレスを観光し出てくるとコブラを持った少年が、マングースとの決闘を見ていかないかと言ってくるが、どうせまたボラれるのだろうと断ってタクシーへ戻る。
 続いて1600年代にポルトガルの宣教師が作った派手なカトリック教会と、質素な印象のアングリカンチャーチ、ユダヤ人街の墓地、「俺の友達がやってる土産物屋だ」ともう一つ店に寄って、昼になる。昼食は安いカレー屋に言ってくれ、というとほんとに地元の人たちばかりの定食屋によってくれる。チキンカレーを頼み、安い上にかなりうまい。辛すぎだったが。
 そうして、旧市外の観光が終わったころに「どうする?もう250ルピー出したら新市街のほうも案内するぞ」、くわ、また来た。いいですよいいですよ、ずいぶん早くみたいとこ見終わっちゃってこんなに早く船に戻ってもしょうがないからね。というわけで新市街も観光することに。
 適当にオッケーしたものの結構面白いものが多く見れた。ヒンズー教の寺院で、どうやら一般の人は入れないようなのだが門の前で掃除していた人に運転手さんが「日本から来たんだ。中を見せてやってくれ」と話をつけてくれ(たように聞こえた)、門を開けて入らせてもらったり、現地の人が大勢買い物に来ている市場を案内してくれ、日常を垣間見たり。
 そんな感じで結局450ルピー払って一日タクシーに乗って観光してしまった。
そして夕方コーチン出港。
7月2日
 船では毎日、その日のイベントの予定表や紹介文、寄港地情報などを載せた船内新聞と言うのが発行されている。そして今日、トパーズ号の秘密を解明する増刊号をスエズ運河あたりで発行するため、そのスタッフを募集する(ピースボートではこういったことは乗客の中の希望者が手作りで行うのだ)というので、ミーティングに行ってみる。以後ちょくちょく新聞作りのため主にイラスト描きの仕事をすることになる。

7月6日 
 赤道通過。生まれてはじめての南半球だ。

7月7日
 夜にプールデッキにて七夕祭り行われる。短冊に願い事を書いたり、織姫・彦星伝説を演劇で再現したり。

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