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意識もうろうの夫ノッチと食べるのを優先する妻クリ ↑右手前は「ヒデ」だと思うが、何を見ているのか?姉妹の「ココ」がキミョーの追っかけ化していたので、それかもしれない。にしても、小柄ながら元気そうな体格になった。 それはともかく、心配なのはノッチ。今年の換羽は例年になく重いようで、時折、意識もうろう状態になってしまう。つまり、軽い「てんかん的発作」だが、元々内臓が腫れやすい文鳥なので、他にも影響があるのではないかと心配になる。ノッチも7歳半か、ご自愛いただきたい。
2017年07月31日
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水浴びの順番を待っていても口を開けないキミョー ノブはキミョーの後妻になろうと積極的に売り込んでいるようだが、キミョーは♀の桜文鳥に妻の面影を重ねているようで、それを追うことはあっても、白文鳥のノブには妻の生前以上に冷たい。そして、今夜急接近したのが案外にも「ココ」で、飼い主が見るところ羽毛の色と艶以外はまるで似ていないのだが、キミョーには似ているように思えるらしかった。 キミョーは、まだ、亡妻イトの定位置(人間の手首)に来てはキョロキョロしているが、落ち着いて、少し諦めが強まれば、積極的に「ココ」を誘惑し始めるのではなかろうか?となると、片想いのノブがどうなるか。また、「ココ」と同居する「ヒデ」はどのように反応するのか、しばらく落ち着かない状態になりそうだ。 それにしても、伴侶がいなくなり、「彼女募集」状態になっているのを、どうして他の文鳥たちは察知できるのだろう?不思議である。 さて、そのキミョーの孫でもある「オカ」「ワリ」。「ワリ」は1回目から食べに食べ↓、「オカ」は徐々に、そして最終4回目に食べに食べ、体重が27gと28gにそれぞれ増加した。 姉のキイ・ミト(♀なのだろう)や兄のツイカより大柄で、頭も大きく、実に頼もしい。アラシは、不思議と良い子ばかりを生んでくれる。
2017年07月30日
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右手羽はどちらも白混じり 予定通り、アラシとヒノの子2羽を引き継いだ。 左の手羽(翼)の羽色で個体識別していたが、右の手羽はどちらも白混じりであった。↑左の方が翼の白い羽が多く若干成長が早く(半日ほど早生れか)、頭が大きいのが「オカ」で、右は「ワリ」で間違いないかと思う。 放鳥終了後の初給餌では、「ワリ」はそれなりに食べ、「オカ」は一口も食べてくれなかった。 体重はともに25g。兄弟姉妹では、オリとツイカと同じ。つまり、やや大柄と思われる。・・・単純に♂と認定できれば楽なのだが、なかなかに難しい ともあれ、明日からたくさん食べて大きく育てたい。
2017年07月29日
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孤児に見えてしまうキミョー イトの亡骸は朝のうちに埋葬した。 物心ついた時から側にいてくれた最愛の妻に先立たれたキミョー、どうなるかと心配していたが、鳴き叫ぶようなことは無かった。無かったが、明らかに探している様子で、カゴにいる時はこちらを真剣に見ているし、放鳥時はキョロキョロし、ツボ巣を占拠して他のメスを追い立てつつ、待っていたりする。放鳥終了時も、いつもはウロウロするのに、早々にカゴに戻り、ツボ巣の中に入って静かに待っている。 今のところ実に殊勝で、接近するメス(ノブとなぜかココ)を誘うようなことも無い。・・・それがどれほど続くかはわからない。予想通り、尊敬する姐御の姿が見えないのに気づいたノブが、かなり積極的に接近を図っており、あっさり後妻に収まっても不思議はない。 ともあれ、ペアリングは数日様子を見てからとしたい。 おかわりコンビは、今日も問題なく元気そうだ。明日引き継ぐ予定で、給餌を楽しみたい。様子をうかがうノブ
2017年07月28日
