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シュー・ラック・イブ シューとラックも手のひらで眠るヒナにしようと試みるが、どうやら失敗に終わりそうだ。1羽ずつ持てないのもあるが、特にシューに落ち着きがなく、目を閉じようともしないのだ。隣でイブが熟睡し、ラックが口を開けてうつらうつらしているのに、袖口などをかじって遊び続ける。やはり母似だろうか。 シューは体格も一回り小さく、将来メスと判明する可能性が強い気がするが、イブの方は先に生まれた甥となりそうだ。なぜなら、個人的にグゼリの先走りと考えている行動をとっているのだ(手の中に入る際などに少しグチュグチュのどを鳴らす時がある。手の中で突如手のひらを四方八方つつく【巣作り行動】)。やはり、祖父似だろうか。 ラックは、今日は羽ばたき練習に励んで1g減ったが、28gあるから・・・オスとは言えない。何しろオッキはヒナの時30gを超えていたのだ。メスの方が良いのだが、印象的にはやはりオスか。 ・・・実はみなオスのような気がしてならないのだが、なるべくこの想像は打ち消したいのであった。 さて、我が家では道路に面した窓の前のスチール棚に鳥カゴが置かれ、団地状態になっているのだが、夜は街灯対策に二重にしたすだれを引いている。そろそろ廃れてきたので冬の前に取り替えることにした(冬にはビニールカバーをかぶせて温室化するので作業しにくい)。 今回は↓の黒いすだれとし(これと1サイズ大きいもの2種類)、放鳥時間の前半に取替え作業を行った。 背景の色が変わって少々文句もあったようだが(今は気付かない文鳥も明日の朝どうなるか・・・)、二重にはしてなくても色的に光を反射しないので問題なさそうだ。天然材よりも軽く朽ちにくいので、長持ちしてくれるのではないかと期待している。和の彩りにこだわったすだれ 60×90 黒
2008年10月31日
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こちらの様子をうかがうイブ 体重は・・・、計ってはいるが変わりそうもないので、書かないで良いだろう。 イブは、今日夜の放鳥時間に初参加した。すでに朝昼の一部の放鳥で顔見せしており、他のカゴを冷やかして回ってもいたので、飛び回り跳ね回り食べまくるおとなたちの様子を見ても別に驚きもせず、掃除と水の交換をする飼い主の邪魔をし、何とか手の中にもぐりこもうと励んでいた。 基本的に自分は人間で、周囲の鳥など相手にしないといった態度で、近づけば威嚇をする。おとな側もヒナの姿は珍しく、奇怪に思えるようなので、あえてちょっかいを出さず、見て見ぬふりをしているといった感じだ。 左手にイブ、右手にゴン。さて、残りの2羽はどうしたら良いのか、今後悩ましいところだ。
2008年10月30日
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手の中で熟睡するイブ 体重は3羽とも昨日と同じであった。 孵化26日目のシューは、フゴの縁に止まって激しく羽ばたき練習をするようになったので、明日には飛ぶかもしれない。 さて、キューの再来としてえこひいきしているイブなので、当然暇さえあれば透明ケージから出して、エサをねだれば『育て親』で与えている。 このようなことをして良いものだろうか?何しろある飼育本は、生後2~3週間は一日6回、3~4週間では5回、4~5週間で3回、5~6週間で2回と、さし餌の回数を成長に従って減らすように主張しているのだ! しかし、はっきり言ってしまうが、これはまったく不自然でお薦めできない方法論だ。なぜなら、成長すると言うのは親鳥と同じ体になることで、その成鳥の文鳥が、数十分と間をおかず何かしらついばんでいなければならない生き物だ、という一度でも飼ったことがあれば知っているはずの事実があるからだ。その常識を踏まえて、冷静に考えれば誰でもわかるだろう。なぜゆえに、成鳥に近づけば近づくほど、エサの回数を、成鳥では有り得ないほどの間隔にするのが自然化不自然か。 ヒナが成長すれば、そのうは収縮して成鳥に準じる大きさになるはずで、そのうに多くを貯められない以上、少しずつ多くの回数を与える方がむしろ自然なのだ。むしろ、そのように少量ずつ多回数の摂食が必要になるからこそ、親鳥なり飼い主からの給餌を待ちきれずに、自分で食べるようになり自立(ひとり餌)となるのだ。それは、わざわざ一日2回などという長時間の飢餓状態を強いる異常行為をしなくても、数時間も間を置けば同じ結果になる性質のものと言えるだろう。 つまり、ヒナの成長とともにさし餌の回数を減らすなど、その生態から見てまったくナンセンスなのだ。それで経験上問題が生じなかったとしても、理屈がなく不自然である以上、それを他人に薦めることなど出来るはずもない。もちろん、生後2ヶ月に近づいてもひとりエサになる気配がなければ、少々極端な飢餓状態にして自立を促しても良いだろうが、それ以外では、回数は増やさないまでも減らさないことを強くお薦めしたいと思う。
2008年10月29日
