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日本に行ったことのあるイギリス人たちに「日本はどうでしたか」と聞くと、必ず返ってくるコメントの一つに「日本のトイレ」がある。興奮気味に話すイギリス人たちのトイレ感想文を聞く私のほうも、まさに驚きだ。私の周囲のイギリス人たちが持つ日本のイメージは、だいたい「ハイテク」「経済大国」「天皇・歴史」といったものだ。ハイテクのイメージを地味な存在ながらも、さらに強烈に印象付けているのが、まさに「日本のトイレ」なのだろう。温かい便座、おしり洗浄や乾燥といった様々なボタンは、初見のイギリス人たちを子供にかえったように興奮させるようである。昨日の夕刊紙イブニングスタンダードにも、日本へ行った記者によるこんなコメント記事があった。I've just come back from Tokyo - touching down in Heathrow was like going back five years. Or more precisely, touching down on a Heathrow loo was like going back five years.Funny that for all you hear about Japanese technology, it's the bathroom facilities that most astonish the visitor (the phones and computers are relatively humdrum). Heated seats, electronic flushing, a curious little button marked "soft spray", an experimental push of which had me giggling like a little girl... It's a wonder they get so much work done.こういったトイレの発想を持つ日本人自体への驚き、というわけだ。人気ブログランキングへ
October 21, 2010
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イギリスのビザ申請の拒否、却下。この夏、知り合いの身に起こった。日本での職場の研修で1週間だけ一緒だったKさん。年齢も30代ということでTier 5 Youth Mobility Scheme(旧ワーホリビザ)の申請はできないため、Tier 4 Student Visaを申請したのだという。なぜ拒否されたのかと聞くと、「通帳の最新記帳日がビザセンターに行った日よりも29日前のものだったから」だったそうだ。イギリスのビザ申請ルールとしては、「最新記帳日はビザセンターで書類を提出する日から28日間以内」というように新しいものでなければならないという。たった1日の差でも古いものは古いということで、あえなく学生ビザ申請は拒否となってしまったのだ。最終的に、Kさんはまた新規で学生ビザ申請をして無事に渡英できたが、ビザ申請手数料も無駄にし、大学の前にある英語準備コース開始も遅れることになり、渡英を前にしてくじけたそうだ。ちなみにKさんは今回のイギリス学生ビザの申請にあたり、日本で英語力証明の試験準備・受験に勤しんだという。仕事との両立で大変だったそうだが、渡英前にある程度の基礎を学んでおいたのでコース開始、新生活にも思ったよりスムーズに入れたと言っていた。大学のコースは精神的にも体力的にもきついが、充実しているという。今回の拒否は理不尽な理由ではなかったが、とにかくビザ申請書類の準備、そして日本での英語の基礎勉強だけは万全にしたいものだ。<イギリスの英語コース受講生がTier 4学生ビザを申請する際の英語力証明>一般的な試験:TOEIC 500点以上IELTS 4.0以上一般的な試験:IELTS 5.5以上(ファンデーションコース受講生)、6.5以上(学位コース。大学にもよる)、7.5以上(マスター。大学にもよる) 人気ブログランキングへ
October 17, 2010
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ワールドカップ、アウェイでの初勝利!昨日は午後3時からBBCのTVサイトで日本対カメルーン戦を観戦。音声を聞きながら仕事をしていたのだが、BBCアナウンサーの声「Chance forJapan!」に反応してすぐに画面に切り替えると、日本のゴールシーンが!他のイギリス人スタッフたちから続々と「日本、勝ったね、おめでとう!」「土曜日のイングランドよりも良かったよ」と声をかけられた。職場唯一の日本人なので、皆に一斉に祝福されたのだが、こうして海外にいると自分が日本人なんだと身にしみて実感する。昨日は、朝のBBCニュース番組で日本の「はやぶさ」帰還のニュースを見、夕方には日本WC勝利を味わえて、久々に気持ち良く、清々しい日を送ることができた。はやぶさの関係者の皆様、サッカー選手の皆様、パワーをありがとうございました!人気ブログランキングへ
June 15, 2010
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午前7時に起床。いつものようにテレビをつける。BBCのニュース番組、BBC Breakfastだ。オリンピック開催期間中は通常の番組編成とは異なり、7時10分ぐらいからずっとオリンピック速報となっている。そして、第一報が、イギリス人選手でもなく他の金メダリストでもなく、日本の北島の二冠のニュース。久々の朝日いっぱいの寝室で、一気に目が覚め、心が躍った。『Japan's Kosuke Kitajima won a dominant gold in the 200m breaststroke to add to his 100m title - the Japanese flyer has now done the double in both Athens and Beijing!』連続ニ冠というのは、歴史に残る偉業だ。ここイギリスのテレビでも新聞でも『偉大な泳ぎ手』と讃えている。そして、自国の選手ではなく、北島選手の金メダルを第一報とした報道の公平さにも感心させられた。海外に住んで仕事をしていると、こうした日本人の活躍には特に勇気づけられる。やはり自分が「日本人」であることを日々認識し、また、認識させられているからなのかもしれない。新聞のTimesには、ユーモアを交えた記事があった。『日本の北島康介が200m平泳ぎで優勝、これは北島選手が結局、家に帰れるということを意味する。(北島は2つのメダルなしで戻ることはないと誓っていた。我々は、オリンピックが終了して工場の操業が再開したら、北京はそんなに楽しくないんじゃないかと彼のことを思って心配していたのだ)』『Kosuke Kitajima, of Japan, won the 200 metres breaststroke, meaning that he can, after all, go home. (Kitajima had vowed that he would not return without two medals and we were worried for him that Beijing might not be quite so much fun when the Games ended and the factories reopened.) 』素晴らしい泳ぎと精神力、輝き、そして連続ニ冠~ a double-double winner、おめでとう。人気ブログランキングへ