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午前中、イトはだるそうだったが、食欲があったので安心していた。とりあえず、夜の放鳥時にお腹を触ってみて、卵があれば慎重に押し出す処置を試みるか、明日、動物病院に行くか判断しようと考えた。 夜、ツボ巣の縁にたたずむイトをつかみ出したところ、尋常でないことにすぐ気づいた。クチバシの色がくすんでいて、何よりげっそり痩せている。お腹は卵で膨れるどころか、落ちくぼんでしまっていた。 これは、経験上、すでに回復不能の重篤な状態と見なさねばならなかったが、それでも少し時間はあると思っていた。ところが、カゴの掃除を終え、はちみつ水の用意をして、手のひらに包んだところ、すでに虫の息であった。 時折、軽く痙攣をし、しばらくして静かな開口呼吸が始まり、痙攣の間隔が狭まり、心臓が大きく鼓動するのが感じられると、体を伸ばし翼を軽く広げようとする動作をして、息絶えた。その間、たぶん10分に満たない。 呆然としつつ、遺体を量ると22gであった。あの大柄なイトはんが22gとは・・・、少なくとも5gは数時間で減ったのではなかろうか。 2012年の10月生まれなので、まだ4歳。それで油断していたが、・・・油断しなくてもこれは変えられなかっただろう。産卵中なので、それが関係するはずで、以前も類似例があるものの、結局わからないなぁ。 ともあれ、にらみ目のイトはん、やすらかに。 夫のキミョーは、今のところイトがいなくなった事態が理解できていないようだが、今後どうなるか・・・。キミョーを慕うノブちゃんが、後妻になるのだろうか。先はわからない。 イトの孫でもあるおかわりコンビは、今夜も元気であった。この子たちには、中身の濃い太い一生を、長生きしてもらいたい。
2017年07月27日
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トウモロコシを食い散らしその上で微睡むイト イトの様子がおかしい。食欲はありすぎるくらいだが、食べては場所を選ばず眠ってしまう。 病気か?むしろ壁に頭をぶつけたのでは?・・・さもなければ産卵でくたびれているかだ。で、ツボ巣を確認したところ産卵していた。 日本では、真夏に文鳥は産卵しないのが普通だったが、エアコンで炎暑を抑制する環境では、産卵も珍しくない。つまり、日本の真夏の環境が、換羽後の繁殖期への移行を押しとどめてしまっていたのだと思う。それだけ日本の真夏の暑さは厳しい。 そうした中、イトはんの孫のおかわりコンビは、順調そうである。どちらもよく食べよく眠っているようだ。なかなか頼もしい。
2017年07月26日
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「オカ」の方が活発かもしれない 文鳥は換羽の時以外は繁殖するし、そればかりか、繁殖で換羽が中断することもある。つまり、通年繁殖可能だ。しかし、日本では通常、夏季は繁殖しない。 なぜか、と言えば、四季のある日本の気候に年中大きな変化のない熱帯原産のジャワスパローが順応する際に、暖かい季節に換羽し、猛暑をしのぎ、秋に繁殖するサイクルとなったからだと思う。しかし、現代の空調完備の室内で飼育されていると、四季による環境変化は小さくなるので、冬に換羽したり、夏に産卵したり、そういった事例が多くなってくる。 今の「文鳥団地」を含む放鳥部屋(居間)は、30℃を超えるとエアコンをつけるので、暑すぎる環境は避けられるようになった。したがって、夏の産卵も不思議ではないが、それにしても、↑元気そうである。 29日に引き継ぐ予定なので、健やかにご成長いただけるように、準備したい。
2017年07月25日
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隣カゴの「ヒデ」「ココ」とトウモロコシを食べる長老テン 食べ物にあまり興味を示さなかったテンだが、最近豹変し、実によく食べる。食べ、水浴びをし、そしてまた食べ、食べ飽きると頭上への送迎を要求する。この調子なら、夏バテ知らずで10歳を迎えてくれそうだ。 そのテンの息子に、弟子入りしそうなのがツイカだ。今夜は付きまとって、弟子入りを志願しているようであった。・・・とすれば、さえずりはブレイ流になるのか?最近はサカ坊流が全盛だったのに、不思議である。 ↓↓のアラシっ子たちは今夜も元気そうで、白手羽の「オカ」は予定通り開眼したようだ(黒手羽「ワリ」は未確認)。 文鳥ヒナの開眼は、孵化11日目で一定している。我が家では例外もないので、前後しても1日くらいではなかろうか?それでよくある誤解として、開眼=目が見える、と早とちりし、さらに「ヒナは最初に見たものを親と認識する」との『刷り込み』(インプリンティング)の知識を重ねて、開眼する前にヒナを親元から引き取らないと手乗りにならない、がある。 こういった意見は、孵化18日目くらいまでは親鳥に任せて問題がないという膨大な経験則を知らず、生半可な知識だけで考えてしまった結果と思われる。文鳥の場合の実際は、眼球が露出する開眼後も、しばらくは視力が定まらず、親か否かの識別が出来ないので、『刷り込み』は起きないのである。 個人的な経験則では、孵化14日目にはかなり見えてきて、孵化16日目を過ぎると、見慣れないものを警戒するようになってくる。そこで、我が家では親鳥からの引継ぎを16日目としている。なるべく親鳥に育てさせつつ円滑に手乗りにするには、このあたりが限度として良いかと思う。 16日目頃の眠たそうな目が、キラキラと理知の光を放つ目に変わっていく、その変化も見どころなのである。イブがさえずるのを待つツイカ(にらみ合いは5分間続きさえずってもらえなかった)