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巣材をかじろうとするイブと真似するシュー 体重は孵化31日目のイブが27g、25日目のシューが25g、24日目のラックが29gであった。 シューはだいぶ脚がしっかりしてきている。かなり神経質なタイプで、物音に敏感に反応して動き回りすぎるくらいに動く(ラックは踏まれる)。母親が無邪気なシズなので、そういった感じになるかと思ったが、案外気の強い女王様タイプになるのかもしれない。 それほど大きくは見えないのに、体重は29gあるラックは、その体格も顔つきも父のポンに似ている。祖父のデコが隔世遺伝で身に付けたノロの天然ボケを受け継いでくれるのではなかろうか。 イブは、なぜかものすごく出来が良い文鳥に思える。簡単に言えば祖父のキューに似ているし、ずっとたどればヘイスケを思わせる。この2羽を、飼い主は尊敬、最近のはやり片仮名英語で言えば「リスペクト」している。なぜかと言えば、妙な仮定だが、自分が文鳥であったとして、きっと真似できないからだ。いくら頑張ってもあそこまで巣作りに打ち込めないし、文句も言わずに女房以上に子供の面倒は見られない。イブにもそうなって欲しいところだ。 そう言えば、キューの名前を決定づけたマラソン選手の高橋さんが引退されたが(9代目なのでキューにしようと考えたものの、キューちゃんでは九官鳥だろうと二の足を踏んでいたところ、キューちゃんの愛称で知られる高橋尚子さん彼女がレースで復活優勝した)。我が家のキューは今日も元気だ。3羽のヒナたちは、飛びまわるようになったら、やはりキューの後を追いかけるのだろうか、それとも態度も顔もでかくインパクトのあるアトを追いかけるだろうか、楽しみなところだ。
2008年10月28日
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飛んでいるイブ 体重は、イブ26、シュー25、ラック29gだった。 ところで、毎度のことのような気がするが、イブは我が家史上最高に愛らしいヒナになっている。少し大きめの顔はりりしく、無理をしない行動は賢い。手の中で横向きに眠る甘えん坊だが健気だ。例えば、一日中遊んでいたいところだがそうも行かないので、例の専用ケージに入っていてもらう。しばらくして様子を見ると、止まり木の上で静かにたたずんでいる。そして、日が沈み暗くなると、底のマス箱の隅でやはり静かにしている!・・・、それがどうしたと思われるだろうが、飼い主の目では健気以外の何物でもないのだ。 しかし、これが一ヶ月もしないうちに変わってしまうのだから、嘆かわしいと言うべきか、頼もしいと言うべきか。
2008年10月27日
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奥が「アポ」改めラック 今日は、これまで増加の一途だった孵化22日目の「アポ」が29gで変わらず。飛び回りおとな文鳥たちにの顔見せもし、日中は昨日のケージで一羽でいる時間が長かったイブはさらに増えて28g、21日目のラクは26gで変わらず、食い気より遊びたいイブは27gと変わらず。食欲が減っているわけではないが、はばたきなどの自主トレに余念のないシューは、25gと体重をさらにで減少させた。 なお、「アポ」は「アホ」になるといけないので、ラックに改名することにした。全身真っ黒、ブ「ラック」だからだ。「マック」ロ、クロも候補だったが、クロは先祖に存在した名前だし、マックはオス限定になりそうなので、ラックに落ち着いたのだった(あくまでも飼い主個人の頭の中で選考している)。たぶん「ラクちゃん」とか「ラクさん」と呼ばれるであろうこの末っ子には、何事もお気楽であって欲しいところだ。 シューはそのままにすることにした。活発な動きが秀逸なのでちょうどよさそうだ。メスでも暴走族の姐御の名称には有りそうだし・・・。問題は、やたらとイブを尊敬している気配のある点だ。我が家には、ヒナ羽毛時から特定のオスを追い掛け回した前例があり、その文鳥はシューにとっては・・・祖父の祖母にあたるのだ。もし、両者が異性だと、ややこしいことになりかねない。少し楽しみでもあるが、実現したら困る。 さて、ヒナの暖房機として、コードレスの親鳥型発熱ぬいぐるみがあれば良いのにと思っていて、ぬいぐるみではないが、2年前にSANYOが充電式のカイロを作った時は、これは鳥でも使えるはずだと思った。 しかし、初期バージョンは充電時間が長かったので購入せず、その点改善された昨年版は、人間用に買おうと思った年末には品切れ状態となっていた。そこで、今年はまだ寒くない時期に買うことにした。 個人的には、充電時間の短縮はこの程度(3時間)で十分なので、連続使用時間を延ばしてもらえると有難い(現在最大7時間)。文鳥の通院時などの保温に使える気がするのだが、さて実用性はどうだろう。機会があれば試してみようと思う。即納可能! サンヨー KIR-S3S 充電式カイロ(eneloop kairo) 充電して、くり返し使えるカイロ。
2008年10月26日
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翼を伸ばし準備体操をするイブ 最終回の餌づけでかなり食べ、体重はイブ27、「シュー」26、「アポ」29gだった。 今日は、イブが「ピィヤ!」と朝から騒々しかった。飼い主が部屋を出入りする音に正確に反応し、ダンボールの中から「ピィヤ!」と鳴くのだ。いかに抜き足差し足と忍び、ドアを閉める音を立てまいと苦労してもイブをだます事は出来ない。 これはいつもの事だが、今回は約一週間違いのヒナと一緒なので、この騒音が安眠妨害になっては困る。そこでイブだけ取り出して遊んでやると、30センチほど顔に向かって飛んできた。初飛行、つまり巣立ちだ。 もちろん、文鳥の場合、ヒナが巣から飛び立ったところで親の庇護から自立したわけではない。巣から離れるまでに成長し、親に従って巣の外の世界で生活し始めるだけで、これからエサのとり方などを親鳥から学ぶ(真似る)期間となる。つまり、文鳥のような小鳥の巣立ちは、自立の第一歩に過ぎないのだ。 とりあえず、明日からは、餌づけ終了後イブだけ少し遊び(これが親鳥代わりの作業)、日中は↓の施設でも生活してもらおうと思う。下のヒナたち、特に「シュー」はイブの真似をしてすでに羽ばたき練習を始めているので、イブが日中一羽でさびしい思いをするのも、数日のことだろう。
2008年10月25日
