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Mar 5, 2006

エジプト旅日記３(エジプト2日目)

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エジプト2日目(実質3日目)はいろんなタイプのピラミッドを見たかったので、メンフィス、サッカラ、ダハシュールなどにバスで行くことに。まずはメンフィス遺跡に。メンフィスは第一王朝が始まったときに建設された古代エジプト最初の首都。とは言え、現在はすごく田舎でのんびりとしたところ。カイロの雑踏が嘘みたいにゆったりと時が流れています。

ここの見ものは何と言っても、ラムセス二世の横たわる巨像。カイロの考古学博物館のメインのひとつとして、そのミイラが展示されているラムセス二世というファラオはエジプト史上最高とも言われているファラオ。彼はすごーくすごーく自分大好き人間だったようで、エジプト中のあちこちに自分の石像を残しているのです。有名なアブシンベル宮殿の石像もラムセス二世。

しかも、彼の面白いところは、自分より前のファラオが作った石像も、名前を刻んでいるカルトゥーシュの部分を自分の名前に変えていったとのこと。そこまでしなくても…。歴史が混乱するっつーの(笑)。

メンフィス遺跡にあるラムちゃん像も、そんな彼の自分大好きぶりが思い切り発揮されていて、普通、名前は一箇所に入れれば済むのに、壊れたり、名前のひとつやふたつを改ざんされたり(普通しないよなー(笑))しても大丈夫なように、石像のそこかしこに自分の名前が入っているんです(笑)！

なんて、笑ってますが、もしかして、「泉と似てる…のでは？」と思ってしまいました。だって、エジプト行きの前日にゲスト出演させていただいた「晴香葉子のスピリチュアルLives」で、葉子さんの持ってきたワインオープナーにサインをさせていただいたのですが、握り手の部分に書いたものの、使ってるうちに消えるといけないと思い、絶対に消えない部分にも同じようにメッセージを書いた泉…うーん、やってることはラムちゃんと同じだ。といことは、泉も偉大なファラオに！！！

さて、ラムちゃんの巨像とならび、もうひとつの目玉がアラバスタという大理石でできたスフィンクス。ギザのカフラー王のピラミッドの前にある有名なスフィンクスと比べると圧倒的にサイズは小さいですが、これはいい表情をしていてよかったですよ！