2017年07月24日
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元気に水浴びをするアリィ 午前中、水交換時の短時間放鳥の際、ソウ・テイを出そうとしたところ、アリィまで出てきてしまった。警戒はしていたのだが、テイの尻尾にしがみつくようにして恐ろしく素早く飛びだしてしまったのだ。 また、追いかけて捕まえなければいけないのか、と気を滅入らせつつ、水を交換していたら、けたたましい鳴き声がして、ハツカネズミが床を這っていった・・・。ハツカネズミは我が家にはいないので、それは白文鳥でアリィが発作を起こしたのだとすぐ気づいて追いかけ、ゴミ箱の下にもぐりこんでいるのを慎重に捕獲し、カゴに戻した。 頭が良いのか悪いのか?おそらくアリィは、愛するテイにくっついて出てきたのは良かったが、放鳥部屋の様子に過去の恐ろしい経験(飼い主に追い掛け回されて捕獲されたり、それがトラウマになって気絶したり)がよみがえり、パニックに陥ったものと思われる。 ・・・飼い主も反省しなければならない点が多々あるが、とりあえずアリィには、留守番を覚えてもらいたい。 夜の放鳥時、異常な鳴き声がして何か落ちる音がした。・・・またか?と思ったら、今度はノッチだった。彼、現在本格的な換羽が始まろうとしており、おそらくその影響で体調が狂い、時折発作を起こしている。これ以上悪化しないように祈りたい。 文鳥のてんかんのような発作はよく聞く話だが、内容はいろいろで難しいものだと思う。 なお、アラシっ子は今晩も元気そうであった。確か明日が開眼予定日で、今夜はまだ開いていなかった。明日は目をつぶらずかわいい姿を見せてもらいたい。 他家に売るか養子に出す予定なので、名前は付けられないが、我が家にいる間の呼び名はとりあえず「オカ」と「ワリ」か。ツイカの次のおかわりだから・・・。 ではどちらが「オカ」でどちらを「ワリ」とするか。オカ・・・岡・・・『エースをねらえ!』の主人公はそのような名だったような・・・。テニス着は、まあ白だな。『坂の上の雲』って、「坂の上の青い天に輝く一朶の白い雲」だから、丘の上にたなびく白雲なんだろうなぁ・・・(『丘を越えて』「丘を越えてゆこうよ。真澄の空は朗らかに晴れて楽しい心」を思い出すが、無念にも、無理やり関連付ける余裕がなかった)。で、白手羽が「オカ」。黒手羽「ワリ」には、名前も似てる夭折したオリの代わりに長生きしてもらいたい。白い手羽と黒い手羽
2017年07月23日
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「ナイ」に独占を主張するツイカ ヒナ換羽が始まり、さえずりの練習にも励んでいるツイカは、怖いものなしの状態になっている。すでに先輩3羽(キイ・ミト・「ナイ」)より「腕力」で優っており、むしろボスのように振る舞っている。 最近は、手のとまってカゴに帰るのを拒否し、では逃げるのかと言えばそうでもなく、簡単に捕獲される。手の中に包まれて帰還したいらしい・・・。手のひら水浴びを一羽だけで始めてしまうし、やはり普通ではない子である。成長が楽しみだ。 その弟か妹のアラシっ子たちは、すくすく育っている。母のアラシは尾羽から換羽が始まり、父のヒノも全体的に薄くなり開口呼吸も見られ、飼い主としては心配なのだが、今のところ育雛に影響は出ていない。後一週間、頑張ってもらいたい。
2017年07月22日