August 15, 2008
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仕事に追われていたのと、ここ最近の猛暑で体力を消耗してしまったのが重なって、すっかりご無沙汰してしまった。夏は仕事量が格段に増え、同僚たちの休暇も重なるので、疲労度が増すことこの上ない。イギリス人の友人たちもすっかり仕事の疲れがたまっているようで、あまり元気がない。さて、今回はゆかさんからのリクエストにお応えして、ケンブリッジ英検CAEのスピーキング対策について書いてみたい。CAEというのは上級レベルで、通常ケンブリッジ英検FCEを合格した人が次に目指す試験である。イギリスに留学しているヨーロッパ人たちの目標は、大体このFCE合格である。就職活動の際、履歴書に書けるレベルだからだ。FCEの難易度は、日本の英検でいうと準1級程度ではないかと思う。但し、同じ意味だけれども違う文法を使った文を作成したり、作文を2本仕上げたり、スピーキング試験は受験者二人でのディスカッションがあったりと、内容の濃さ・幅広さ、そして「使える英語度」は英検以上であるのは間違いない。CAEの難易度については、英検の準1級から1級に該当するのではないか。日本で英検2級に合格済みの友人が、FCE受験対策クラスを希望し、語学学校でプレイスメントテストを受けたら、「一般英語クラスのIntermediateレベル」と言われたそうだ。FCE受験対策クラスには遠く及ばないレベルだったということだから、いかに日本の英検2級があまり実力を伴っていないかが分かる。ケンブリッジ英検のスピーキングには、自分ともう一人の受験者、目の前に質問を担当する試験官がいて、その後ろに聞き取りに専念して細かく書き取り、採点していく試験官がいる。初めは試験官から「あなたの故郷はどんなところですか」「ロンドンでの生活はどうですか」といった自己紹介的な一対一の質問を受ける。自分の持ち時間はわずかなので、素早く明快に答える必要がある。次もまた一対一の質問形式で、試験官から写真もしくはイラストを見せられる。例えば、4枚の写真がある。全てが野生動物の写真で、動物園のパンダ、自然のジャングル内に生息しているナマケモノ、ケニアの広大な国立公園にいるライオン、船上からのクジラウォッチングの4枚がある。試験官は、そのうちの「動物園のパンダ」と「船上からのクジラウォッチング」の2枚の写真を指定し、「この2枚の写真の共通点と相違点について1分間で述べよ」と言ってくる。考えている暇はない。とにかく、この1分の間に自分の持てる限りの高度な文法、語彙を織り込んだ文章でできるだけたくさん話し、アピールしなければならないのだ。共通点と相違点を述べるための文法、語彙の習得は必須というわけだ。
July 30, 2008
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イギリスの夏の風物詩といえば、グラストンベリーを始めとする野外音楽フェスティバル。さすがにグラストンベリーには行けないが、ここ数年は必ずロンドン市内のハイドパークで開催されるO2 Wireless Festivalかワイト島の音楽フェスティバルのどちらかには行っている。一般的にイギリスは「天気が悪い」と不評だが、夏に限っては素晴らしいと私は思っている。湿度も低く、抜けるような清々しい青空でリフレッシュできるし、夜9時でもまだまだ明るいからだ。こんな日に芝生に座って、野外フェス独特ののんびりとした開放感と賑やかさの中で音楽を聞いていると気も晴れるというものだ。昨夜は屋内ではあるが、久々にイギリスのインディーズバンドのライブに行ってきた。パブでサッカーのEURO2008の白熱したドイツ対トルコ戦を最後まで見終え、その足ですぐにheadlinerであるBrakesのライブへ向かった。Brakesはブライトン出身のバンドで、ジャンルで言うとIndie Rock。各地で精力的にライブ活動をしている。ロンドンキングスカレッジstudent union内のライブは特に印象的だった。イギリス人の友人たちについて行っただけだったのが、Brakesの実力と力強さ、ライブの盛り上がりにすっかり魅せられた。日本に里帰りした時には、Brakesのアルバム『Give Blood』を購入し、日本版の特典であるライブ映像でまた良さを再認識。インディーズバンドには詳しくないのだが、たまたま店頭で聴いて良かったのですぐに購入したHi-Standardの『Making the Road』以来の出会いだといっても過言ではないほどだ。小さなライブハウスで、ティーンエイジャーから中高年までが飲み物片手にBrakesの歌を楽しんでいた。アットホームな雰囲気で、私自身も仕事の疲れも忘れて楽しむことができた。来週はハイドパークの野外フェスティバルだ。イギリスの短い夏を満喫したい。<視聴できます↓> 人気ブログランキングへ
June 27, 2008
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「私はTOEICで800点台後半あります」と言い、イギリスで就職先を探すつもりだという人がよくいるが、実際、TOEICの点数はどこまで中身を伴っているのだろう。というのも、私のロンドンの顧客の日本人が「自分の会社に日本在住の就職活動中の日本人大学生から履歴書が届いたりするんだけど、じゃあイギリス人スタッフが電話で英語でのインタビュー(面接)をしてみたら、会話のできない人が多いんだよね。Eメールでの英語の文章もとてもビジネスレベルとは言えないしね」と言っていたからだ。もちろん、私自身、TOEICで800点台、900点台をとったという人には何人も会ったことがあるが、文書作成や電話で対応できるだけの会話力があるという点では懐疑的だった。TOEICの勉強をすることで、ビジネスや生活英語の知識を増やし、基礎力を上げることはできると思う。但し、「実際に使える」までにはならないのではないか。日本にいた頃は残業の連続でしっかりと英語を勉強する時間も余裕もなく、そのままイギリスに留学することになってしまった。初めに数ヶ月通った英語学校で、まずケンブリッジ英検FCE受験を目指し、短期集中で猛勉強した。その結果、FCEに合格し、引き続いてぎりぎりではあったが、ケンブリッジ英検CAE(上から2番目のレベル)にも合格することができた。ケンブリッジ英検のCAEに合格してやっと、文法、語彙、読解、聴解だけではなく、高めのレベルの文法や語彙を使った会話や作文が実践できるようになったと実感したものだ。全スキルの基礎力が万遍なく上がったのは間違いない。(だが、試験後はというと純粋に英語だけの勉強を殆どしていないので、基礎力は停滞気味である…)ケンブリッジ英検は日本では馴染みが無いが、この試験勉強をすることが一番ためになるし、身に付くと思う。私も留学前には「ケンブリッジ英検」自体、全く聞いたこともなかったが、日本の受験英語とは違い、英語がある程度「使える」ようになるのは間違いない。これから留学やイギリスでの就職を考えている方々には是非お勧めしたい英語の試験だ。但し、就職の場合は英語以外の専門スキルも必須なので、日本にいる間に習得し就業経験を積んだほうがよいだろう。既にこのブログで紹介しているが、本当にためになった自習本なので再掲載: 人気ブログランキングへ
June 20, 2008
