泉忠司のPleasure, Excitement, Happiness, and Love

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Dec 25, 2006

僕のサンタクロース☆

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皆さんはサンタクロースの存在を信じていますか？僕は信じていますよ。そして、サンタはクリスマスだけにやってくるのではありません。いつも近くにいるのです。

『クロスロード』のなかで共同原作・共著の晴香葉子さんが次のように書いています。

本気の恋に落ちると、恋愛ホルモンが脳下垂体から分泌され、胸が熱くなるような感情を起こします。思い出しただけでもドキドキするし、疲れていても、短い時間でも会いに行くなどの行動が起きます。

健康的には、無害ですが、軽い麻薬のように、脳が一時的にいい気持ちになり、エネルギーが沸き起こるため、恋人と一緒にいないときでも、彼・彼女のことを想像しただけで、モチベーションが上がり、自分でも驚くような行動に走ることができます。

「相手によい報告をしたい」という思いが強くなり、今まで、言い訳にしていた小さなこだわりなどは、全く気にならなくなり、夢や目標に集中して、人が変わったような成果を挙げる人もいます。

波美、驚くかな…
波美、喜んでくれるかな…
波美のために、がんばるぞ…

( 泉忠司＆晴香葉子『クロスロード－あの日の約束－』

昨日、大盛況のうちに幕を閉じたミュージカル『赤毛のアン』ではそこまで演じてはいませんが、原作のなかで、アンのことが好きなギルバートは、アンにふさわしい男、アンに気にいってもらえる人間になろうと、努力に努力を重ね、最終的には、立派な意思を持った医者へと成長します。

恋人、家族、親友、亡くなった友…思い描く人は人それぞれでしょうが、人間なんて弱い生き物で、「自分のために」という思いが土台となって頑張ることなんて、簡単に限界が来るし、ささいなことを言い訳にして、すぐに逃げ出そうとする。「この人のために」頑張ろうという人が存在するからこそ、大きく成長もするし、苦境にあっても何とか乗り越えようとする。そして、最終的に大きなことを成し遂げることもできるのです。

海都にとっては波美が、ギルバートにとってはアンが、毎日すごいプレゼントをくれるサンタクロースなんですよね。波美やアンがいないと、海都もギルバートもあれほどまでに成長できなかったはずですから。

サンタクロースはクリスマスにだけやってくるのではない。サンタクロースはいつも近くにいるのです。そして、その存在を1年に1度、意識的に強く感じることができるのが、クリスマス。だからこそ、クリスマスは自分の一番大切な人、つまり、自分のサンタクロースと一緒に過ごしたいと思うんじゃないかな。

あなたにとってのサンタクロースは誰ですか？

僕のサンタクロースは…内緒です☆

♪メリークリスマス♪

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