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遊び場のワラにまみれるイブ 今日は、孵化20日目の「アポ」がさらに増えて28g、21日目の「シュー」は26gで変わらず、食い気より遊びたいイブは26gで初めて減少した。 さて、我が家ではヒナをフゴというワラ製の容器で育てることが多い。現在のはカワイ(KAWAI)社が昨年リニューアルした糸を使わないタイプのものだ。このリニューアルは同社のワラ製品全般に及ぶものだったが、中華人民共和国内での工場移転問題と重なり生産量が安定せず、長期の欠品といった最悪の事態を招いている。末端小売店『文鳥屋』としては、店の在庫が切れるのが先か、生産され流通が回復するのが先か、うんざりする状態なのだった。 一寸先は闇で、店の商品から自家用に回した時は、フゴの欠品状況に気付かず、仕入れようとしたら「4個しかない。メーカー欠品入荷未定」などと卸売り会社に宣告され、驚いたと言うより、またかとあきれたのであった。 個人的にはこの仕様だと網目から牧草の細かなくずが抜けてしまうので(使っている牧草【アラタ社の若草一番】は柔らかいが細かいくずが多い)、昔の糸でくくる仕様の方が好きだ。代替はないか考えたが、マルカン社のフゴは、ホームセンターなどで見る限り、どうも形状が安定しない印象があるので手を出せないのであった。これも中国製なので、日本で手内職で作ってくれる奇特な人がいないものかと思う(軽い国産フゴはあったのだが、それも生産しなくなったのだそうだ)。 なお、体重測定にも使える遊び場として、プラスチック升箱に稲ワラを切って敷材としたものを用意している。歯ごたえがあるらしく、イブを入れると、ひたすらワラをかじっている。あと数日したら、こちらに移すことになるかもしれない。
2008年10月24日
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フゴの縁に乗るようになったイブ 今日は、孵化20日目の「シュー」も19日目の「アポ」もそれなりに食べ、ともに26g・27gだった。一方。孵化26日目のイブは27gで変わらずだった。イブは羽ばたき練習も始めており、少し早めに飛ぶかもしれない(我が家は29日目以降に飛び始める)。 さて、 性別予想は、イブがオス、「シュー」「アポ」がメスとなっている。これは多分に願望が入った予想で、ほとんど根拠が無いが、とりあえず3羽すべてが同性でなければ、組み合わせは何でも良い。何しろ、「アポ」とキューの孫・子であるイブ・「シュー」のいずれかを夫婦にするのが目標なのだ。 もともと、ヤッチとハルが夫婦になはずだった。ところがオス同士なので、子供同士を夫婦にしようとしたら、キューとデコはやはりオス同士だった。さらにその子供同士を夫婦にしようとしたら、テンとポンもオス同士だった。3代にわたって当てが外れ、6羽連続でオスが生まれているわけだ(卵段階で飼い主が選んでしまっている)。 今回は、3羽なので、すべてが同性になる確率は4分の1に過ぎないはずだ。まして、オス3羽の可能性は8分の1だ。つまり、75パーセントの確率でヤッチ系統とデコ系統の異性が誕生していることになる。さてどうなるか・・・。
2008年10月23日
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「シュー」・「アポ」・イブ 今日は、孵化19日目の「シュー」も18日目の「アポ」もよく食べて、ともに26g。孵化25日目のイブは27gで変わらずだった。 ところで、26とか27gはヒナの体重としてどうなのか、これまでのデータを見る限り、我が家では普通だ。世間的には違うのだろうか?少々頼りない知識に流されがちな部分もあるような気がしてしまうアニファの飼育本を見ると、生後20日目のヒナの「平均体重」を約21.5g、28日目が約25gとなっている。 この本が「平均」と比較すれば我が家のヒナたちはずいぶん重たいが、これは複数羽の中で育ったため、栄養が十分ではないヒナの場合に限られるのではなかろうか。我が家の場合は、親鳥に育てられる段階から一羽っ子なので、はじめから栄養豊かに育っていることが多く、そうでない場合も早々に体格が大きくなり(キューは16日目19gから22日目28gに激増している)、後は増加しなくなる。 そもそも、ヒナの成長は、まず内臓の消化器官が先行して発達し、大量に消化吸収する準備を整えた後に体格を大きくし、さらに羽毛の発達などにつながる。親鳥から引き継ぐ孵化16日目頃は消化器官は成鳥より目覚しく活動できるはずなので、どんどん食べてそれが身につく状態にあり、それでも生まれながらの資質があるので、一定の体格となれば体重増が止まるはずなのだ。 つまり、健康で栄養を十分に与えられたヒナなら、生後20日程度で成鳥の平均体重くらい超えている方が、実はよほど自然と言えるのである。従って、生後3週間で20g程度(満腹時)の文鳥を買ってきた場合、それはそれ以前が栄養不足だったと見なされるので、どんどん食べてもらって大きくなってもらわねばならないし、もし食べなかったり体重が増えないなら、エサの内容や与え方や環境(温かく安静な場所で無いと消化が遅くなり、成長も遅くなる)、そして病気を疑っても良いだろう。 ただ、これは平均的な体格の場合で、例えば『育て親』でエサを与えにくいほど口が小さければ、先天的に小柄な文鳥になる可能性が高く、それなら20g程度で推移しても不思議は無い。 我が家にも、以前は成鳥時22gの小柄な文鳥がいたので、その体重の変遷を記録していれば良かったのだが、データを取り始めてからの文鳥たちは、成鳥時26~31gのオスたちばかりだ。よりいろいろサンプリングしたいのだが、今回の3羽も、我が家的な平均タイプのように思われる。・・・何にしろ、元気に育ってくれるのが一番だが。
2008年10月22日