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「イギリスへ留学」と言っても、本末転倒になっている人も少なくない。大学・大学院進学の目的を持った留学生の場合は明確な意志があるだけに問題ないが、英語の勉強だけに来たという人の場合、初めの留学目標と現実がずれていくことが多いように感じる。もちろん、たまたま周囲の日本人の知人たちにそういった人が何人かいたというだけなのだが…先週、久々に日本人の友人と会ったところ、その知人女性が3年目の学生ビザ申請を日本で行ない、結局拒否されたと言っていた。1年目は留学エージェントの紹介によって入学した語学学校、2年目はトッテナムコートロード界隈の格安語学学校だったそうだ。そして、今回の3年目で英語以外の専門科目でのディプロマコースに入る予定だったとか。日本大使館が指定するエントリークリアランスの提出書類の中には特に過去の学校での出席率証明等を提出せよと指示はないらしいが、彼女は追加書類として提出するように求められたのだそうだ。結果として、1年目の学校の出席率は全く問題なかったのだが、2年目の学校の出席率がアルバイトに励んだため80%以下で、しかも特に英語の試験も受けておらず「進歩していない」と判断されたらしい。面接にも呼び出されて1時間近く、東京の英国大使館の審査官から厳しく細々と質問攻めにあったという。イギリス留学の場合、学生ビザをとれば合法的に週20時間までアルバイトができるということもあって、特に語学留学生は英語の勉強以上に、アルバイトに流されてしまいがちだ。物価高や英語の実践練習ということで、現実的にアルバイトの時間は外せないが、ケンブリッジ英検さえも合格することなく日本に帰国することになってはもったいない。楽しむことも大事だが、留学中にすること、そして留学後に何をしたいのかというプランも持ちたい。人気ブログランキングへ
June 15, 2008
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朝から晴れ渡っているロンドン。子どものはしゃぐ声があちらこちらから聞こえてくる。そんな中、東京で通り魔事件があったという速報を見た。2時間ほど前のBBCニュースでは、「6名死亡」と報道されていたが、今見ると「7名死亡」となっていた。BBCは「かつては稀であったが、近年、日本でのナイフ犯罪は増加の一途をたどっている」と言い、今年1月に起こった品川駅での16歳の少年による通り魔事件、2001年に大阪の池田小で起こった殺傷事件を例に挙げていた。とりわけ池田小の事件は奇しくも7年前の同日、6月8日に起こっていたともBBCは報道していた。イギリスでのナイフによる殺傷事件もここ数年増加傾向にあり、特に若者同士のいさかいにより、多くの若者が命を落としている。イギリスの場合、日本のような通り魔事件は少ないが、ナイフ犯罪の増加という点では日本と同じ状況にある。イギリスでは昨年あたりから若者によるナイフ犯罪をどう防ぐかという討論が活発に行なわれているようだが、日本はどのように対処していくのだろうか。
June 8, 2008
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労働許可証(ワークパーミット)を申請する際に何が必要なのか。昨年8月2日付のブログ記事に引き続き、『イギリスで働く』について書いてみたい。数年前の話になるが、私が弁護士から揃えるように言われた書類は下記の通りである。1. CV(英文履歴書) 特に明記しなければならなかった点。 ・各雇用先での雇用期間(年と月) ・ポジション名と具体的な職務内容 ・労働許可証申請の職務と関連しているなら、イギリスでのアルバイト先も明記2. 今回の職務に関連する資格の証明書(原本) 各種英語試験の合格証明書等も含む(例:ケンブリッジ英検FCE、CAE、CPE) 3. 大学からの卒業証明書 (日本の大学卒の場合は、必ず英文で発行してもらうこと) 卒業した大学からの成績証明書 (これは必須ではなかったが、良い成績なら、提出しておいた方が心証が良い)4. 過去の雇用先からの英文レファレンスレター ・私の場合は、イギリスでのアルバイト先から2通 ・日本での最後の勤務先から1通 ・必ずレターヘッド付きの紙に印刷し、サインをしてもらうこと ・雇用期間、ポジション名、具体的な職務内容を明記してもらうこと (人柄がどうこうという記述は、特に重要ではない)注)日本での雇用先から英文のレファレンスレターをもらうのが難しい場合、自分で原稿を書き、担当者に確認、訂正だけしてもらうようにしておくと良い。私が揃えて弁護士に提出したものは以上であったが、雇用主が弁護士に提出した書類はかなりの量だったようだ。全ての書類を揃え、弁護士がホームオフィスに労働許可証(ワークパーミット)の申請をして、1週間以内で審査は終了し、労働許可証が送られてきた。弁護士によると、書類が整っており、労働許可証申請者と雇用主が基準を満たしていれば、数日で審査は終了するとのことだ。特に、私の場合はそれまでの学歴と職歴がこの応募職種と関連していたこともあり、非常にスムーズだったそうだ。この労働許可証が発行されて初めて、ビザを申請することができる。現在では一度、この労働許可証を持って自国(日本)に帰国し、東京か大阪のビザセンターに行き、英国大使館の審査を受けたエントリークリアランスをする必要がある。但し、イギリスのビザのルールは刻々と改訂されているので、ホームオフィスのウェブサイトでこまめに最新情報を確認しよう。 人気ブログランキングへ
June 6, 2008
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今年も気がつけば6月。梅雨のようなお天気が続くロンドンの雲間を縫って、リージェンツパークのバラを見に行ってきた。ここ数年、久しく足を運んでいなかった。ロンドンに来た当初は、いそいそと散歩に行ったものだが、最近では顧みることもなかった。いかに自分の生活が、反復生活になってきているか、行動範囲が狭まってきているかを実感。リージェンツパークのインナーサークル(まさしく公園内に設けられた円形の部分)はQueen Mary's Gardensと呼ばれ、噴水や池、バラを始め、多種多様な植物が植えられている。夏にはシェークスピアの芝居が催される野外劇場Open Air Theatreもこの円形部分に設けられている。中でも、ここのRose Gardensは小規模ながらも見事である。ベビーカーを押した親子連れ、杖をついた老人、カップルなど多くの人が思い思いにのんびりと時間を過ごしていた。バラの香りとその彩色、人々のゆったりとした雰囲気に、心も自然と和んだ。バラも多くの人の手によって開発されているようで、個人の名前がつけられたバラはそこここに咲いていた。そして、一際目立っていたのが、この『Savoy Hotel』という桃色のバラ。一種の広告なのだろうが、よもやこんなところまで…
June 3, 2008
