ぱたぱたまろんの泉大津生活

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maronpoochan

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2007.12.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
11月23日


おしゃべり&プラレール三昧。

15:50
 珍しく友人の旦那(わたしの後輩。つまりわたしも友人もメンバー内結婚なのだ)から携帯に電話。

 「○○(うちの旦那)が倒れた。5分位で意識戻ったけど一応救急車呼んでるから。」
 「え~!多分疲れかなぁ。わざわざごめんね。行き先分かったらまた電話ちょうだい。」

 やれやれ、なんてこったい…人騒がせな…

16:00
 再び友人の旦那から救急車の行き先の連絡。
 病院に子供二人を連れて行くのは大変だからと、友人がどろじを自分の家に連れて
 帰ってくれることに。


16:30
 病院に到着。
 救急車に同乗して来てくれた旦那の別の友人から当時の様子を聞きつつ、呼び出しを待つ。

17:00
 病院の先生からお話があるというので友人と離れ、梅子を抱いて診察室へ。
 旦那はいない。脳のCT写真が貼られている。

 『この通り異常はありません。多分過労でしょう。って言われるんやろうなぁ。
  夜遅くまで帰ってけーへんからやわ。恥ずかしいよぉ…』なんて考える。


 「実はご主人に大変なことが起こっているんです。」
 「…はい!?」

 脳内に出血が認められるため、さらに詳しく検査する。
 手術することになると思うので、他の家族も呼んでほしいということだった。
 あまりに現実味のない話のせいか不思議なほど冷静で、お互いの親に連絡を取る。


19:30
 義母・義姉・わたしの両親と共にICU内で詳しい説明を聞く。
 脳動脈瘤の破裂によるくも膜下出血との事。
 動脈瘤の位置を知るため、カテーテル検査を22:00から行い、それから手術日を決めることに。
 両親は梅子を連れ、友人の家にどろじを迎えに行く。

23:30
 翌日9:30から開頭手術を行うことになる。

 帰宅前にもう一度旦那に面会。やはりぼーっとしているがどこにも悪いところはない。


11月24日

9:30
 手術室に向かう旦那を見送る。
 「こんなんにされた」と丸刈りの頭を嘆いている。
 相変わらず意識ははっきりしているし、どこにも不自由なところはない。
 7~10時間かかるので、わたしは一旦家に帰り、梅子を昼寝させてから病院に戻る。

20:30
 手術終了後の説明を聞く。
 動脈瘤の処置は無事終わったが、手術のために右嗅覚の神経を切らざるを得なかったという。
 今後開頭手術に伴う合併症やくも膜下出血の後遺症である脳血管攣縮(脳血管が
 一時的に狭くなる症状)があるため、二週間は気が抜けないと言われる。
 帰り際に面会するが麻酔で深く眠っていて起きなかった。


11月25日

 まぶたがものすごく腫れていてびっくりするが、一時的なものらしい。
 どこにもマヒなどがない。ちゃんと話も出来る。

11月26日

 まぶたの腫れがましになる。
 どろじはわたしの母がずっといるので家では楽しそうだけど、幼稚園では
 ちょっとしたことで泣いたりしているらしい。
 ICUは子供の面会不可なのでかわいそうだ。

11月27日

 病院から電話がかかってきたので何かあったのかと、倒れて以来初めてどきどきする。
 意識がはっきりしている人はICUにいると精神不安定になるので、個室に移してよいか、との事。
 差額ベッド代が痛いけど仕方ない。しばらくは付き添いがいるそうだ。

11月29日

 義母と交替に、わたしが一晩付き添いに行く。
 薬が切れると頭痛がひどくなり、あまりよく眠れないようだ。

12月1日

 初めて子供たちを連れて面会に行く。
 どろじは頭の包帯と丸刈りとひげ面を見て、一瞬たじろぐ。
 梅子は怖がってわたしにしがみついて離れない。

12月3日

 発症後最大の山、脳血管攣縮の程度を見るため再度カテーテル検査を受ける。
 結果は良好。全く問題なかった。
 ずっと来てくれていた母に家に帰ってもらえることに。

12月6日

 シャワーOKになる。

12月7日

 心電図の機械を外す。

12月8日

 点滴を外す。3日の検査結果を改めて聞く。
 来週には退院できると言われる。

12月13日

 退院予定。


非常に無知で恥ずかしいけど、くも膜下出血は生活習慣病の一種で、メタボな中高年の
病気だと思っていたわたし。
確かに破裂の原因には高血圧・動脈硬化などがあるが(他には喫煙・過度の飲酒・ストレスなど)、
おおもとの脳動脈瘤の原因はよく分かっておらず、遺伝が関係する場合もあるそうだ。
(2親等以内にくも膜下出血の人がいた場合、脳動脈瘤の保有率は10%以上)
だから30代から発症する可能性は十分あるし、20代でも起こるらしい。
通常、動脈瘤が7ミリ以上になると破裂の確率が上がるが、形がいびつだと旦那のように
3ミリでも破裂することがある。

くも膜下出血がなぜ恐ろしい病気と言われるかというと、3割~4割が死亡、3割~4割に
後遺症が残り、2割~3割しか元の生活には戻れないからだ。
なぜ旦那が2割~3割に入れたか(嗅覚が一部失われたけど)、色々な幸運が重なったからだと思う。

1.倒れた時に一人ではなかった。メンバーの中に救急法の講習を受けた人がいて、適切に
  処置をしてくれた。
  3日前まで研修で東京に行っていたので、その時に倒れていたらと思うとぞっとする。

2.倒れた場所の敷地内に消防署があるため、救急車がすぐに到着。脳外科を持つ病院も近かった。

3.通常の半分以下の大きさで破裂したので出血量が少なかった。
  そのため出血で死ぬこともなかったし、脳血管攣縮・水頭症などの合併症が起こらなかった。


脳動脈瘤は40歳以上の中高年の5%以上の人が持っていると考えられ、年間0.05%から2%が
破裂すると言われているので、くも膜下出血は決して多い病気ではない。
さらにその中から4分の1の確率で生き残った旦那はなんて運のいい人だろう。
宝くじは当たらないけど、それ位の確率で命を拾ったのだ。
それに小さいうちに発症してよかった。
これから経過観察していけば、大きくなってから破裂して突然この世を去るという事態を
招かずに済む。


日常がいつも変わらずにそばにある幸せ。
かみしめながら生きていこう…






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Last updated  2007.12.11 23:07:33
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