いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

January 18, 2006
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カテゴリ: ドラマ
 期待通り、とてもいい作品に仕上がっていましたね。軽い気持ちでとても見やすい感じでありながら、何か考えさせられるものがあるドラマだと思います。設定は現実離れしていますが、視聴者一人ひとりに訴えかける何かがあるのではないでしょうか?搭乗者が28人というのも、それぞれの人間ドラマが描かれていきそうで、すごく楽しみですよね。

 10年前に突然消息を絶った東洋航空402便の突然の出現は関係者に大きな波紋を呼びましたね。それはそうですよね、墜落の認定をして全員の死亡を確定したわけですから、遺族は騒然としますし、航空会社はてんやわんやの大騒ぎでしょう。さらに、飛行機に乗っていた側にとってはわずか30分の間に時空を飛び越えてしまったわけですから、まさに訳がわからない状態でしょうね。

 ヒロインのヤス子もそんな中の一人でした。というよりも、誰よりも各自の立場がわかる人だったんじゃないかと思うんですよね。乗員は彼氏と親友でしたから、遺族の気持ちは痛いほどわかったでしょうし、それでも航空会社の一員としてしっかりした対応をしなければならなかったわけですから・・・。

 突然飛行機が姿を現したときの関係者の唖然とした顔は本当に笑えましたよね。行方不明時に時空を飛び越えたと言う説を唱えた教授だけは自分の説が正しかったことを証明できて喜んでましたが・・・。そして、遺族(?)は藁にもすがる思いで考えてきた説が正しかったことで、一秒でも早く乗客に会いたがりました。家族として当然のことですよね。無事を確かめてこれからのことを考えて行きたいという気持ちは痛いほどよくわかりました。

 ただ、その10年という年月が確実に何かを変えてしまっているんでしょうね。最後のヤス子と亜紀の考え方の違いがそれを物語っていたんじゃないでしょうか?「10年経ったら、そんな風になっちゃうんだ」と悲しそうになきながら訴えかける亜紀の姿がとても印象に残りました。僕はちょうどその間に生きているのでなんともいえませんが、それでも十分に守りに入ってしまったヤス子の姿を見た亜紀はなんだか物悲しかったんでしょうね。

 やっぱり、こういう役をやらせると小林聡美は上手ですね。だんだんと感情を持たずに淡々と毎日を過ごしていく様子や将来のことを考えて守りに入っていく様子が、ナレーションや長崎に行く前の行動を見ているとありありと伝わってきました。「あたしが会社にいるのは年金のため・・・」という言葉や弟と暮らす姿は微笑ましいけど、寂しい感じもしてしまいました。

 10年前と変わらない恋人や親友と触れ合うことで、彼女に青春は、そして生き生きとした気持ちは戻ってくるんでしょうか?そして、残された時間が9日間というのも気になります。来週からどんな展開になるのか、とても楽しみですね!

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<ドラマを見終わって>
救命病棟24時 」のときにも言い続けていたんですけどね・・・。

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最終更新日  January 18, 2006 11:48:43 PM
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