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今日のヒナたち 今日も特に問題なく、24日目イブ27g、18日目「シュー」24g、17日目「アポ」25gだった。「シュー」「アポ」は口が大きくないので(『小さいほど『育て親』での給餌が面倒になる)、巨体化はしないように思われる。 イブはかなり脚元がしっかりし、人の声がすれば「育雛室」から呼びかけてくるようになった。明日あたりからは翼を広げての運動を始めるだろう。一週間ほど幼少のヒナと同居しているので、おっとりと晩成の方が釣り合いが取れるのだが、そうはうまくはいかず、通常より早熟になるのではなかろうか。「シュー」「アポ」の安眠を妨げそうなら、対応を考えないといけない。
2008年10月21日
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「シュー」と「アポ」の横顔 孵化17日目の「シュー」と16日目の「アポ」は未消化便(アワ玉がそのままの形でフンに混じる)もしているようだがよく食べて、最終的にはともに24gとなっていた。一方そろそろ遊びたそうな孵化23日目のイブは27gで安定している。 さて、文鳥などという生き物は、手の中に包めるほど小さい、何と重量25g程度に過ぎないものだから、飼ったことのない人、もしくは飼った経験はあっても幼かったり忙しかったり思い込みに身を任せ観察を怠っていたなら、性格の違い、個性にほとんど気付かずにいても不思議は無い。しかし、手乗り文鳥を飼ったら、その個性の激しさに気付かないようでは、人として情けないかもしれない。もしかしたら、人間中心の非科学的で前近代的な愚かしい思い込みに毒され、目の前の真実を読み取る現代的な人間性から来る柔軟性がないだけなのではないか、とすら思われてしまう。さらに調子に乗って言ってしまえば、文鳥の一羽一羽に存在する個性に気付かないような飼い主は、観察力が完璧に欠落した自分自身の珍しい個性に向き合って、人間社会において周囲の人に迷惑をかけないように生きていくべきではないか。・・・と、文鳥好きからは冷たい目で見られてしまいかねない(何と思われようと、痛くもかゆくも無いはずだが・・・)。 つまり、何羽も、特に手乗り文鳥と付き合ってきた人なら、一羽一羽が恐ろしいくらいに個性的なキャラクターを持って生きているこの小さな生物に、驚嘆せずにはいられないのである。何しろ、その個性は、ヒナの時から持っている先天的なものなので、同じように同じ人が育てても違ってくるのだ。このような多様な不確実性、しかも「精神的」な個別の大きな格差の存在は、まさに「人間的」であり、それを有する生き物は、もはや知的生命体と呼ぶべきなのかもしれない。25gでありながらそうなのだ。 従って、孵化2、3週間の些細な行動を観察しながら、その「鳥となり」を見定めようとするのは、乳幼児の行動から将来の人となりに思いをはせるのに似通ったものがあると言えるだろう。つまり、ほとんど外れるにしても、それは楽しい空想なのだ。 そういったわけで、一日餌づけをしながらヒナたちの性格を考えた。反応が機敏で人の顔をよく見るイブは、いかにも利発そうだ。はっきり言えば天才ではないかと思える。目も釣り目なので、祖父のキューに似た文鳥になるかもしれない。そのキューの子供の「シュー」は、ややつり加減の丸目でやたら騒々しく動き回るところを見ると、父より母のシズに似ているようだ。愛嬌のある見ていて楽しい文鳥になってくれるかもしれない。そしてやや垂れ目の「アポ」は、その外見からも祖父デコ・父ポンの特性を受け継ぎ、おっとらのんびりした、人の気持ちを和ませる文鳥になってくれるかもしれない。 いずれにせよ、大過なく元気に育って欲しいし、育てたいところだ。
2008年10月20日
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「シュー」・「アポ」・イブ 放鳥時間の開始と同時に、キュー・シズから孵化16日目の「シュー」を、ポン・アイから孵化15日目の「アポ」を引き継いだ。「シュー」と「アポ」の見分けがつくか不安だったが、有難いことに翼の羽の色が違った。「シュー」の翼には白い羽が多く見られるのに対し、「アポ」は真っ黒だ。それでも、念のため脚に目印の紙を巻き、イブのいるフゴ(わら製のオハチ)の中に入れ、早急に「育児室」に戻したわけだ。 ヒナのいなくなった箱巣から産座の皿巣を取り出し、新しいものと交換する。キューの努力の結晶である巣は残したいところだが、ヒナのフンもあるので撤去する。明日から、また巣作りを頑張ってもらおう。 放鳥が終わって、ヒナたちの様子を見ると、上の写真のように間隔をとった位置取りをしていた(「シュー」の目印は早くも取れてしまった・・・)。警戒しているのだろう。 左手を上にのせるようにして餌づけを始めると、「アポ」は何の迷いもなく口を開け、それに引きずられて「シュー」も口を開けた。一羽っ子だったイブは困った様子ながら、毛嫌いする様子もない。しばらく一緒で大丈夫そうだ。 体重はイブは昨日に変わらず27g、「シュー」「アポ」は22gだった。「シュー」は箱巣で見た様子では大きそうだったが、装飾豊かな寝床にいることによる錯覚だったようだ。実際は大きからず小さからずといったところだ。すでに親鳥から十分に栄養をもらっていたので、今後も劇的に巨体化することはないように思える。 いちおう、「シュー」「アポ」をメスと予想しつつ、の3羽の今後に期待したい。キューの作った巣
2008年10月19日
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孵化21日目の文鳥ヒナ イブは今日は食欲控えめで、体重は27gのままだ。体重は変わらないが羽毛はずいぶん生えそろってきた。明日からは一羽っ子でなくなるが、さてどのような反応をするだろう。 イブの名前はこのままになりそうだが、問題は後の2羽で、とりあえず幼名を考えないといけない。面倒なので次郎(ジロ)・三郎(サブ)、もしくはイブときたらサン・ローラ(ン)・・・、いろいろ考えた末に出した結論は、「シュー」・「アポ」だ。誰の子かわかるように両親から一字ずつとってきたわけだ。「シ」ズとキ「ュー」の子はシュー、「ア」イと「ポ」ンの子はアポ・・・。 見分けがつかなくなると困るので脚輪をしようと考えたが、はずすのが面倒なので、紙に名前を書いて脚に付けておくことにした。今から用意しておこう。
