sun♪sun♪sunny♪

命の授業・・1年生



レッスンの代行もお願いして、ダーリンと2人で見に行こうと話をしていたのですが、朝起きてびっくり!ブライアンが熱を出してたんです。

高い熱ではありませんでしたが、保育園で動物園に遠足の予定だったので、返ってご迷惑になってはいけないと休ませたんですね。

丁度午前中のレッスンも代わってくれるインストラクターが見付かったので、お願いしてブライアンを病院へ連れて行きました。うまく時間が調整できたので、ダーリンにブライアンを見てもらって、1人参観日に出かけたわけです。

今日は『命の授業』の日。

前もって書いたレポートを元に、どんな授業が行われるのかと思って興味津々で行きました。


子ども達に宿題として出されていたのは2つのことをお母さんに聞いてくること。

『妊娠中に気をつけていたこと』と『生まれたときにどんな気持ちになったか』ということでした。


それぞれのお母さんお父さんの思いを元に、意見を出し合います。

そうして、先生はうまくいろいろな質問を子ども達、それから参観にきているお母さん達に投げかけてくださいました。


食べ物に気をつけていたこと。運動するようにこころがけていたこと。逆に切迫早産だった人はただじっと、赤ちゃんが一日でも長くおなかにいてくれることを願って安静にして過ごしたこと。双子だったお母さんは妊娠中毒症にならないようにきをつけていたことなど。

子ども達がどこまで感じてくれたかはわからないけれど、お母さんがお腹の赤ちゃんをどんなに大切に思っていたか、生まれてくるまでどんな気持ちだったのか、生まれたときにはどんなことを思ったのか・・・それを感じてくれるように、それぞれが大切でかけがいのない存在であることがわかるように授業が進められました。


ここでも、『さすがだな~・・・・・』と担任の先生を尊敬の眼差しでみていた私・・・



授業のしめくくりとして、最後10分間、赤ちゃん誕生のドキュメントvideoを見せてくださったんですね。


私的には生命がどんな風に誕生し、どんな風に生まれてくるのか、子どもの時からちゃんと知ることが大切だと思っています。それぞれの命がかけがいのないもので、大切な存在なんだってことを学んでいって欲しいんですね。

授業のなかで、赤ちゃんの通り道はヴァギナ、男の子のお○ん○んはペニスという名前がついていることなどもすでに教わって来てたんです。ですから、まるで母親学級で見るようなダイレクトなvideoの映像も、しっかりと目をそらさずに見てねっていう先生からのメッセージがあったように思いますね。



『videoを見ます!』



といわれた先生に対して、隣りにいたお母さんは



『え~・・・きついなあ。みたないわ(見たくない)・・・』


と言われてました。人それぞれだろうし、まだ早いと思う人もいれば、私のように生命の誕生ってすごく神秘的で素敵なんだってこと、小さい時からわかってほしいなあ・・・って思う親もいるわけですよね。

ジャスミンはちゃんと

『ほら、ママ、赤ちゃんはちゃんと通り道を通ってヴァギナを通っておなかからでてくるんやろう?』

なんて普通に聞いてきます。

『そうや。普通の時には通り道はしまってるんやけど、赤ちゃんが生まれてくるときだけはちゃんと開くねんで。あかちゃんはくるりんって回りながら出てくるねん。』

なんて会話してます。(自分が小さい頃には考えられないけど・・・=笑)

お母さんが気をつけていたことについても、私は

『出来るだけ身体にいい、栄養のあるものを食べた。サプリメントをとった。』

と言う風に伝えたのですが、発表した子の中に

『身体に悪い物は食べない。』

という風にいった子がいたんですね。


そこで面白いことに気がついたんです。


同じこといってるのに、使ってる言葉は『ポジティブ』と『ネガティブ』。

まったく正反対なんですよ。

物の考え方ってやっぱり普段使ってる言葉の中にも自然と出ちゃうもんなんですね~~~!!

