死ぬまでうたたねブログ

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2013.08.15
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 【1000円以上送料無料】ホテルローヤル/桜木紫乃【RCP】

直木賞受賞作。著者の実家はラブホテルを経営していて、著者も小さい頃から掃除を手伝ったりしていたそう。その経験を元に執筆したという一作。

【以下ネタバレあり】

■地方にあるラブホテルを軸に
そこで交差した人々の人生を描く。現在から過去にさかのぼるかたちで連なった短編。
読後感は割と重たく、好き嫌いありそう。
私は嫌いではないけれど、こういったリアリティのある、行き場のない人たちの人生の重みは、
遠くの国で起こっている戦場を描くドラマと同じか、もしくはそれ以上に胸に迫る。
小説によって救われる人がいるだろうか。そうでなければ、なぜ作家たちはこういうドラマを書くんだろう。そんなことを考えた。

■一番好きな短編は

これが一番エンタメ色が濃い作品のような気がする。
高校教師(数学)と女子高生が偶然駅で出会って、次第に互いの孤独に気付いて…という
あらすじだけ書くと陳腐だが、2人の孤独が短い小説の中で痛いほどわかる。
2人がどんな運命を辿るかは前後の短編を読むとわかる。

で、この話は20年前に流行したドラマ「高校教師」を連想させる内容。
「せんせぇ」の主人公の名前は野島広之。女子高生の名前は佐倉まりあ。
「高校教師」を見ていた人ならすぐにピンと来ると思うが、「高校教師」の脚本家は野島伸司で、主人公の高校教師を演じたのは真田広之。女子高生役を演じたのは桜井幸子。
「野島」「広之」「佐倉(桜)」の共通点から言っても著者が高校教師をオマージュしているのは間違いない。

主人公たちの名前をドラマ「高校教師」から取っていると気付いたときには、ちょっとほっとした。
その一点において、小説のエンタメ度、創作度が高まるから。
エンタメであってくれてよかったと思う、こんな悲しい話は。やれやれ。


どれも割と好き。
だがしかし、どれもタイトルのセンスが古くさいというか、イマイチ。
もっといいタイトルが他にあると思うんだけれども。






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Last updated  2013.08.16 02:54:44
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のへぴょん@ 同意! 確かに・・・季節のご挨拶に拘りつつ、 …

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