2008年10月18日
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孵化20日目、だいぶ羽毛が開いてきたイブ イブは今日は日中結構食べて27g。どんどん賢そうな顔立ちになっている。 やや釣り目が父似、短く太いクチバシが母似だろうか、何となくオスのような気がしてしまうのだが、はたしてどうなるだろう。 一方、毎日のぞき見しているキュー・シズのヒナも順調だ。こちらはイブより一回り大きいように見える。19日の引き継ぎ時にはどの程度あるか、興味深いところだ。やや大きいかもしれないキュー・シズのヒナ(14日目)
2008年10月17日
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孵化19日目イブの顔と尾っぽ イブは今日はわりと控えめに食べて、体重変わらず26g。これまでの体重の変遷は、父親のテンの16~19日目とまったく同じになっている。 我が家では一羽っ子政策がとられ、また体重は最終の餌づけ後に量るので、お店で売られているヒナよりも重いようだが、初めからしっかり大きいと、毎日体重が増えていく面白さがないような気がする。その点、親からの餌づけが順調でなかったらしいキューは、16日目が19gで、以降21→22→24→25→26→28と増え続けてわくわくしたものだ。 そのキューの2番目の子は、今回は母鳥も元気で、すくすく大きくなっている。最近は毎日のぞき見をさせてもらえる(留守の時間帯がある)ので写真を撮っているが、こちらはイブより重量感があるかもしれない。楽しみなところだ。孵化13日目のキュー・シズのヒナ
2008年10月16日
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孵化18日目朝のイブ イブ(面倒なので「」をとって正式名称にする)、今日は最終的に26g。しっかり食べ、何の問題もなく育っている。 親馬鹿のひいき目では、なかなか利発な顔立ちで、ずっと見ていたいところだが、もちろんエサを与えたらすぐに「育雛室」に戻す。寝る子は育つ、なぜなら寝ている時に消化器が働いて栄養を吸収するからだ。そして、日中は消化しきれない分はそのうに蓄積され、それを夜間寝ている間にせっせと消化する。従って朝にはそのうは空っぽになるわけだ。従って、もし万一、朝になってもそのうにエサが見られたら、何らかの問題があると見て良い(病気・環境温度が低い・エサの問題など)。 我が家の場合は、午後6時の餌づけでそのうがいっぱいになり、さらに午後9時過ぎの最終の餌づけで補足するのだが、その時そのうに満杯だったエサが、写真のように午前7時過ぎの朝一の餌づけの際には無くなってしまう。10時間あると消化するわけだ。 一体どれくらいでそのういっぱいのエサが消化するのか、少し興味があるが実験したことはない。個体差もあれば、エサの種類や質にもよるだろうが、10時間で空になるので、我が家の場合は8時間くらいで消化しているのではなかろうか。となると、朝は数時間空腹の状態にあるのだろうか。 確か成長を促進するために遅くまで餌づけをする流儀があった気がするが、消化の早いパウダーフードならそれも理屈として有り得そうだ。また、アワ玉主体でもそのういっぱいを消化しきる時間、仮に8時間なら8時間以外は餌づけし続けるという選択肢も有り得るかもしれない。しかし、空腹の時間が数時間でも必要なのかも知れず(消化器官の休息のため必須なのかは不明だ、少なくともそのほうが自然ではある)、難しいところだ。 さて、ヒナが大量に食べるようになったためか、キュー・シズは夫婦そろってカゴの外に出ることが多くなり、ポン・アイは、今夜ポンが育雛を交代するためにカゴに自主帰宅をし、代わりに妻のアイが久々に遊びに出てくるといった姿が見られた。ポンをほめてやりたい。 一方、長老のゴンは、今日は久々に出てこなかった。昨日の放鳥時間は、エサを食べながらチラチラこちらの様子をうかがうので、意を汲んで捕まえると、手の中で30分ほど静かに眠っていたのだが・・・、何とも気難しい年寄りだ。これこそ「ツンデレ」と言うやつだろう。
2008年10月15日
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孵化17日目の「イブ」 それほど大量に食べている印象はないが、「イブ」の体重は25gとなった(最後の餌づけを終えた21時過ぎに量る)。今のところ、わりにおとなしく手がかからない。姿は、片翼の風切りが2枚ほど白いようだが、おおむね真っ黒になりそうだ。 餌づけは、手のひらに乗せて行っている。一羽だとこの方が与えやすいのだ。当然ながら、松山油脂のハンドソープ(液体石鹸)で手を洗ってから臨むことになる。宣伝のようだが、このハンドソープはアワ切れが良い上にシソの香りがすがすがしく、かなり気に入っている。 キュー・シズ、ポン・アイのヒナは、19日に同時に引き継ぐつもりだ。 キュー・シズの方は今日確認したが、ちょうど目が開いたところのようだ。順調に育ってくれるだろう。
2008年10月14日