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絶好調のテン 10歳手前のテンは、夜の放鳥が始まると、枝豆を食べ湯づけ餌を食べ、そして水浴びをし、飼い主に送迎を要求して、頭上の巣箱前に送られてくつろいでいた。夏バテにもならず、実にかくしゃくとしていて頼もしい(元気すぎて不安になる)。 我が家では、文鳥の一生を「太くなるべく長く」したいものと思っている。長生きさせることをメインテーマにはしない。例えば室内放鳥にしても、健康で長生きしてもらうために適度な運動が必要だから、などといった真っ当な目的意識はまるで無い。見ていて楽しいので好き勝手にさせており、そのため運動が過度になる可能性や事故の可能性もあるが、そのリスクは避けない。 結果、10歳の長寿を超える者が現れなかったが、改める必要は感じない。わざわざ不健康にさせる必要はなく、なるべく健康的に暮らせるように努力はするが、それより生きがいを提供できれば上々で、ストレスを感じながらも精いっぱい生きてそれがなるべく長く続いてもらいたいと思う。 テンにも、好きにして出来ればさらに長生きしてもらいたいものだ。 父のヒノが夏バテぎみだが、アラシの真夏っ子たちは元気そうだ。引き継ぐのが楽しみだ。
2017年07月21日
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飼い主の様子をうかがうキイとミト キッチンで作業をする飼い主の正面、使っていない扇風機の上からこちらを見ている。まぁ、なんてかわいらしい!と思いたいのだが、魂胆は分かっている。「隠した豆苗畑を出せ!!」とその目が語っているのだ。 ところで、キイの胸には星一つ、ミトの胸は大白斑、いずれもぼかし模様のある桜文鳥らしい容姿となった。なかなかである。 その下のアラシっ子↓も元気そうだ。手羽は真っ黒だが、どういった容姿になるだろうか。楽しみだ。
2017年07月20日
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疑惑の♂ミトと早熟な♂ツイカ 昼間、ぐぜるのが聞こえたので、遠目でよく観察したところ、ミトにその様子はなく、その下の下の段のツイカが・・・、ぐぜっていた。 ・・・、まさか、先日のぐぜりもツイカ?とすれば、ミトは♀?確かに、危険な目つきの追加に比べ↑、ミトは優しい目をしている。だが、クチバシは立派で、父似の♂では・・・。 しばらく要注意だ。 その兄弟姉妹のツインズは元気そうだ↓。オリ、キイ、ミト、ツイカ、みな個性的、共通しているのは迷惑なほどの甘えん坊(飼い主にまとわりつくのは良いがかじられる)・・・。今度はどのような個性を持って生まれてきたのだろうか?楽しみだ。
2017年07月19日
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キイはヒナ換羽をほぼ終えた。母似だ。色合いも白い差し毛がやや多い桜文鳥で同じで、何しろイタズラだ。 アラシっ子2羽、こちらも順調な後姿をしている↓。この子たちも、たぶん母似だろう。甘えん坊のいたずらっ子・・・、父似がいないのも不思議な話ではある。
2017年07月18日
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頭頂部から生え変わってきたツイカ ピンククチバシの小悪魔になるのだ。あんなに素直でかわいかったツイカが、今や、手のひら水浴びを要求するのは良いとして、首筋をつつき、目を盗んで栽培中の豆苗を食い荒らし、カゴに戻す時は手の届かない高所で反抗する。・・・この子は噛み癖も強く出るかもしれぬ。 新たなアラシっ子2羽は元気そうだ↓。・・・ずっと黒クチバシなら良いのに。
2017年07月17日
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オスの可能性強まるミト テレビ(NHK)のダーウィンがどうたら言う番組で、七面鳥を孵化から育てる様子が放映されていた。別に何のことも無い内容に思えたのは、あれが6畳一間でできるのが、手乗り文鳥の育雛だからだろうと思う。文鳥の「刷り込み」は孵化直後でなく、目が見えるようになる孵化2週間頃に始まるが、給餌という作業が必要なだけに、なおさら濃密な親子関係が構築され、それから、友達関係や恋愛関係に移行する過程や、その間の反抗期のようなものまで経験できる。 そして、そうした苦楽の後に、ようやく性別がわかるから、「文鳥道」は奥深い。それを理解しようと思うなら、オスだメスだと気にする方がおかしいではないか。それは結果に過ぎず、苦楽を共にした後では、望みの性別でなくても手放せなくなるのが当たり前だ。 となると、↓のアラシっ子については、他家に売るか譲るかする存在であることを、忘れずにいないと、つらいことになるだろう。情が移りすぎないように、気をつけないといけない。 で、メスが過剰になったとしても、もはや他人に譲る気など欠片もない先輩のアラシっ子3羽。1週間ほど前から気配はあったが、今日の昼、ぐぜっている声を耳にした。確認できないが、声の主はおそらくミト↑と思われる(他の2羽は羽づくろい中で、ミトのみツボ巣の中にいた)。 となると、ミトとツイカが♂でキイは♀となろうか。であれば、ミトと「ナイ」、ツイカとノブ、キイと2階の子(いちおう売り物の桜♂「バタ男」)で3カップルが成立する・・・かな?・・・絵に描いた餅に終わりそうだなぁ。