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オイスターカードというのは、ロンドン交通が発行しているプリペイドカードである。ロンドン市内の地下鉄、バス、一部地上電車の運賃をこのカードで支払うことができる。このカードにはニ機能あり、一つはトップアップ式(カード内に一定金額を入れて、乗るたびに引かれていく)、もう一つは定期式になる。先日、友人が地下鉄駅の構内にある券売機でオイスターカードをトップアップしようとしていた。オイスターカードを黄色のリーダーに当て、20ポンド分のトップアップを選択し、20ポンド札を入れた瞬間、後ろから「The ticket machine is out of order.(その券売機は故障しているよ)」という声が。振り返ると、青いジャケットを着た男の人がおり、この友人はそのジャケットの主が駅員だと思い、二言、三言交わした。そして、券売機のほうに向き直し、自分のオイスターカードを再度リーダーに当てて金額を読み込ませようとしたが、反応がない。見ると、画面の表示が「next customer(次のお客様)」となっていたそうだ。そして、青いジャケットの男の姿はなかった。わずか数秒の間に、この男が自分のオイスターカードに20ポンド分トップアップして逃げ去った、というわけだ。ターゲットになってしまった友人。しかし、始めに黄色のリーダーに当てたオイスターカードと同じではなくても、お金を入れることができるとは知らなかった。友人は駅員に早速この盗難について訴えたそうだが、「ここでは対応できないので、このオイスターカードヘルプラインに電話しなさい」と言われ、電話番号をもらっただけで終わったそうだ。ヘルプラインに電話もしてみたそうだが、「それはお気の毒でしたね。でも、そういった件に関しては、一切責任がとれません」と言われただけだということ。とにかく、ATMでお金を引き出す時もオイスターカードをトップアップする時も気をつけよう。人気ブログランキングへ
April 25, 2008
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2月にこのブログ上で、ヒースロー空港ターミナル5のグランドオープンについての記事を載せた。ブリティッシュ・エアウェイズ専用の豪華ターミナルが堂々オープンしたのが、週末の3月27日。そして、その直後から、T5は大混乱に陥った。私からしてみれば、予想通りの惨状なのだが、とにかくその惨状に巻き込まれた乗客の皆さんに同情。カギ括弧の部分は、私の2月のブログより。計画:「画期的なのは、迅速なチェックインが可能であり、出発の35分前までにセキュリティゲートを通れば大丈夫という点だ」現実: チェックインのために行列した人たちは、数時間も並ぶことを強いられた。その間、続々と入る「フライトのキャンセル」のニュース。開港からの4日間だけで、約250便がキャンセルになったという。計画:「その上、飛行機が着陸して15分でスーツケースが回収できるようになるのだという」現実: やっと搭乗し、目的地に到着した乗客たち。だが、飛行機は乗客達のスーツケースを運んではいなかった。この4日間だけで、T5には置き去りになった28000個以上のスーツケースの山が…。そして、アメリカから到着した乗客達は、スーツケースが出てくるのを待つこと3時間30分。28日の朝のBBCニュースでは、コメンテーターが「national embarrassment」と何度も言っていたのが印象的だった。国家の恥だと。この混乱の原因はいくつもあるのだが、主なものは、「スタッフの訓練不足」「駐車場や空港中編道路の標識のわかりにくさ。またそれによるスタッフの遅刻。道路の渋滞」「スーツケースを運ぶコンベアベルトの故障」だという。このchaosはまだまだ最低でも今週いっぱいは続くと言われているが、この土曜日にBAで成田からやってくる知人は大丈夫だろうか。人気ブログランキングへ
April 1, 2008
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昨日(21日の金曜)から月曜までは4連休である。イギリス版のゴールデンウィークといったところだ。私にとっては嬉しい4連休であり、つい忘れがちであるが、これはキリストの復活祭のための重要な連休なのだ。スーパーに行くと、ウサギのカチューシャをした店員さんが何人もいたり、イースターエッグと呼ばれる卵型のチョコレートやイースター・バニーと呼ばれるウサギ型のチョコレートが山積みされている。なぜウサギなのかというと、ウサギは「多産」の象徴なのだそうだ。そして、忘れてはならないのはホットクロスバンと呼ばれる白い十字架が表に描かれたレーズン入りのパン。スーパーに大量に並んでいるイースターエッグのチョコレートを見ていると、商業的意味合いが前面にでているようで味気なく思えるが、これらは全てイースターの伝統(各食べ物の写真はこちら)である。イギリス人でも敬虔なキリスト教徒たちは、肉や卵などの動物性食品を食べることなく、このイースター(復活祭)の日まで過ごすのだそうだ。そして、復活祭の日に肉や卵、バターをたっぷり使った夕食やケーキ・パンを食べるのだそうだ。ただ、周りのイギリス人たちに聞いてみたところ、皆、普通通り動物性食品を食べ続けており、伝統に従っていた人は皆無だったが。とにかく、私にとってはしばし仕事から離れることのできる貴重な4連休である。色々と出かける予定があるのだが、みぞれ雪が舞うほどの寒さで、つい出かけるのが億劫になってしまう。昨晩も今日も風が強く、肌をさすような冷たさだ。その風に乗って雪が舞うのだから、大変な寒さである。イースターは春の象徴でもあるが、まさに冬に戻ったような週末だ。ロンドン市内のあちらこちらで満開だった桜や木蓮はこの大風で散り始めている。今は晩春というには早いが、寒の戻りといったところだ。人気ブログランキングへ
March 23, 2008
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ここ最近の仕事量は尋常ではなかった。到底、規定の時間内では終えられないほどの量であり、本来なら他にもう一人は人手が要る仕事量だった。だが、イギリス人上司のマネージメント力がなく計画性にも欠けているばかりに、締切1週間前になって、本来の自分の職務以外のものも付随した仕事がすさまじい量となり、一気に自分の上に降りかかってきた。この上司は本当にマネージメント力が欠如しており、しかも、私以外のスタッフにこの仕事をシェアするように命じることもしなかったし、する意志も勇気も持ち合わせていなかった。というのも、他のイギリス人やヨーロピアンスタッフたちは、「自分は定時に帰宅する。そのプロジェクトには始めから関わっていないわけで、自分には関係ない」という姿勢を貫いたからである。それに、この上司自身が、他のスタッフたちから「計画性がなさすぎ」だと直接非難されるのを恐れたからでもあろう。結局、上司は全てを私に放り投げ、彼は残業も休日出勤もしなかった。プロジェクト全体の責任が自分一人にかかってくるような状況となり、私は勤勉で責任感のある労働者として、日本勤務時代と同様、残業や休日出勤をしてこなしていった。皆がぞろぞろと5時30分に退社し、パブに行ったり、帰宅していく。普段なら、色々と声をかけてくる同僚たちも、できるだけ私に話しかけないように、見て見ぬふりをしてさーっと退社していく。要するに、大変な仕事量で残業必須の私に声をかけて何か仕事を私から頼まれてしまうことを避けていたのだ。その証拠に、プロジェクトの第一段階が無事終了した昨日の月曜日に、「明日は仕事を休んだほうがいいよ」と、この役立たずのイギリス人上司が声をかけてきた。そして、普段はとてもフレンドリーで気のいい同僚たちも。英系企業であり、そして日本人は自分一人。今回の一件で、「残業も厭わない、勤勉で責任感があり、会社に自分を捧げるような見本的日本人には絶対にならない!」と強く決意した。自分は日本人であり、もちろんこれからも自分の職務は責任をもってしていくつもりだが、このロンドンの職場では「ナイスな日本人」というスタンスで働いてはいけないのだ。ここはイギリスなのだ。自分の体を壊してまで滅私奉公する必要はない。あくまでも個人主義で働く国、それがイギリスなのだ。人気ブログランキングへ
March 18, 2008