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孵化16日目の「イブ」 夜、放鳥開始と同時にカエから「イブ」引き取る。フゴに入れ、それを「育雛室」に入れて、そ知らぬ顔で戻り、箱巣の産座に据えた皿巣を交換し、すでに4個ある卵を擬卵に替えカゴを元に戻した。 1時間以上たってカエが帰りたそうなので捕獲し戻したが、ヒナがいなくなったことについて、さほど苦情はない様子だった。お疲れさまと感謝せずにはいられない。 放鳥終了後、「イブ」に餌づけを行う。そのうはすでにパンパンなので、回数は2口だけだったが、特に不信感も無く素直に食べていた(自家製スペシャルパウダーを後で混ぜるので、アワ玉と市販のパウダーフードの比率は450g対30gに変えた)。体重は23g。明日から元気にたくさん食べてくれるだろう。 なお、「育雛室」は少し改良した。乾燥予防のためにタオル掛けにぬらして絞ったお手拭をかけているが、その下に100円ショップで買ったプラスチック容器に水を張って置き、お手拭をその水面に浸す状態にしたのだ。それでも湿度は40~50パーセントに過ぎないが、フゴの中では10数パーセント数値が上がる。ワラ製のフゴや敷材がそれなりに湿度を調整してくれるのだろう。たまにごく小さい時期のヒナ同様に湿度を70パーセント以上にしようと頑張る人がいるものだが、生後2週間も過ぎたヒナなら乾燥さえしなければ問題はおきにくい。どの程度を乾燥と見るかは難しいところだが、最低40パーセントを目安にしておけば良いものと思う。 さて、東京都台東区下谷2丁目の小野照崎神社と言えば、6月に紹介させて頂いたHP『二人散脚』で存在を教えてもらった文鳥の絵馬(何か違和感のある表現だが・・・)が「売られている」神社だ。 是非入手したかったが、さすがにそれだけのために横浜市から下谷まで行く気にはなれずにいた。それを、本日家人(母親)が買い求めてきてくれたのだった。何でも、文京区千駄木を実家とするこの人物は、下谷界隈の高校に通っていたそうで、半世紀ぶりくらいに周辺を歩いてみたかったらしく、法事のついでに妹たちと散策してきたと言うのだ。 800円もするありがた~い絵馬は、どこをどう見てもノーマル文鳥が筆に乗って澄ましている絵柄だ。一体いつからこの絵柄になったのか詳らかではないが、江東区亀戸3丁目の亀戸天神社などで「売られている」ウソ鈴のモデルは文鳥以外の何物でもないとして、江戸時代後期の文化人を中心とした文鳥愛好の隆盛を思い描く私は、それが江戸時代以来であっても驚かない。 なお、祭神の小野篁と言えば「子子子子子子子子子子子子」を読めと言われて、即座に「ねこのこのこねこししのこのこじし(猫の子の子猫、獅子の子の子獅子)」と答えたとの逸話を残す平安時代の天才だ。・・・つくづく動物に縁のある人なのかもしれない。
2008年10月13日
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孵化15日目の「イブ」 テン・カエの子、11代目の「イブ」の引き継ぎは明日の予定ながら、ポン・アイのヒナの一週間後検査に便乗し、放鳥終了30分前にのぞき見する。 いたって順調。箱巣のふたを開けると逃げ腰になる。もう引き継いで良いのだが、一応あと一日待つ。なお、余力が十分らしいカエは、すでに次の産卵をはじめ、2個産んでいた。若いメスには珍しいことではないが、実にたいした者だ。 ポン・アイのヒナも問題なく成長している。おそらく3羽とも「真っ黒」になり、特にキュー・シズとポン・アイのヒナは初期段階で見分けがつかなくなる可能性がある。何か特徴が見つからなければ、脚輪をする必要があるかもしれない。孵化8日目のポン・アイのヒナ
2008年10月12日
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孵化8日目のキュー・シズのヒナ 夫婦間にどういった取り決めがあるのかわからないが、昼の短時間放鳥時に限って、キューとシズが夫婦そろってカゴから出てくることがある。今日もその留守にヒナの写真を撮ることが出来た。当然のように元気でたくさん食べている。 ところで、首にあるエサ袋、エサを一時的に貯めておく「そのう」という器官を、左右に1つずつ存在していると誤解している人が意外と多い。そして、片方ばかりがふくれると悩んだりする。しかし、実際は首の周りに袋が1つくっついていると理解すべき形状なので(たくさんエサが入った状態を下から見るとつながっているのがわかる)、何かの加減で中身が右側に偏ったり、その逆だったりしても別に異常ではない。気にする必要は皆無なのだ。 なお、ボレー粉・カトルボーン・煮干粉・米ぬか・そば粉で作ったスペシャルパウダーに既製品の粉末緑餌を加えることにした。これは、タンポポやクローバーなどの野草類で出来ている飼料で、成鳥の配合エサにも少し混ぜているものだ。 「雅(みやび)」などという名前からして高級感があるが、効果のほどは不明だ。
2008年10月11日
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トウモロコシに恍惚状態のゴンナ様 今日はアト・メイの卵の孵化予定日。朝、特に変化なし。夜には箱巣の中を確認するつもりでいたが、昼の水交換時、底トレーに冷たくなっている孵化直後と思われるヒナを発見した。 目の辺りに少し外傷が見られる。おそらくアトが、お腹の下に出現した異物を、当然の義務として片付けてしまったのだろう。我が家では例の無いことと言っても良い事態だが、オス文鳥の行動として珍しいものでもない。 とりあえず、我が家の「規定」では、息があっても無くてもナマモノにすぎない物体ではあるが、「文鳥墓苑」の隅に埋めた。 アトは今後も繰り返すかもしれないが、顔大短身の暴れ者も、そのうちに落ち着いてくれるだろう。 さて、八百屋で「現品限り」として、まだトウモロコシを売っていたので買ってきた。現品限りでない物が八百屋にあるのかは不明だが、とにかく今シーズン最後の最後だろう。 最近さらに動きが鈍ってきた感のあるゴンもたらふく食べて満足そうだった。
2008年10月10日