2017年07月16日
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今のところ問題なさそうなツインズ 育雛に目覚めたアラシの3回目の子は、今のところ無事に育っている。追加での孵化はなかったので、深くは考えず、卵を撤去した。2羽で十分だろう。アラシはともかく(ずっとハイテンションでどうにもしようがない)、何しろヒノ↓の身が心配だ。 それにしても、あのアラシが3回連続で孵化育雛を成功させるとは、世の中わからないものだ。 ところで、手乗り文鳥愛好者の中には、オスを喜ぶ人が、昔から多く見かけられる。しかし、私は性別で選ぶなどそもそもおかしいだけで、それは手乗り文鳥マニアとしては、心得違いだと見なしている。「文鳥道不覚悟!」、とこの際言ってしまう。何しろ、どちらになるかドキドキしながら育てるから面白いのに、その自分で育てる過程の楽しみを捨てるようでは、もったいないだけに思える。 第一、オス偏重の考え方には、誤解が多い。例えば、メスは1羽でも飼い主を伴侶と仮想して産卵してしまい、産卵には生命の危険もあるとの主張は昔からあるが、そのような主張をする人は、人でも子だくさんで長寿な女性はたくさんいるし、文鳥でも産卵したから短命になるとは限らない現実を、完全に無視しているのか、知らないだけのように思えてしまう。また、文鳥は小鳥の中では比較的に産卵障害が起きやすい種類だが、それで致死するのは、(特殊なケースを除けば)比較的に劣悪な環境、具体的には栄養不足で運動不足で温度も不足で、さらに飼い主がしっかり観察して以上を早期に発見できていないケースに限られ、通常の手乗り文鳥の飼育環境では、そのような悲劇は起きにくいはずである。 一時、1羽飼育で無精卵を産ませる飼い主を無責任として責める論調が多く見られたが、メス文鳥が飼い主を伴侶として愛するなら、その卵を産むのはごく当たり前の生理現象に過ぎない。飼い主が、自分と文鳥を差別して考えず、自分が伴侶として責任を感じるなら、産卵しやすい環境を整えるべきではなかろうか?文鳥のオスも、妻のために巣作りをし、巣に外敵が近づかないように警戒し、それくらいは普通にするはずである。 また、オスの方がさえずって愛嬌があるとの説もあるようだが、それは総じて言えばそうであるだけで、性別より個性による違いが大きく、一概には言えない。さらに逆の負の側面を無視している。負の側面、つまり、オスの方が「噛み癖」が執拗になることが多く、それで飼い主が大いに悩むことも起こりやすい。その点、メスの方が優しいので飼育はしやすい、とも言えるのである(あくまでも総じて言えば、である)。 結局のところ、メスを忌避するのもオスを偏重するのも、その論拠は一面の思い込みに過ぎず、さして意味はない、と私は思っている。結果どちらでも、何であれ、自分で育てた子は、格別にかわいい、それだけであろう。 ・・で、性別などどちらでも良いのだが、何故か我が家ではメスが多くて困ってしまう。・・・でも、そんなことを言っていると、今度はオスばかりになったりするのだろう(そういった時期も過去にあった)。ぜいたくな悩み、に過ぎないのだと、思うことにしよう。
2017年07月15日
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食べ過ぎたのかアラシに蹴散らされたのか・・・ 午前中、アラシ・ヒノのカゴの水を入れ替える際に、ヒナの鳴く声が聞こえてきた。驚いてのぞき込むと2羽孵化していた。・・・両親ともに換羽の兆候があり、前回も1羽しか孵化しなかったので、産卵しても孵化しないと思ってノーマークだった。さすがアラシ、予測不能だ。 ↑は夜の様子で、1羽は恐ろしく食べており、一方は食べている様子がなく、肌に艶もない。してみると、1羽は昨日以前に孵化していて、今朝ほど2羽目が孵化したのかもしれない。まだ有精卵がありそうだが、父ヒノの体力も考慮すると、ナマモノと見なした方が安全ではないかと思う。 すでに後継ぎが3羽いるので、この子たちは売り物にするか、他家に養子に出す予定だ。 ↓はノッチ。換羽の兆候が顕著になった昨日あたりから様子がおかしく、時折発作的にカゴの中で暴れている。理由はわからないが、加齢に換羽が重なって神経系の異常を起こしているようにも思われる。大事に至らないように祈りたい。