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オーストラリア人の友人と約1年ぶりに再会した。お互いに忙しかったので、チャイナタウンで2時間ほど食事をしただけだったが、彼女の日本旅行の話を聞いたり、仕事のことや次に会う予定について話したりと中身の濃い2時間だった。そのチャイナタウンのメイン通りにある大きなスーパー前が黄色いテープで囲われて封鎖されているのを見た。警察官が何人もいて、テープ内に人が入らないように立っていたが、その囲いを見ると、大量の血痕が… 大事に至っていなければよいのだが、こんなに人で混雑しているところで何が起こったのだろうか。最近、ナイフによる事件が多いだけに心配だ。3週間ほど前にチャイナタウンに来た時には、Chinese New Yearということでこの通りは何百もの赤い提灯で飾られていたが、もうすっかり取り外されていて、いつものチャイナタウンとなっていた。気がつけば、桜やダファディル(黄色のスイセン)が満開。日も長くなっている。サマータイムへの切り替えまで、あと少し。そして、春まであと少し。職場の新プロジェクトに忙殺される日々終了まで、あと1ヶ月。人気ブログランキングへ
March 7, 2008
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週末に、ロンドン中心部のコベントガーデンマーケット前にあるLondon Transport Museum(ロンドン交通博物館)に行ってきた。名前からしてなんだか地味な博物館のように思われるかもしれないが、場所はコベントガーデンのあのマイフェア・レディで有名なマーケット前という一等地だ。昨年、大規模な改装を経てリニューアル・オープンしたロンドン交通博物館は、予想以上に見所が満載だった。入場料は大人8ポンド。見て回るのに最低でも2時間はかかるので、時間に余裕をもって行きたい(私は午後2時半すぎに入場したが、5時の閉館時間が早く感じたほどだった)。人の手で掘って掘って掘り続けて開通した世界最古の地下鉄。チューブ(管)の形がそのまま「tube」すなわち「地下鉄」の意味になったのも納得の作業方法。1863年の開通当時はなんと蒸気機関車が地下を走っていたそうで、煙とホコリと暑さで、運転手はsuffocate(窒息)寸前だったとか。そして、世界発の地下鉄の開通初日にはなんと4万人もの乗客で溢れかえったとか。しかも、運行は10分に1本。皮肉だが、もしかしたら、現在の地下鉄よりも運行状況が良かったのかもしれない。そう言えば、確かにベーカーストリート駅(ハマースミス&シティライン)のホームは天井が普通の地下鉄駅よりもかなり高かった。これは蒸気機関地下鉄のための設計だったのだろう。第二次世界大戦中はドイツ軍によるロンドン空襲の際、防空壕代わりにも使われたロンドンの地下鉄。何千人もの避難者でいっぱいのプラットホーム写真は印象深かった。ちなみに、昔の地下鉄車両の方が今の車両よりもゆったり広めで、上質のソファ・肘掛けを使っている。昔の方が快適な車内だったとは、これまた皮肉な話である。周囲のイギリス人見学者たち(60代以上)によると、「もしこの昔の車両が今も使われるとしたら、vandalism(バンダリズム。芸術や文化、公共施設の破壊行為)でめちゃくちゃになるに決まってるさ。マナーが低下しているから、今は」とのこと。もっともな話である。そして、この60代(以上)のイギリス人おじいさん、おばあさんたちは「タイムトラベルしたみたいだわ」と快適で落ち着いた趣きの車両の中ではしゃぎ、写真撮影に熱中していた。「私にもこんな風に感じる時が来るんだ、数十年後に。数十年後はどんな社会になっているんだろう」と、リアルに時間の流れを感じた一瞬だった。人気ブログランキングへ
March 4, 2008
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今朝のBBCのトップニュースは、「地震」。夜中の1時頃、ロンドンから見て北東の地域でマグニチュード5.3の地震が発生し、その揺れは北イングランドやロンドン、そしてウェールズでも感じられたという。私自身は全く気がつかなかったが、地震が起こった地域の人々たちは、「I was absolutely terrified.(とっても恐ろしかった)」というほどの揺れだったそうだ。過去25年のうちで最も大きな地震だったということで、地元住民たちの電話インタビューなどで今朝のテレビはおおわらわだった。幸い怪我人1名だけだったということだが、イギリスはめったに地震がないだけに大きく報道されていた。自然には逆らえないが、これ以上大きな地震がないことを祈りたい。
February 27, 2008
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最近、職場で新しいプロジェクトの担当になったため、これまで以上に仕事に追われるようになった。特に、「電話に追われるようになった」と言っても過言ではない。一日に私宛てにかかってくる電話の数は普段の倍以上、こちらから顧客にかける電話本数も普段の倍だ。顧客はイングランド人やスコットランド人、イタリア人、フランス人、インド人、中東出身者など、多国籍だ。色んなアクセントの英語に慣れるのは良いことだ。それに、何よりコンピュータの前でじっと固まって仕事をしているよりも、自分のスピーキングの反復練習にもなるのでためになる。だが、電話に追われて書類作りが後手に回っているような状況なので、まさに時間との戦いの日々だ。イギリスの職場というのは、他人の仕事の進捗状況について干渉しあうようなことはない。自分の仕事が終われば、定時に退社する。自分が日本で働いていた時には常に第三者の目があっただけに、この点はとても気が楽である。だが、その分、自分の仕事ができていない時には厳しく公平に評価されるので、気が抜けない。そのせいか、最近は自宅や携帯に電話がかかってくると、とても疲れた、うんざりした気分になってしまう。友人からの電話であっても、「電話をとる」行為自体に嫌気がさしてきているのだ。これを同僚に言ったら、「それはまさにphone-phobicだね」とのこと。Phobicの意味は「恐怖/嫌悪症(の人)」。要するに「電話恐怖症」である。代表的な単語として、Claustrophobic(閉所恐怖症)が挙げられる。Phobicはとても応用のきく言葉で、例えば冗談めかして「choco-phobic(チョコレート恐怖症)」と言ったりもできる。まあ、この場合、「I am chocoholic.(チョコレート中毒)」の方が普通だが。自分の場合、phone-phobicで、ストレスから甘いものばかりつまんでいるまさにchocoholicな毎日である。人気ブログランキングへ
February 20, 2008
