２００３年夏休み
うちは目の前が畑に田んぼ、家の裏は山になっていて、山から下ってくる山水があるために、たくさんの『沢蟹』が住んで（？！）います。子供達は去年の帰省で『かに取り』に味を占めて、『かにさん、かにさん』と大騒ぎ。おじいちゃんが上手に火バサミ（みなさん、ご存知ですか？）で捕まえてくれます。朝起きると『ママ、かに見るー！』と裏庭へ。そして庭でシャボン玉。砂遊び。誰にも邪魔されることもなく、制限時間もなく、のびのびと真っ暗になるまで外で遊んでみたり、京都では考えられないくらいゆったりと時間が流れます。
『こんないい環境で育ったんだなあ・・・』宮崎を離れて１３年。ようやくそれがどんなに価値のあることだったのか、よくわかるようになりました。（子供を持って解かることって、本当にたくさんありますよね。）あいにく、お天気には恵まれなかったものの、どこかへ出かけたりバーベキューをする時には雨にも合わなかったりと、恵まれていました。
さて、３日遅れでやってきたKちゃん一家。子供達も同じ年齢。保育園でも暮らすが同じで大の仲良しです。ブライアンも『じんじん、じんじん（Kちゃん２男のニックネーム）空港での再会はもう『ＸＯＸＯ』の嵐で子供たちの方が大喜び♪Ｋちゃんの3人の子供達も飛行機での旅行は初めてとあって、大興奮だったようです。
短い期間ではありましたが、子供達は田舎の生活を満喫したよう・・・ジャスミンの『おばあちゃんのおうちとジャスのおうちがつながってたらいいのになあ・・・』『宮崎にお引越ししたいなあ・・』と言ったのは本能で何かを感じたからなんでしょうね。人間、自然に囲まれて、のんびり穏やかに暮らすのが心にも身体にも必要なんでしょうね。
それでも、こうして物事のわかる時期に、こうして両親に受け入れてもらって、帰る場所がある。こんなに幸せな事はないなと思いました。去年は9人の友達を、そして今年はＫちゃん一家5人を快くもてなしてくれた両親の優しさに尊敬そして大・大・感謝！それから一緒に遠く宮崎まで行ってくれたＫチャン家族にも大感謝！！の夏休みでした。
Ｋちゃの子供達も、最後は『帰りたくない～・・・宮崎に引越ししたい（涙）』と言ってくれるほど喜んでもらえたのも、また私たちの心を潤してくれました。
みんな、どうもありがとう。私達って本当に幸せ者です・・・（涙）
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