いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

September 4, 2008
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カテゴリ: ドラマ
「ここに来てから悩んでばかりいます」 という藍澤の言葉が緊急救命の現場の壮絶さを物語っているんでしょうね。黒田のことがあったにせよ、エリートたちにとっては初めての挫折でしょうからなおさらなんでしょう。もっとも凡人の僕は、 「毎日悩んでばかりいます!」 が・・・。(笑)

 彼らがエリートであるにせよ、というよりむしろエリートであるが故に黒田の右腕を守ることが出来なかった衝撃は大きかったように思います。藍澤にしても白石にしても自分の判断や行動に対する結果が重すぎただけに、その苦悩が深かったことはよくわかります。部長に退職を申し出た白石も、祖母を元気付けようとしたり母体優先ではなく母子ともに救おうと方針を変更した藍澤の迷いは明らかにその表れだったんでしょうね。若い二人が苦しんでいる様子は見ているこちらとしても苦しかったです。

 ただ、その迷いを振り切ったのが同時に重なった二つのオペでした。白石が部長のところに辞表を出しに行ったのを目撃した緋山が白石に膨大な仕事を押し付けようとしたように、結局仕事のことは仕事で解決しなければ乗り越えることなんか出来ないんですよね。

 その二つのオペはものすごく鬼気迫るものがありましたね。同時中継のような感じになってましたが、白石の方は手負いの黒田先生だけが動いているさまが、白石の同様をそのままよく表していましたし、藍澤のほうも最初は自信がなさそうに母体優先の判断をしながら、後で母子ともに救出する方針に切り替えた姿が彼の苦悩を見事に表現していたと思います。ついでに言えば同じ条件で医療訴訟までやっていた三井先生のことを考えると、みんながこの判断については細心の注意を払ったのではないかなと勘繰ってしまいました。黒田チームと三井チームの処置が無事に終了したときには本当にホッとしました。何とか新人たちが一山越えられたなと・・・。そして、黒田も名乗っていないながらも父親の背中を見せることが出来たなと。

 それにしても戸田恵梨香の演技力がずいぶん上がったなと思ってしまいました。どんな役でもこなせるようになっていると言う感じですかね。「野ブタ」「ライヤーゲーム」「牛に願いを」「たったひとつの恋」全部違う性格だったのが幸いしているのかもしれません。今回の気の強い役も見事にこなしきっている感じがしました。

 一山越えた新人たちがついに来週最後の山場を迎えます。今までヘリに乗れなかった藤川が乗り込めるのかも含めて、彼らの真価が問われる状況になりそうです。高速道路のトンネル火災が彼らにどんな影響を与えるのか、最終回まで目が離せないですね。

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最終更新日  September 4, 2008 11:30:17 PMコメント(0) | コメントを書く


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