jardin d'hiver

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2008.04.22
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カテゴリ: 趣味
久しぶりに犬と散歩。

姫



春の花々に出会う


Lilac

リラ


「風が樹々から花びらを散らし、群がる星のように咲きみだれた重たげなライラックの花が、
けだるい空気の中でゆらゆらと動いていた。きりぎりすが一匹塀のそばで鳴きはじめ、
青い一筋の糸のように細長いとんぼが、茶褐色の薄紗のような羽をひろげて飛んでいった。」

                       (オスカー・ワイルド「ドリアン・グレイの画像」)


Viola

ヴィオラ


山路来て何やらゆかしすみれ草  芭蕉



Dentdelion

たんぽぽ


「その町の方へ、近づくと、桃である。
根に軽く築いた草堤の蔭から、黒い髪が、額が、鼻が、口が、おお、赤い帯が、

少しばかり、極りが悪いか、むずむずしながら、姉が二本、妹が一本、
鼓草の花を、すいと出した。
  「まあ、姉ちゃん。」
  「どうも、ありがとう。」
私も今はかぶっていた帽を取って、その二本の方を慾張った。
とはいえ、何となく胸に響いた。響いたのは、形容でも何でもない。
川音がタタと鼓草を打って花に日の光が動いたのである。
濃く香しい、その幾重の花葩の裡に、幼児の姿は、二つながら吸われて消えた。」

                               (泉鏡花「若菜のうち」)



おまけ

薔薇石鹸

薔薇石鹸 (ちょっと虫食い)



再び、あの淡紅色の紗綾形の、
品よく和やかに、情ありげな背負揚げが解け、
襟が開け緋が亂れて、
石鹸(シヤボン)の香を聞いてさへ、
身に沁みた雪を欺ざむく肩を、

青大將の黒い齒が、黒い唾が、黒い舌が。

                     (泉鏡花「薄紅梅」)





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Last updated  2008.04.25 21:43:17
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コタロン @ あるいは、アンジーの下唇の割れ目にきすを。 文字制限をはるかに超えてしまいました。 …
コタロン @ コタロンは、ガンジーの鎖骨にきぬをきせてあげたい。 >4月に更新して以来の更新である。 待…
ricecocoa @ Re:引き際(04/28) おいしいお料理を食べる楽しみはなくなっ…

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