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ヘブンリーブルーのさく果 揚州とネパール、毎日採種を続けています。かなり採れそうなので、1袋12粒にして、早春頃に特設ページを設け、希望者がいれば頒布しようと企んでいます(送料は負担してもらいますが・・・。文鳥屋の注文と一緒なら無料になりますけど)。 ところで、今年は西洋朝顔ヘブンリーブルーと同じプランターに混栽の形になっていましたが、日本の朝顔とは遺伝子レベルで別種なので、雑種化する心配は無いです。花の形は同ですが、西洋朝顔の種を包む実であるさく果は、かなり異質なので、採種の際も間違えることはほとんど考えられないと思います。私は、どうもこのヘブンリーブルーのさく果の形が朝顔のイメージからずれていて嫌いです。
2008年10月10日
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孵化6日目のキュー・シズのヒナ 聞こえてくるヒナの鳴き声は、テン・カエの子「イブ」のものだけだ。後の2羽は実に静かだが、これは経験上静かな方が普通で、「イブ」は元気が良すぎると言える。1羽っ子は口を開ければすぐに給餌されるので、大げさに鳴く必要が無いのだ。 さて、いくらヒナの鳴き声がしなくても、天才のキューのことなので、飼い主ごときが心配するなど恐れ多いくらいだが、隙があればのぞき見する気でいる。そして昼の飲み水交換の短時間放鳥の際にチャンスが訪れた。キューとシズが一緒に外に出てきたのだ。 ヒナ、やはり何ら問題ない。孵化6日目で矛盾する点はなさそうだ。これからもすくすく育ってもらいたい。 ヒナの引き継ぎ準備は、今日で完了した。アワ玉330gにパウダーフード30gを加えて容器でシャッフルしたし、昨日書いたようなもの(ボレー粉・カトルボーン・煮干・米ぬか・そば粉)を粉末にして混ぜたスペシャルパウダーも作った。 ボレー粉その他はすり鉢ですって粉末にするのだが、昔はすべてのボレー粉を完全に粉状にしようとして大変な骨折りをした。今はそういった疲れることはしない。ある程度ゴリゴリすったら、ふるい(茶こし)にかけて、茶こしを通過した粉末だけを使うのだ。茶こしに残ったボレー粉は草花の肥料にする。 「育雛室」の稼動試験も行った。底に敷くシート保温器(『ピタリ適温1号』)はずいぶん昔から使っているが(5、6年にはなるはず)、問題ないようだ。フゴの外が温度28.6℃・湿度52%の時に、フゴ内部は温度31℃・湿度62%くらいになっていた。もう少しサーモスタットの設定を下げてもよさそうだ。
2008年10月09日
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突如咲いた富士桜(豆桜) 3月に980円で購入したミニ盆栽は、富士桜(豆桜)は春咲かず、姫夏椿(ヒメシャラ)は夏咲かず、木が若いのか環境が悪いのかと思っていましたが、なぜか今日になって桜が咲きました。 晩夏から葉が枯れ、9月末からまた葉が芽吹き、どうする気なのかと考えているところでの出来事でした。 現在、ヒメシャラも同様の経過をたどり若葉が芽吹いているのですが、まさか冬に咲くことは無いでしょうね・・・。
2008年10月09日
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ミカンを押さえつけて食べるサイ ミカン、正確に言えば温州ミカンの季節となった。今シーズンは、毎日1個ずつ放鳥時間に提供するつもりだ。 とりあえず3羽のヒナは育っているので、引き継ぎの準備を始めた。基本的に昨年同様で、ガラスケースにフゴを入れ、敷材は牧草、底にシート保温器、上部のヒーターはサーモスタット(温度調節器)に繋ぎ、それらを大きなダンボールで覆う。真冬でも大丈夫そうな重装備だ(真冬だとダンボールをやや小型にしてダンボールの上に布をかぶせる)。 エサは普通のアワ玉にパウダーフードを1割未満加えてシャッフルしておき、それに自家製粉末(ボレー・カトルボーン・煮干・米ぬか・そば粉)と青菜ペースト(小松菜・豆苗)をその都度適当に混ぜる予定だ。
2008年10月08日
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おそらく孵化10日目の「イブ」 9月30日に孵化初日にしては大きいと思われたテン・カエの子「イブ」だが、今日確認したところ、孵化10日目頃のヒナの容姿をしているので(開きそうな目・筆毛が伸びた翼・うっすら見える尾羽)、28日には孵化していたのが正解のようだ。 従って、引継ぎは13日頃となるだろう。 一方、10月5日孵化のポン・アイの子は、しっかりエサをもらっていた。青菜をたくさん与える方針のようだが、おそらく問題なく育ててくれるだろう。 このヒナと、キュー・シズが完璧に育てているはずのヒナは(この夫婦は放鳥時間も半々に交代するので、巣篭もりによる運動不足の心配をする必要が無い。なお、約一週間ぶりに外に出たカエは、また当初の運動神経劣弱に戻っていた)、20日頃に引き継ぐことになるだろう。 さらにアト・メイのヒナ(「トメ」)が10日頃に孵れば、引き継ぎは25日くらいか(孵化14~16日目を目安にしている)。どういったことになるか、いろいろと用意しておかねばなるまい。孵化3日目のヒナ
2008年10月07日
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今シーズンは休養らしいマル ポン・アイがしっかり育てているのか疑念があるものの、連日見るのもどうかと考え今日はのぞき見しないことにする。万一の時はキューに仮親を頼もうかと少し思案しているが、やはり放っておくのが賢明かもしれない(余計なことをして育雛放棄されたら困る)。 ところで、嫁3羽は巣篭もりで外に出ず、エコは抱卵のため自分で帰るようになったので、放鳥終了後の帰宅が楽になっている。自主的に帰れず、照明を消して捕獲しなければならないのがシンだけになっているのだ。 それにしても、シン、テーブルに降りておやつを食べるわけでもないのに、2時間近くもお腹が減らないのだろうか?抱卵時には自主帰宅出来るのだから、帰ろうと思えば帰れるはずだが、まったく何を考えているのか不明だ。