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昨日(土曜日)は春のようなぼかぼか陽気だったので、カムデンタウンにあるマーケットに行った。露天でバナナ&ナテラ(チョコ&ヘーゼルナッツ)クレープを買い、ネパール系の雑貨店でストールを買って、運河沿いのベンチに腰を下ろしてコーヒーを飲み、夕方5時ごろに出た。朝から快晴の土曜日だったこともあり、数多くの人が屋外で食べたり飲んだりしていて、大変な盛況ぶりだった。そして、その晩、カムデンマーケットで火災発生(写真はこちら)というニュースが! 自分が帰ってから、わずか2時間後に大規模な火事が起こったというのだ。テレビ、写真で見る限り、かなりのひどさだ。死傷者がでなかったのが奇跡的にも思えるほどだ。週末には30万人の人出で賑わうロンドン北部のカムデンマーケットは最近、解体・新ビル建設、改装とめまぐるしく変わっており、マーケットの新規出店数はどんどん増えている。昨年の夏にはマーケット北部の昔ながらの建物を全面的に解体するということで、地元住民が反対運動を起こしていたのを覚えている。その中に入っていたプラウドギャラリーの移転問題もあり、ニュースでも何度も取り上げられていたが、結局、開発業者のプランが押し通された。新しい今時のビルを建設することで、マーケットやカフェ・レストランの店舗数を増やすことができ、結果として収益が上がるからだそうだ。私自身は、このプランには疑問だった。地元の反対運動のグループが言う通り、新しいビルに建て替えてしまえば、「カムデン」の持つ古き良き雰囲気が損なわれ、結果としてイギリス各地のハイストリート(メイン商店街)と同じになってしまうのではないかと思ったからだ。火災の起こったカムデンマーケットと周辺道路はしばらく閉鎖されるらしい。今日(日曜)も昨日に引き続き、朝から快晴で穏やかな日だが、カムデンマーケットが賑わうことはない。古着屋、雑貨屋、屋台、アンティーク屋、カフェ、バー、パブなどの経営者にとっては暗い日曜日となってしまった。古着屋のオーナーは「日曜日の平均売り上げである2000~3000ポンドが入ってこなくなり、しかも在庫まで燃えてしまい、大打撃だ」とインタビューで語っていた。早期の原因究明と再開を望む。人気ブログランキングへ
February 10, 2008
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3月27日にブリティッシュ・エアウェイズ専用のターミナル5がオープンする。ヒースロー空港はヨーロッパ最大、取り扱い旅客人数も世界3位、ヨーロッパ1位である。2012年のロンドンオリンピックに向けて利用者数のさらなる増加が見込まれている。ターミナルの建物自体、イギリス最大容積になるとのこと。画期的なのは、迅速なチェックインが可能であり、出発の35分前までにセキュリティゲートを通れば大丈夫という点だ。その上、飛行機が着陸して15分でスーツケースが回収できるようになるのだという。もし、このプランが本当に実現するのなら、これほど素晴らしいことはない。イギリスの交通事情、芳しくないカスタマーサービス (poor customer service) の実態を経験的に知っているため、現時点ではやや懐疑的だが…他にも特筆すべき点は、ティファニーやイギリス一流シェフなどの豪華なブランドショップ、レストランが数多く設けられることだ。これまで既存のターミナル内のブランド店に勤務していた知人は、このターミナル5のブランド店に異動になるということで、高級感溢れる店内サービス充実のために、特別研修を受けているそうだ。このターミナル5の建物の建設コストについてだが、税金を投入せずにまかなわれたということだ。今度、BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)を使う時、建物・サービスをじっくり堪能させてもらおうと思う。ちなみに、昨年BAを使った時、日本からの長時間フライトで疲れた体に追い打ちをかけるように、スーツケースをなくされたことがある。電話やらネットやらで手続きに奔走するはめになり、実際に手元に届くまでは気が気ではなかった。次回はどうなることか…期待したい。人気ブログランキングへ
February 9, 2008
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おとといに続いて、イギリスの移民問題について。イギリスの内務省は移民のために生活マナーガイドを提供すると発表した。内容の一部は下記の通り。● 列の並び方● 路上で唾をはいてはならない● 音楽を大音量で流してはならない● ごみを(道など)で捨ててはならない常識の範囲内のことじゃないかと思う人もいるかもしれないが、多国籍かつ多様な宗教のコミュニティがひしめいており、地域社会との調和に欠けているからこそ、あえてこうしたガイドラインを明記する必要がある、ということだ。近い将来、日本政府もこんなガイドラインを移民に対しても、そして日本人に対しても提示する必要がでてくるのではないだろうか。人気ブログランキングへ
February 7, 2008
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BBCの動物ドキュメンタリー番組『Life in Cold Blood』を視聴。お馴染みの動物学者デイヴィッド・アッテンバラによる爬虫類、両生類についての番組だった。『Life on Earth』シリーズの最終章である。私はこのLifeシリーズのDVDをボックスセット(『The Life Collection』)で購入した。数年前にやらせ報道があったりもしたが、世界を代表する動物ドキュメンタリーの一つと評価されている。一時帰国した時にちらりと見たのだが、NHKでも確か『Planet Earth』が放送されていたように思う。デイヴィッド・アッテンバラはイギリスでは老若男女を問わず人気があり、尊敬されているようだ。私の知人の子どもたちや少しばかり生意気で遊び盛りの中高生でさえ、デイヴィッド・アッテンバラの番組を見ている。これから数週の間、月曜日の夜9時が待ち遠しい。 人気ブログランキングへ
February 5, 2008
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Finsbury Parkという北(東)ロンドンに住むイギリス人の知人(30代男性)が、帰宅途中に二人の移民に襲われ、iPodを盗られたと聞いた。幸い、怪我は擦り傷程度で済んだそうだが、なんとも物騒な話である。この知人はショックを受けたのと同時に、最近急増している移民への怒りが沸騰したとか。もしこれが日本で、私や知人が外国人による強盗などの被害に遭ったとしたら、外人・移民への怒りや偏見は自ずと増すと思う。近年の急激な治安悪化の理由として、しばしば「immigrants(移民)」、そして「hoodie(フード付きの服を着て顔を隠すティーンエイジャーたち、またはスタイル」が挙げられる。教育の欠如という問題の他に、CCTV(監視カメラ)の数ばかりが増えて、パトロールする警察官の数が逆に減っているという点も理由の一つに挙げられるだろう。確実に言えることは、急速に増えている移民にイギリスの地域社会が対応しきれていないということだ。自分自身も外国人労働者の一人であるからこそ、イギリスの移民問題には敏感に反応してしまう。もし、イギリスのように今後日本でも移民が急増したら、どうなるんだろうか。少子化、高齢化の日本は今後多くの外国人労働者を必要とするはずだ。イギリスを始めその他の国々の現状を把握して、来たるべき移民社会への青写真をしっかり描いてほしいものだ。外国に住んでいると、日本について色々な違った視点から考えることができる。海外に出てみて良かったと思える点の一つだ。人気ブログランキングへ
February 5, 2008
