みんなの気持ち・・たんぽぽの仲間たちから

みんなの気持ち・・たんぽぽの仲間たちから

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

kakko-tanpopo

kakko-tanpopo

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ありがとしょうちゃん@ かっこちゃんよかったね 嫌なこともすべては良いことに繋っている…
乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
もじゃもじゃ君@ 短小ち○こに興奮しすぎ(ワラ 優子ちゃんたら急に人気無い所で車を停め…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
ダル伊藤@ ズ ル ム ケ自慢の奴涙目w 包.茎の方がピストンしてる時に、皮がこ…

バックナンバー

2026/10
2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2006/05/23
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
vol_018.jpg

 安井くんが、ある日、「僕、ずっといじめられていたよ」と私に言いました。
「どうして安井くんはいじめられなくてはならなかったの?」
と、私達はもう、なんでも話し合えるようになっていたので、尋ねました。
 安井くんは「僕、勉強できなかったからね」と言いました。安井くんは、ひらかなのちいさい《っ》の字の使い方や、《を》の字がにがてだったり、計算がにがてだったりということはあります。でもこんなに作業も上手だし、なによりとてもやさしいし、とても頼りになるなあと助けられてばかりの私はそう思います。
「だのに、いったいどうして?」
と、もう一度たずねると、安井くんは「テストの点がよくないといじめられるんだよ」と言いました。
 どうして、そんなことでいじめられちゃうんだろうと、私はその日ずっと考えていました。
 そして、自分が小学校の教員をしていた時のことを思い出しました。私はたくさん日記を書いてきてくれるということが、うれしかったのです。ドリルをいっぱいしてきてくれる子をすごいなあと思っていたのです。だから、そんな時はみんなの前で、「がんばったねぇ」とうーんと誉めたような気がします。でもそれって、もしかしたら間違ってたかもしれないなって思います。

 日記やドリルをたくさん書いた子だけを取り上げることで、日記をたくさん書く子がいい子、ドリルをたくさんできる子はすごい子、反対にドリルや日記があまり書けない子は駄目な子、という意識をいつのまにか子供たちに植えつけることにはならなかったでしょうか。
 そしてそういうことが続けば、それが子供たちのいじめにつながらないとだれが言えるでしょう。それなのに私はその時に特別のご褒美シールまであげてしまっていたのです。 誉めることが駄目なことだとは決して思いません。日記やドリルをたくさんしてきた子には「頑張ったね」と私のうれしい気持ちを告げればよかったのです。でも、私は、どうして笑顔のとても素敵な子、元気に遊べる子、釣りのうまい子、虫の名前をたくさん知っている子、足の小指の形がすてきな子を、テストでいい点をとれた子と同じように「すてきなことだよ」と、みんなの前で認めることをしなかったのでしょうか。
 みんな、いろいろすてきなところがあって、いろんな所で同じように「素敵だよ」と言ってもらえたら、きっと子供たちは(勉強できる子がいい子、できない子が駄目な子)という思いを持たずにすんだと思うのです。クラスの一人一人が、お互いにすごいなと、認めあうことができたと思うのです。
 学校は、勉強だけでなくて思いやりのある豊かな心を育てるところであるべきなのに、実は私たちこそが、子供たちにわける心や偏見を植えつけてしまっているのではないでしょうか。
 いじめをした子に「どうしていじめたの」と責めてばかりいる私たち。でも本当に間違っていたのは、子供たち一人ひとりの存在を認めず、大事にしてこなかった自分たちなのじゃないかな、と思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/05/23 08:13:09 AM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: