sun♪sun♪sunny♪

どんなことがあってもそれだけは・・・


JJ 『そうや。どんなことがあってもそれだけはあかんねんで。なあ、ママ。』

私  『そうそう、絶対あかんよ。』

JJ 『親を泣かせるようなことしたらあかんねんで!』

こんな言葉が6歳の彼女の口から出てくるなんて・・。(笑)驚いちゃったなあ。どこで覚えてきたのかな?

今晩洗濯物を畳みながら、ニュースを見ているときの会話です。やっぱり言葉に敏感になっているお年頃かな。『自殺』という言葉が耳に飛び込んできました。

私  『JJ、どんなことがあってもな、絶対自分で死んでしまったりしたらあかんねんで。どんなに嫌なこととか哀しいことがあってもそれだけは絶対したらあかんねん。ママがぜ~んぶ聞いてあげるからな。どんなことでも聞いてあげるからな。』

JJ 『ニュースとかでな、一いっぱい人を殺したとかいう言葉が出てくるやろう?何でそういうことするんやろうなあ。命がなくなったら、自分が一番悲しいのにな。それに、ハート(心)がなくなったら、身体はあっても死んでしまうねんで。だって、ハートが一番大事やのに・・・』

私  『そうやね。ハート(心)が一番大切やね。』

JJ 『それになあ、自分が一番大切なんやで!』

私  『そうやね。自分を大切にできない人は他の人のことも大切にできないもんね。優しくできないし・・・』

『ハートがなくなったら・・・』って確かにそうかもしれません。心が病んでしまったら、いろいろなことを引き起こしますね。身体の健康はもちろんのこと、人を傷つけたり、自分を傷つけたり・・・それに『自分が一番大切』かあ。たしかに子供の彼女にはそういう気持ちをもって育ってほしいな。そうして彼女がまた母親になったとき、愛する人に出会った時に、『自分よりも大切なもの』という気持ちをわかる日がくるんだろうな。登校拒否や引きこもり、非行などに走る子供の99%は『自分のことが好きでない子』(自信がなく、どうでもいいと感じている子)だという話を本で読んだことがあります。自分が大切で、今のままの自分自身が好きだ、という受け入れができて初めて立ち直るんだそうです。だから、『自分を大切にする』って言うのはこれもまた成長の1つの要素としては欠かせない部分なのではないかなと思います。   2004.1




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