2017年07月14日
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右がキイ、左は遠近感を狂わせるおマヌケ顔のデッカ キイのヒナ換羽も完了しつつある。白い差し毛の多い桜文鳥で、飼い主の目に突進する危険性があり、いつも何かを狙っている目つき、すべて母から受け継いだ形質で、今のところぐぜる気配がないところを見ると、性別も母と同じではなかろうか?とりあえず、メス確率70%と言ったところか。 「ナイ」もメスの可能性濃厚。ミトは、まだオスの可能性も捨てがたい。一方で、ツイカは♂ではないかと思う。何しろ、「ギャオギャオ」やかましく甘えん坊なのだ。マヌケはオスに多い・・・と思う。 案の定、メスの比率が高いな。お転婆さんたちの今後の活躍を祈る。
2017年07月13日
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相変わらず目つきの悪い 天災は忘れた頃にやってくる。天才は忘れた頃に現れる。ツイカは天才児のようだ。その理由は手のひら水浴びをするから、だけなのだが、何しろ卓上水浴びが常態となってから、絶えて久しい手のひら水浴び派の出現で、珍しい文鳥なのである。 今日は、午前、午後、夜の3回、飼い主に強請して手のひら水浴びをした。兄弟姉妹のキイ・ミトは近くにいながら真似できない。 その子の祖父(母の父)キミョーは、相変わらず「待たされちゃうと口開く」で↓、卓上水浴びの順番待ちをしていた。・・・水浴びが好き、と言うところだけ似たようだ。
2017年07月12日
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白文鳥を倒せず心残りなミト キイは飼い主の目に向かって突進してくるし、ミトはテレビの上に置いてあるぬいぐるみをひっくり返して遊ぶようになった。実に母似だ。 ↓はトウモロコシを食べる手前ノッチと奥テン。どちらも健啖で結構なことだ。テンは父キュー様の晩年に似てきたが、年齢はすでに偉大な父を上回っている。おいしいものを食べ、元気に過ごしてもらいたい。
2017年07月11日
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↑の数秒前が↓、キミョーとアラシという似た者父娘が水浴び場で格闘しているのだ。 そのアラシの子どもの3羽、キイ・ミト・ツイカが時代を担うはず。つまり、サカ坊の孫たち。本来の跡継ぎフィンも娘だし、まさにサカ坊はグランドファーザーと言える。 あのサカ坊がねぇ・・・。サカタのタネガーデンセンターで同居するタネに邪険にされていた風采の上がらない子がねぇ・・・。 しかし、この父娘はサカ坊よりその先妻ケコに似たようにも思える。変に禿げることは無いが、尋常でない『情念』を感じさせる。不思議な一族と言えようか。・・・みんな個性が強烈だぁ。
2017年07月10日
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この子も♀? ツイカは手のひら水浴びを楽しみにして、昼も夜も、それを要求する(「グワァグワッ!」と鳴く)。それは良いのだが、その際に問題になってきたのはキイで、手のひらで水浴びをさせて無防備となっている飼い主の口か目にクチバシから突っ飛んで来て、危うく目をつぶるとまぶたをつねる・・・。 そのような、母アラシに似てしまった凶状持ちのキイに比べれば、ミトはまだしも常識的だ。少々非常識だったヒナの姿を脱し、順調である。外見もアラシ似のキイに対し、別な感じになってくれるものと期待している。
2017年07月09日
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ツボ巣に誘う気楽なデッカとセツ 『文鳥団地』の飼い主の最近の悩みは、放鳥の際に、栽培している豆苗を狙う4羽(キイ・ミト・「ナイ」・ツイカ)が出現すること。それもしつこい。次に、シンクで掃除をしていると、ツイカが手のひら水浴びをしに来ること。これもしつこくて鬱陶しいが、うれしくもある。そして、セツが巣ごもりして放鳥時に出てこないことだ。 セツの母性本能は素晴らしく、1週間ほど籠りきりだ。エサを食べたり水を飲んだりする以外は、ずっと抱卵している。たまりかね、今晩、抱卵しているところをつかみ出してやった。さて、帰巣本能が強ければ、この機会に自分でカゴに戻ることを学習させてしまうつもりだったが、出たら出ずっぱりで、特に帰ろうとはしなかった。 留守宅の卵を確認すると、6個すべて無精卵(もしくは初期段階の中止卵)であった。とりあえず、すべて擬卵と交換した。今後に期待したい。