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一般的にイギリスのビザ審査は厳しいと言われている。その厳しさというのは国籍によるところも大きい。例えば、今日、私のブラジル人の友人が、「いとこが学生ビザの申請をしたが、拒否された」と言っていた。ブラジル人の場合、イギリスの空港に到着した時に、日本人のように観光ビザがもらえるのだから、無理に学生ビザにせず、観光ビザにしておけばよかったのだといとこは後悔していたそうだ。今、私の友人が語学学校に通っているが、その韓国人クラスメイトの友人も韓国の英国大使館から拒否されたそうだ。私の日本人の知り合いも、東京の英国大使館から拒否されている。この人の場合は、初めての学生ビザ申請というのではなく、学位以下のコースでの「3年目」の学生ビザ申請だったので上述の二人とは状況は異なるが、比較的学生ビザが簡単にとれると言われている日本人でも拒否されるケースが出ているのだ。それでもまだ他の国籍者のように、初めての学生ビザ申請の時に拒否にあったという日本人は聞いたことがない。この点、やはり日本人は他の国籍者よりも審査に通り易いと言える。日本人でも6ヶ月以上の留学の場合は、観光ビザではなく事前に日本で学生ビザを申請する必要がある。エントリークリアランスと言うが、この申請方法が昨年の秋から改定されたため、大変面倒になったそうだ。というのも、英国大使館に郵送でビザ申請できていたのに、昨秋以来、本人が出向かなければならなくなったからだ。東京もしくは大阪のビザセンターに行き、申請書類を提出して指紋採取等されるようになったという。それに、従来とは異なり、もうその申請当日にビザ付きのパスポートを返却してもらえなくなったそうだ。つまり、ビザセンターには審査の権限がなく、あくまでも諸手続きの代行のみであり、書類は全て英国大使館に送られてそこで初めて審査されるためだ。地方在住者にとっては、時間と交通費という負担増である。私が学生として滞在していた頃とはルールが随分変わっている。それだけ、イギリスへの移民がここ数年で急増し、そしてその分制限しなければならなくなったのだろう。今日も、「外国生まれの女性(特に東ヨーロッパ、中東、インド系、アフリカ系)の出産が急増しており、NHS(国民無料医療)病院の人出不足が深刻化、そして出産関連の支出が増えたため、財政が逼迫している」とテレビで流れていた。福祉の国であるイギリスは、アメリカとは異なり基本的に医療は無料である。薬代だけは1種類につき、約7ポンド(約1400円)支払う必要があるが、それ以外は基本的に無料であり、子供が生まれれば国から手当てがでるという背景も、移民の出産率の増加に拍車をかけているのだろう。信じられないスピードでイギリスは移民社会に移行しており、それが目まぐるしく改定されるビザ申請手続き、申請料の値上げにも反映されているのだ。人気ブログランキングへ
January 30, 2008
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今日のニュースで、「イギリス人家庭は収入の多くを住宅ローンや家賃などに使っており、食への比重が少ない」と流れていた。だが、「イギリスではオーガニック食品が大人気で、その売り上げ高の伸びは他のヨーロッパの国々よりも著しく高い」のだとも言っており、またその一方で、「イギリスは世界のどの国々よりもファーストフード中毒になっている」とも言っていた。なんとも矛盾したニュースと思うかもしれないが、この国で生活しているとどれも事実だと実感できる。ただ、階級社会・移民社会という社会構造がこうした極端な数字を出してしまうのだと思う。そして、50年前のイギリス人と現代のイギリス人の食費への割合を比べると、50年前は支出のうち3分の1を食費にあてていたが、2007年では支出のわずか15%が食費にあてられているという(National Statisticsより)。それだけ住宅ローン・家賃が家計を押しており、衣類やレジャー費用が安くなったとも言えるだろう。BBCによると、驚くことにイギリスは肥満大国であるアメリカとさほど変わらない状況にある。体重オーバーの人の割合は、イギリスが61%。一方のアメリカが66.3%。肥満の人の割合は、イギリスが22.7%、アメリカが32.2%だというからも、肥満がイギリスの国民病になっていると言える。実際に、短いトップスからお腹の肉がはみでている若い女の子たちをよく見かける。ジーンズの上にのっかったお肉に臆することなく闊歩しているのだ。このはみ出た贅肉を「love handle(恋人が掴むのに便利な取っ手)」と呼ぶ愛嬌たっぷりのイギリス人たち。それに、30代以上の多くの男の人の体形はまさに「beer belly(ビール腹)」である。Global weight problemというわけだ。自分自身も渡英以来、体重が5kg以上増えている。今年こそは、この食生活を見直す必要がある。人気ブログランキングへ
January 30, 2008
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イギリスBBCのサイトに興味深い日本の写真特集があった。その名も『Japan's food crisis』(←9枚の写真からなる特集)この写真記事によると、● The government says only 39% of the food the Japanese need is grown in Japan.日本の食糧自給率はわずか39%である。● In contrast Britain produces 70% of the food its population needs and France more than 120%.これに対し、イギリスの食糧自給率は70%、フランスは120%以上である。● Japan ranks 124th in the world in terms of food security, and as the global population continues to grow there is more competition for resources.食糧の安全確保という点に関しては日本は世界で124位であり、世界の人口増加が進むににつれ、食糧資源確保のための競争は増すばかりだ。● Japan’s population is ageing fast: in 1990 there were almost six people of working age for each retiree, but by 2025 that number will have fallen almost to two.日本の人口は急速に高齢化している。1990年には定年者一人に対して約6人の労働人口があったが、2025年にはその数は約2人までに落ちるだろうと予測されている。● Japanese longevity is thought to be due in part to the nation's healthy post-war diet of rice and fish.日本人の長寿は、健康的な戦後の常食であるご飯と魚のためだと思われている。● Today their diet is becoming increasingly westernised.(しかしながら)今日の日本人の常食は欧米化傾向にある。● In the years after World War II, about half of Japan's economic effort was agricultural. Today the sector has shrunk to just 1%.第二次世界大戦後の時代は日本経済における取り組みの約半分が農業だった。今日では同セクターはわずか1%にまで縮小している。大体の日本語訳ですが、このBBCの写真記事はコンパクトに日本の食糧事情がまとめられていて、大変わかりやすい。それにしても、世界のマグロの約25%が日本によって消費されているとは知らなかった。ここイギリスでもツナは人気でツナマヨネーズのパスタやツナ&コーンサンドイッチは定番の品であり、私もよくお世話になっている。(ちなみに、イギリス人はツナのことを「チュナ」と言う。渡英してすぐの頃に近所のサンドイッチ屋で「チュナサンドウィッチ、プリーズ」と注文している大の男の人やおじさんを見て、面白く思ったものだ。イギリスも昨年夏からの長雨のせいでタマネギが不作だったということで、フランス等から輸入せざるを得ない、そして値上げせざるを得ないそうだ。近年の天候不順はどの国でも大きな問題である。人気ブログランキングへ