2008年10月06日
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ノロ系6代目にしてヘイスケ系10代目第2子 我が家に来て一ヶ月足らずのエコは、今日までに3個の卵を産み、今夜は何とか自力で戻ろうと長い時間努力を続け、夫のハルの導きもあって(カゴの近くで右往左往するエコの前を通り過ぎてカゴに帰り、つぼ巣の中でじっとエコの様子をうかがうのだ)自主帰宅に成功した。なかなか賢い。 その後は、ポン・アイのカゴを引っ張り出すなど、周囲の喧騒にもめげずに、つぼ巣に篭っていた。ウチの嫁文鳥たちはみな「当たり」と言って良い。 さて、そのハルのひ孫が孵化していた。そのうにはまだエサがないので、しっかり育てるのかはわからないが、孵化したてには給餌しないのが普通なので問題ないと思いたい。 孵化する時間が朝方だと夜には給餌されるようになっていて、夕方くらいだとまだ給餌されないといった違いかもしれない。 これで3羽順調に孵化している。引継ぎの準備を始めなければならない。
2008年10月05日
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孵化初日のヒナ(10代目2番手) 今日はキュー・シズおよびポン・アイの卵の孵化予定日だ。朝から様子をうかがったが、聞こえてくるのはテン・カエのヒナの「ゲッ・ゲッ」と力強くなった鳴き声ばかりだ(あのヒナは大きくなるかもしれない)。 放鳥終了30分前、確認する。ポン・アイの卵は孵っていなかったが、キュー・シズの方は孵っていた。撮った写真を確認すると、ずいぶんたくさんそのうにエサが入っている。このヒナは良く出来た清潔な巣の中で、ぬくぬくと何の問題もなく、両親が運んでくるバリエーション豊かなエサで育ってくれるだろう。 このヒナと、明日には生まれているかもしれないポン・アイのヒナの名前は未定だ。しかし、来週孵化するかもしれないアト・メイのヒナの名前は決まっている。「トメ」だ。末っ子にする予定の子供の名前は、留吉とかお留と時代劇での相場が決まっているのだ。
2008年10月04日
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ゴン・キューと飛ぶエコ 今日は11代目予定(引き継ぐまでは「自然物」の扱い)のヒナの声が漏れてきた。朝、カエからテンに交代する際に聞こえるので、テンがそれなりに頑張っているということだろう。 育てば名前をどうしようか、少し考えておくことにした。初代ヘイスケの娘がチビ、その娘がクル、その息子がガブ、その息子がオマケ(ガブの兄グリの子か?)、その娘がセーヤ、その息子がゲンときて、以降何代目かの数字に因む名前をつけたヒナがオスになって、ヤッチ、キュー、テンと男系相続している。・・・してみれば、メスを望む以上数字は無視する方が良いか。しかし、ゴン(5代目オマケの姉)はメスだったぞ! せっかく3代続けたし、覚えやすいから数字に因もう。覚えやすいし。十一、「トイチ」では10日で一割の利息を取る高利貸しのようだ。それなら余一「ヨイチ」の方が良いだろう。最近の人は那須与一などと言う人物名を知っているか怪しいが、弓の名手とされたこの人は、栃木県の那須周辺に勢力を持っていた武士の十一男なのだ。しかし、メスで「ヨイチ」はどうだろう・・・。 この際英語だ。イレブン。イレ、レブン、レブ、・・・「イブ」にしよう。メスならファーストレディだし、オスなら漢字にして「威武」と勇ましい。もっとも、気が変わる可能性も大きいが。
2008年10月03日
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バンザイ!なるか?ポン 今日もヒナは静か。様子を見たい気がするが、カエの巣篭もりが完璧で手が出せない。せっかく一所懸命ヒナを守っているのに押しのけて、やる気をそぐわけにはいかないのだ。ただ、「一週間検診」及び母鳥の息抜きのため、来週には一度様子を見ようと思う。 テンは放鳥時間に帰りたいそぶりを見せるが、自分では帰れず、送っていこうとしても逃げるのでどうしようもない。幼い頃から、短時間放鳥を繰り返すことで、手に乗って帰るように習慣づけてはいるのだが、この世代はその点だけはやたらと礼儀正しい。ポンも手に乗らないと帰れず、アトにいたっては、手に乗らないとカゴから出ることも出来ない。同じように育てても、父の世代、キュー・デコは自分たちで帰って妻と交代で抱卵するのだから不思議だ。
2008年10月02日
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父ちゃん文鳥(テン)の後姿 あまり耳をそばだてている時間はなかったが、ヒナの鳴き声は聞かなかった。しかし、相変わらずカエは巣篭もりを続けており、おそらく何の問題もないだろう。 ヒナはエサをせがんで鳴くのだが、一羽の場合は鳴き声を出す前にエサが与えられるため、かなり大食にならない限りは鳴き声が聞こえないことが多いのだ。これが複数いれば、兄弟姉妹に与えている間「自分にもよこせ!」と鳴かねばならなくなる。 次はキュー・シズの卵で4日の孵化予定だ。ここに至ってシズは尻尾のみ抜け替わっているが、抱卵には影響ないようで、理想的な夫婦交代抱卵をしている。やはり、キューは偉大だ。
2008年10月01日
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