小説:火炎の錬金術師


村にもどったグロスは、まず村長のところへ行くことにしました。
なぜ母のところへ先に行かないかというのは、「どうせ帰るからいいだろ・・」という考えだからでした。
タタタタタタタタ・・・・(走る音)
トンットンッ(扉を開けるノックする音)
グロス「村長!今修行から帰ってきました!」
村長「おぉ!グロスかっ!!ちゃんと錬金術は使えるようになったか?」
グロス「はい!使えるようになりました。」
村長「そうか・・・。村長を決めなおす年じゃな。」
―家―
グロス「母さん!帰ったよ!錬金術を使えるようになったよ。」
母「使えるようになったの?ほんとうに?」
グロス「本当だよ!見ててよ!」
バチバチバチバチィ!ゴォー!(錬金術の音)
母「・・・・!?」
グロス「ほら使えるようになったでしょ!」
母「なんて凄い炎・・・。いや、炎ではなく・・火炎!!父と同じ・・火炎・・・」
グロス「えっ!父さんも・・炎の錬金術だったの!?」
母「ええ・・。そうよ・・・。」
そして母は静まりこくってしまった・・・
―1週間後―
グロスは、自分の能力を母に話してもらった。旅立ちのために・・・
<続く>


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