2017年07月08日
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キイと「ナイ」の換羽が進む中、ヒナ羽毛をまとったままだったミトだが、2、3日前から一気に換羽に移行した。♂♀はいまだ不明だ。 ↓テンちゃんは、今日もすこぶる食欲旺盛だった。・・・好きなだけ食べるがよい、と思う。
2017年07月07日
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あ、爪切らないと 長老テンの食欲が尋常でない。今夜はトウモロコシを食べ続けた。 どこかおかしくなっているのでは?と不安に思えたが、食べる喜びがあるのは良いことではないか、と思い直す。せいぜい食べてもらうことにしよう。
2017年07月06日
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目つき悪く晩柑を食べるガイ 晩柑が届いた。愛媛から発送してもらって2日目の夕方。雨の影響かもしれないが、品質を誇ったクロネコヤマトは昔話になったな。もっとも、このあたりの営業所は昔からだが。 梅雨末期の豪雨が九州地方を襲っており、福岡県の朝倉市などが激しくなっているようだ。朝倉と言えば、ウチの裏に植えたサザンカの品種名、その発祥地が朝倉市なのだと言う。サザンカの花言葉の中に「困難に打ち勝つ」があるらしいのだが、まずはご自愛いただきたいものである。 それにしても、ガイ。頬っぺたの羽毛が慢性的に薄く、そのためニン相が悪い。換羽して欲しいのだが、サカ坊の妻だから、変なことになるのは運命かもしれない。ほどほどに願いたい。
2017年07月05日
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さて、昨晩何を書こうとしていたか・・・。 ツイカを自慢しようとしていたのは確かだ。この子は水浴びがしたい時に「一緒にプールに行こうぜぇ!」と台所で掃除をしている飼い主を誘いに来る。で、こう↑なった。先ほど午前中の水交換時には、手のひら水浴びもした。これは、10年ぶりくらいの復活ではなかろうか(ライバル心でキイが邪魔をして水をはったボールに墜落しかけて慌てた。突き落とした後にキイも手のひら水浴びをした)。ただ賢すぎて、早くもひとり餌状態となってしまった。天使は、もっとのんびりしてくれて良いと思う。 ↓は小悪魔化している元天使の3羽。収穫直前の豆苗に群がったり、いろいろしている。↓↓では、それにツイカとノブも参加。ノブはこの子たちの中から婿さん候補を探してもらおうと、午後一緒に放鳥するのだが、当然ながら、今のところ恋愛感情は欠片もない。ゆっくり仲よくなってくれたらと思う。
2017年07月04日
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都議選と言えば、都民ファーストの会の候補者名の中に「ばば」さんがいて、候補者名のボードを背景に会見に臨まれた小池都知事のお顔の横に「ばば」の文字が映り込んでいたのが印象的であった。「いかんな、自虐ネタに走っては・・・」 もちろん、築地を食のワンダーランドにするなどと、気は確かなのかと思っているし、まして、都民ファーストの会は得体のしれない烏合の衆でしかないので、その地方政党が国政へ進出などと聞くと、党名はどうするの?国民ファースト?国民の生活が第一とか何とかと何が違うのか?と問い詰めたい気分になる。 しかしながら、今回自民党が惨敗したのは必然でしかないと思う。もっとも、もし、これが現政権への拒絶反応なら、共産党が2議席だけしか増えず、その友達の民進党が2議席減らすような共食いの結果にはならないので、主因は別だろう。もちろん、防衛大臣が自衛隊員の政治信条や投票行動を左右できるかのような思い違いをする愚か者だったことが露呈するような体たらくは、マイナスにしかなりようがないが、それが無くても、都議会自民党は議席を大きく減らしたはずである。 なぜなら、今や過半がただの人になってしまわれた自民党の都議のみなさんには、反省する態度が希薄に過ぎたからである。彼らの主観では、豊洲への中央市場の移転問題で、早期解決を図らない小池知事は「決められない知事」に他ならず、そのようなレッテル貼りも当然のことに思えただろう。さらに二元代表制を強調することで、都知事の独断専行をチェックする自らの存在意義を強調すれば、賢明な有権者の支持は回復できると信じたはずである。