sun♪sun♪sunny♪

通知表(2004.7.20)



この間の参観日に、『のびゆく子(通知表)』の見方についてなどの話があったのですが、やはり『独自のやり方』で評価されていて、なかなか親としても興味深いものでした。

こくご、さんすうなどの『がくしゅうのようす』は『およそできた』OR『もうひといき』という項目で具体的に何を目的に学習し、評価したかが子供自身にわかるように、全部ひらがなで書かれていました。『がっこうせいかつ』について、全般については担任の先生からの言葉が全部ひらがなで書かれており、一年生の子ども達でもよく内容が把握できるようにしてあります。こんな細かいところもみてくださってたんだなうれしくなるような内容でした。

もう一枚、『がっきをふりかえって』というのは子供自身がつける通知表です。各教科は『たのしかったか』『がんばったか』『よくできたか』を自己採点。生活の様子もすべて自分で振り返って評価するようにしてあります。

『がんばったこと、おもしろかったこと』にジャスは『運動会のリレーがたのしかった。いちりんしゃをがんばった。』と書き、『これからやってみたいとおもうこと、がんばろうとおもうこと』には『あめりかにいきたい。いちりんしゃがのれるようにれんしゅうをがんばる。』と書いていました。必ず家で親と一緒に振り返ってこれからがんばっていく材料にしてくださいという話でした。

これって、私が今までもらった『これはできてます、これはできてません。』というただの評価表よりも、ず~っと子供の心に入っていくような気がするんですね。現にジャスは、来学期は『忘れものに気をつける』ことを心にきめているようです(笑)。

ちなみに何度か忘れ物をしたにもかかわらず、本人は忘れ物をしないの項目に『よくできた。』『がんばった。』のどちら供、できたのところに丸をつけていました。その後『間違ってつけてしまってん・・・どうしようかな。』なんて言ってましたが、これが子供心なんでしょうねえ・・・

先生と忘れ物について連絡帳でやり取りをしたばかりだったので、きっとそこは注意されてるかなと思いきや、『自分で下した評価』は書き直しもされておらず、きっといちばんよくわかっているのは子供自身だからということでそのままにしてあるんだろうなと思いました。これで2学期からは本人も気をつけるでしょう。(笑)

『自分で目標・計画をたてて考え、それを実行していく力をつける』子ども達を育てていくという、この学校の1つの目標がありますが、こんなところにもそれをサポートしようとする学校側の姿勢がみて取れるようなそんな通知表でしたよ。1年生の場合、2学期はまた見られる項目が変わるそうです。あくまでも、学校での生活や、授業内容がわかっているのかどうかを振り返る為の通知表という感じです。親も子供も納得できる内容なので感心しました。

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