いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

April 16, 2006
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カテゴリ: ドラマ
小りん

 冒頭の新右衛門の突然の隠居願いには驚かされました。吉兵衛と一緒にずっと 一豊 を支えていくと思っていたにもかかわらず新一郎に家督を譲るなんてあまりにも早すぎる表舞台からの退場でしたね。一豊としても自分の片腕をもがれるような気分だったんじゃないでしょうか?これまで幾度となく岩倉城落城から自分を支え続けてくれた家臣がいなくなるのはとてつもなく寂しく感じたでしょうね。千代の機転を利かせた相談役という役回りが救いでした・・・。

 新右衛門のことで一番ショックを受けたのは吉兵衛だったようですね。自分と一緒になって 一豊 を支えてきた戦友の突然の戦線離脱はやはり吉兵衛にも老いを感じさせたのかもしれません。それよりも新右衛門に家督を譲る嫡男がいることが吉兵衛にちょっとしたコンプレックスを植えつけていたのかもしれませんね。妻を亡くしてからやもめで暮らしてきた彼にとってある意味うらやましい年の取り方ができる新右衛門はまぶしく映ったのかもしれません。

 子ができないと言うことであれば 千代 も同じように苦しんでいたんでしょう。茂助にも孫平次にも子が授かったと言うのに自分だけ出来ない辛さは何物にも変えがたいものだったんじゃないでしょうか?祝言から8年経ってもその兆候がないことがさらに彼女の気持ちを重くしていたんじゃないでしょうか?山芋を試して見たり、不破市之丞に側室を勧められたりしたときの彼女の気持ちを思うとやりきれないですよね。自分の愛する夫を他の女に差し出すなんて現代なら気が狂いそうなことのような気がしますが・・・。それだけに伯母の「千代なりの愛し方」という言葉には今まで以上の温かさを感じました。彼女自身がその辛さを判っているからこそ出た言葉なのかもしれませんね。

 そんなときに現れた小りんの存在は 千代

 「私が殿の子を産みます」と言われたときの心情を思うと本当に辛いですよね。言葉にこそ出ませんでしたが、子供が流れたと言うことを聞いたときの千代の思いは複雑だったのではないでしょうか?一豊の子ということであれば是非にも世継ぎに迎えたいでしょうが、小りんの子はどうしても受け付けないということがあったでしょう。「旦那様は小りんには渡しませぬ!」と冷め冷めと泣く千代の姿が一豊でなくても愛おしく感じました。千代だけを愛しぬこうとする一豊の優しさが最後には千代を救ってくれたんでしょうね。出来るだけ早く二人の子供が拝めることを祈りたいものです。 一豊と千代 の夫婦の絆は誰よりも強いんですから・・・。

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最終更新日  April 17, 2006 09:49:39 PM コメント(8) | コメントを書く


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