しかし、それが客観的な事実でも、それを語る資格が自分たちにあるかこそが、先に解決すべき課題だった。 好例があった。民進党は民主党などと称して、国民に期待され政権を奪取しながら、「パフォーマンスにうつつを抜かす」ばかりで柔軟性を欠いた無能をさらけだし(あれほど中央官僚と言うだけで嫌っていた彼ら【及び一部マスコミ】の昨今の豹変ぶりには、開いた口がふさがりませんね!)、天変や人災にも適切に対処できず、そのくせ党内抗争に明け暮れて四分五裂し、政権を失った。ところがその反省はほとんど何もせずに、少なくとも反省した様子は見えず(問題のあった人たちがそのまま党の要職にある)、今現在、口をとがらせ、前政権の無能の尻拭いをしている側面もある現政権の足を引っ張ることにだけに懸命だ。結果、内容以前に「テメエが言うな!」と思われて、支持率は1割にも満たない。 翻って都議会の与党だった自民党所属の都議会議員のみなさんは、間違いなく二元代表の一方であったにもかかわらず、石原・猪瀬・舛添と続く都知事たちの政策をチェックできなかった結果が(チェックと言うより「神輿は軽くて馬鹿が良い」と知事など適当に甘やかして自分たちの好き放題をしていたのでは?)、市場の移転問題その他もろもろとなったのである。無能な自分たちによる失策を棚に上げ、総括も反省も十分にせず、その尻拭いをしている側面を持つ小池知事の非難をすれば、まさに民進党そのものであり、言えば言うほど有権者に忌避されることになる。 藪をつついたらヘビが出てきたからと言って、ヘビが巣くう藪を放置し続けた者たちが、藪をつついた者を責められるだろうか?それを、テレビカメラの前で全力でやらかしたのだから、ほとんど自殺行為でしかなかった。落選は自業自得と言えよう。 今後の問題は、オリンピックその他お金がかかることばかりの東京都で、例えば、年寄りの無料バスなど維持できるのか、だろうか?身を切る改革を、都民に迫れるのか、実務能力が問われるのはこれからかと思う。 それはともかく、ツイカはかわいい。かわいすぎる。毎度のことだが、今までこんなにかわいい文鳥は見たことがない! そのツイカは、先輩3羽と一緒に遊ぶようになってきた。黒クチバシの天使が、だんだんピンククチバシの小悪魔になってしまうのか、多少残念である。
2017年07月03日
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枝豆は別腹?なテン翁 最近のテンの食欲に、異常を感じることがある。今夜は定位置(電気ポットの上)に用意した枝豆数粒をさっさと平らげ、おかわりの数粒を、隣カゴの姉妹(「ヒデ」「ココ」)と一緒に完食、その後床に落ちたが、そこに落ちている枝豆を食べ、さらに電気ポットの上に戻せば、そこに置かれた数粒も食べきった。 カゴの中でも、ボソボソとアワ玉を食べ続けていたりして、老いて健啖なら良いのだが、病的な食欲は消化不全と関係しているものとも思えて、心配である。 心配と言えば、巣ごもりしているセツも心配だ。あの、食べることが大好きなずいぶん小柄でコロコロした文鳥が、カゴの掃除をしても、まったくひるまず、抱卵を続けている。立派とほめたいところだが、息抜きなしに根を詰めるのもどんなものだろう? カゴから出ても戻れるように、学習してもらいたいなぁ。
2017年07月02日
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水浴びの報告に来たツイカ ツイカも生後35日目となった。我が家では、16日目から35日目まで、就寝前に体重を計測するが、この子は27g前後で一定していた(引き継ぎ当初から25gあった)。眠くなれば手の中にもぐりこんでくる、まさに「天使」な時期だが、その際「グリュグリュ~」などと喉を鳴らすので、オスではないかと思っている。 何しろ、飼い主は文鳥のメスには恵まれていて、ソウ・テイ・ガイ・アラシ・フィン・ノブと6羽続けてメス、その前もキミョーを挟んで、トミ・クリ・ニチィ・イトと4羽続けてメスなのである。 生後2ヶ月半になるキイ・ミト・「ナイ」にしても、今のところぐぜりの兆候はないので、13対1の男女比となるかもしれない。となれば、喜ぶべきか悲しむべきか、女子高に男一人入れば妄想では天国だが現実では地獄・・・、でも、文鳥ならそれもOK か・・・。何しろ、代重ねを続けるなら女系の方が安心である(集団で遊んでいるので浮気の可能性あり)。 さて、どうなることか、あと半月程の間にわかってくるはず。楽しみたい。
2017年07月01日
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