いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

May 18, 2006
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カテゴリ: ドラマ
 なんだかんだで バチスタ

 持ち場につく一人ひとりに字幕が出てきたとき、この バチスタ の重みが感じられましたね。そして、さらにそれを見守る教授陣や医局の面々が龍太郎の一挙手一投足に目を光らせていたのも印象的でした。医学部の威信がかかった手術だけにその注目度も並大抵のものではなかったんでしょう。彼らの真剣なまなざしに見ているこちらも飲み込まれてしまいました。

 いざ開腹したところで龍太郎が心臓を動かしたままで手術を続行しようとしているときには心から驚かされましたね。鬼頭教授の解説にもあったとおり、動いている心臓を手術するのは止まっているときの100倍難しいと言われているわけですから、見ているほとんどの人があっけに取られたのは仕方のないことだったと思います。特に野口教授は自分の総長就任もかかった手術だっただけに怒り心頭って感じでしたよね。いつもは患者のためにもっとも適切な処置を取る龍太郎ですが、このときは見ているこちらとしても「何でそんな難しいことをするんだ?」と考え込んでしまいました。蓋を開けてみれば、心臓の悪い部分を適切に判断するために選んだ龍太郎なりの患者のための選択だったことがわかりましたが・・・。命を預かる手術ということになると、何が正しいのか素人では全くわかりませんよね・・・。

 龍太郎の動きが3分以上止まってしまったときには、悪い部分が見つからないんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、目を開けて晶と伊集院にその場所の感触を確かめさせる余裕があるところなんかは龍太郎の腕のよさを再認識させられました。そして、その感触を確かめたあと龍太郎のペースについていく二人の切り替えの早さもさすがでしたね。晶は龍太郎が来る前に胸部心臓外科のエースだっただけにさすがと思わされましたが、伊集院の成長振りには本当に驚かされました。バチスタ開始のときから龍太郎のオペで常識外のことが起こることまで想定している姿は、あの自信のない伊集院からは想像できませんね。場数を踏むことがどれだけ大切かということを感じさせれました。驚異的な速さで バチスタ 自体を成功させることが出来たのは彼の成長の賜物かもしれません。人工心肺が停止したときの工学士への対応や機械にたいする彼の姿も見逃せませんでした。

 ほとんど完璧なまでに バチスタ を成功させただけにそのあとの展開が悔やまれますよね。官僚直後に心室細動が起こって、バイパス手術まで行わなければならなかったときに、伊集院が術野から離れてしまっていたことでミキがグラフトを採取することになったのは運命のいたずらだったんでしょうか?何とか患者を助けるために必死で手洗いをする伊集院の姿がいじらしかったですね。



 何とか晶のマスコミ対策のおかげでミキのグラフト採取のことは不問になったのでよかったですね。ただ、晶の論文を賭けたバチスタ手術の日取りに合わせて、北日本大学の霧島助教授まで同じ手術を日本最初にやってしまったのは驚きでした。今まで影だけ漂わせて表立っての妨害工作をしてこなかったのはこういうわけだったんですね。何で彼が龍太郎を目の敵にするのか、荒瀬の過去と合わせて謎ができてしまいました。その辺を解決するためにも次回は目が離せない展開になりそうですね。

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最終更新日  May 23, 2006 10:29:00 PM コメント(2) | コメントを書く


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