いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

October 19, 2005
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カテゴリ: ドラマ
 洋子の閉ざされた心が子供たちの素直な気持ちのおかげで少しずつ解けかけてきたような気がしました。名前を付けるときですら、市役所に行って適当に付けられてしまうほどの悲しい人生を送ってきた訳ですから、やっぱりそう簡単には氷解することは無いでしょうけどね・・・。辛く長い冬を耐えた北国でようやく遅い雪解けがやってきたような感じなんだろうなあと思います。「あたしに幸せは似合わない」など、幸せになることに拒否反応を起こしてしまうのは「 早春賦

 それでも、歓迎会を開いてもらったり、記憶喪失の自分の名前をみんなで考えてもらったり、大切な宝物を見つけてあげたことで娘に感謝されたり、末息子にダンスの鑑賞会に来てほしいと無邪気に言われたりした経験が、どうしても春の日差しのように彼女の心に染み渡っていったんでしょう。房子さんに代わってもらったはずの参観に駆けつけるために店を飛び出した洋子からは、今まで彼女が感じたことが無い抑えようが無い気持ちがあふれ出ているような気がしてしまいました。結局は間に合いませんでしたが、彼女の気持ちは確実に変わって行っているんですよね。こうやって一つ一つ幸せに近づいていってほしいなと感じました。

 それにしても、登場人物の相関関係も面白いですよね。小日向文世→和久井映見→ 成宮寛貴 菅野美穂 ⇔(?) 玉置浩二 という簡単な流れ図が出来上がる感じですけど、パーティーのときにもそれがはっきりと現れていて笑ってしまいました。小日向文世が何も考えずに菅野美穂のことを茶化した感じで話しているときに腹を立てた成宮が車を急発進させてしまうところなんかは思いっきり笑えましたね。記憶喪失を装うくらい暗い過去を持つ女性の話なのに暗さを感じさせないのは、こういう細かい演出のおかげだろうなあと感心します。あとは、和久井映見と菅野美穂のちょっと微妙な女のバトルも面白かったですね。和久井映見を基準にして玉置浩二が菅野美穂の年齢を当てに行くシーンは傑作でした。でも、きっと女の人にとっては重大なことなんでしょうね・・・。

 その女のバトルの延長かどうかはわかりませんが、ラストシーンで房子さんは洋子が記憶喪失でないことに気づいてしまったようでしたね。あえて言い訳を探すのか、正直に告白するのか気になるところですが結果は来週に持ち越しになってしまいました。すごく気になるので、来週が待ち遠しいですね。


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最終更新日  October 19, 2005 11:24:59 PM コメント(26) | コメントを書く


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