いや~・・・面白い発見です♪

一見大差はないように見えても、こんな小さな言葉の積み重ねが大きく人生を変えると信じている一人ですから(爆)、『悪い物は食べない』なんて、私の頭には浮かばなかった言葉だな~・・・って妙に関心(?!)してしまいました。ほんと、おもしろいわ!!



ブライアンをダーリンにみてもらていたこともあって、懇談会には出席せずに帰ったのですが、なかよくしてもらっているCさんが細かく懇談会の内容をメールで知らせてくださったんですね。(Cさん、いつもありがと~~~~!)





懇談会の内容は次のような物だったそうです。





(1)担任の先生からこの1年を振り返ってのお話。

『以前まで居た学校では、1年生では「与えてばかりの学習」でしたが、今学期は自発的に子供達だけでさせてみようと試みてみたところ想像以上に力を発揮してくれました』とのこと。

(*)担任の先生は昨年まで公立小学校にいらした先生です。


 で、その力を発揮してくれたこととは・・・

パスゲームのチーム決めを子供達だけでさせたらしく、最初はくじ引きで分けたり、強いチームと弱いチームに分けたりとしたらしいのですが先生はまずいな~ って思いながらも眺めていたところ、やっぱり力に差が出ると楽しめないという意見が出でだし・・・

あれこれ話し合った結果、くじ引きで6つに分け、その中でチームに差が出ないようにメンバーを入れ替えたりしてできるだけ差がないように決めて行く方法をとったらしいです。

このとき先生はかなり成長したな~って感心されたらしいです。凄いですね~!(私も感心)

(2)6年生を送る会の出し物の件

2クラス集まって話し合った結果「歌と言葉」に決まり、歌も「思い出のアルバム」に決まりました。


でも・・・歌詞が幼稚園っぽいのでやっぱり替えたほうが良いことになり、 6年生との間にどんな思い出があるかを出し合って決めて行ったらしいです。 やっぱり「つゆくさ活動(この学校独自のやり方で1~6年生を縦割りしてグループを作り活動します)」がかなり印象的な1年生だったららしいです。




(3)お友達同士のトラブルの解決

色々ある中で、先生からも声掛けしたり、自分の言葉で言えない子にはちょっとサポートしてみたりして乗り越えてきました。 その結果新たな発見があったりして良かったこともありました。




ただ最近あった話でちょっと残念なことがあって・・・・とのこと。


それは、A君がB君に「アホ!バカ!死ね!」みたいなことを言われたと先生に申告があったらしいのです。


で、先生がB君に本当に言ったの?って確認したところB君は「うん」っと・・・・ 

先生が「なんで?きっと傷つくよね?」って聞いたら


B君は「だって家でも言われるねん!」ってシクシク泣き出したんですって。


先生は物凄く衝撃を受けたらしいです。
お家で言われた言葉でこのB君は傷付いてたんやな~って思いまして。
お家で色々あってついつい勢いで言ってしまいがちかもしれませんが、子供はこうやって傷つきお友達にぶつけ違った形で出て来るんだ・・・改めて考えさせられました。
お家でも気をつけてあげてくださいね、ってお話でした。







出たかったな・・・・懇談会。いつも参観日のたびに『ああ・・・来てよかったな。』って思えるような参観日なんです。

うちの学校は保護者もみなさん熱心で、参観日に欠席してる方が目立つくらい、ほぼ100%の出席率なんです。


周りの小学校では来る人はいつも一緒。5~10人。欠席が3分の2くらいあってもおかしくない状況。懇談会欠席者多数・・・って感じらしいです。



素敵な先生にめぐり合えてよかったな。

この一年での子ども達の成長は目に見えてすごいものがあります。


来年一年で、こんどはどんな風に成長していくのでしょうか。親の私たちも成長しないとね・・・


そう思った参観日でした。






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