January 29, 2008
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今日開催された大阪国際女子マラソンで、イギリス人ランナーのマーラ・ヤマウチが優勝した。周囲の期待が福士加代子に集中していたことを考えると、伏兵の優勝という感じなのだろうか。このマーラさんは、日本でも有名なイギリス人女子マラソン世界記録保持者のポーラ・ラドクリフに次ぐイギリス女子マラソン歴代2位の記録保持者だそうだ。どうしても、ラドクリフの陰になりがちだったが、この優勝で一気にその存在感を示したのではないか。ニュースでは、このマーラさんの優勝だけではなく、日本女子マラソンの北京オリンピック代表選考についても伝えていた。高橋尚子、野口みずきとオリンピック優勝者が名前をつらねている層の厚さが、注目を集めているのだ。(記事はこちら)昨日はテレビで陸上競技『ノーリッジ・ユニオン国際選手権』がやっていた。2012年のロンドンオリンピック関連のニュースも多い。もっとも、これは競技場の建設コストが試算よりもさらに上がるとか、予定していた競技場が狭すぎるから新たに建設するべきだかいうお金に関連するニュースばかりではあるが。とにかく、今後の日本女子マラソン選考から目が離せない。人気ブログランキングへ
January 27, 2008
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ロンドンでの家賃はどれぐらいなのか。東京と比べてもロンドンの物件はかなり割高だ。留学生がロンドン市内に住むという場合、大抵はホームステイかフラットシェア・ハウスシェアになる。日本でいうワンルームアパートに該当するのはスタジオフラットと呼ばれる物件になるが、家賃は日本よりもうんと高いため、フラット・ハウスシェアにならざるを得ないのだ。●ロンドンのスタジオフラット: 約15~16万円(月額/光熱費の一部が込みの場合有り)●ロンドンのフラットシェア(シングルルーム):約9~10万円(月額/光熱費等込み)もちろん上記の家賃はあくまでも目安で、立地や光熱費・住民税等の条件によって前後する。フラット・ハウスシェアとは、一つの物件にいくつかの部屋があり、台所・トイレ・浴室を皆で共同で使うというものだ。通常、家具(ベッド、机、椅子、棚、クローゼット)は部屋に付いているので、自分で用意するものは寝具などだけだ。家賃は週単位で表示される。例えば、「single room, £100/w, all bills inclued」という場合、「個室、家賃は週100ポンド、光熱費等全て込み」ということになる。もっとも、全て込みと一口に言っても、内容を確認する必要がある。電気・ガス・水道代、住民税、TVライセンス(視聴料)というように、付随してくるものが多いからだ。各種公共料金は、最近の私のブログの話題の通り、毎年値上がりしている。そして、今朝のニュースでは「Council Tax (地方住民税)が4%の値上げ」といっていた。この数年で年間あたり実に数万円も値上がっている。昨日は、2万5千人もの警察官がインフレ分を加味した賃上げ要求デモをしていた。今後、このインフレ傾向はどうなっていくのだろうか。 人気ブログランキングへ
January 25, 2008
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物価高、そしてカスタマーサービスにやや欠けているロンドンであるが、バス路線網・本数・運賃はとても充実していると思う。もちろん、途中でいきなり「全員降りろ」と言われたり、30分近く全くバスが来ず、来たと思ったら3台同時に来たり、バスの床に食べかけのフライドチキンやポテトが散乱していたりということは多々あるが、それでもバスサービスは日本と比べてもかなり良いと言える。まずロンドンに来たら、地下鉄の駅の窓口でバスマップをもらうことをお勧めする。これは無料で、しかもCentral London、North East London、 North West London、South East London、South West Londonの5種類があるので、必要なエリアのバスマップをもらえば、どの路線も乗りこなせるようになる。路線網の充実ぶりには目を見張るばかりだ。これもロンドン市長のケン・リビングストンの方針の賜物らしい。この時に窓口でオイスターカードというプリペイドカードも入手すれば、バスは1回の乗車につき、わずか90ペンス(約180円)と大変お得になる。1日に4回以上バスに乗った時点で、自動的に3ポンドまでしか課金されないようになる。つまり自動的に1日3ポンドでバス乗り放題というお得な設定になるのだ。ただし、このオイスターカードがなく現金で乗車時に払うという場合は1回2ポンド(約400円)になってしまうので注意が必要だ。それにロンドン中心部で乗る時は、バス停にある券売機で2ポンド払って事前に乗車券を買っておかないと乗車拒否にあうので要注意だ。バスを乗りこなせるようになれば、町をまわる楽しみも増すのだが、気をつけたいのはスリや置き引きだ。前にも書いたが、ちょっとの隙や油断をつかれたスリ・置き引きの被害にあっている人は意外と多いのだ。Bendy busと呼ばれる車両が2つくっついたバスは、どのドアからでも乗降車できるため、運賃を運転手の前で払わないで乗ることができる。そのため、無賃乗車をする輩が多く、職業的スリが多数バス内で仕事をしているのである。先日も、新聞に29番のバス(bendy bus)でスリの被害に3度もあったという地元のイギリス人おじいさんの記事が載っていた。実際、私の知り合いも3人ほど、同じ29番のバスでスリにあっている。29番はプロのスリの仕事場として有名なようだ。ちなみに29番はロンドン中心部からManor House、Wood Greenという北(東)ロンドンあたりを周回している。同じくbendy busの12番(ロンドン中心部~Elephant&Castle, Peckhamの南ロンドン)、38番(ロンドン中心部~Hackneyの東ロンドン)、73番(ロンドン中心部~Stoke Newingtonの北東ロンドン)なども比較的治安が良くないと言われている地域を通ることもあり、より細心の注意が必要だ。人気ブログランキングへ
January 24, 2008
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今、ロンドンのヒースロー空港にてブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の北京発の便が着陸に失敗したというニュースがラジオで流れていた。幸いにも軽症者3名だけですんだそうだが、一つ間違えば大事故につながりかねなかったはずだ。BAは客室常務員たちが乗客をすばやく脱出させたことを"excellent job"と言い、機長も「クルーたちを誇りに思う」とコメントしているが、とにかく原因究明が早くされればと思う。ヒースロー空港は巨大なハブ空港で、分刻みで離発着が行なわれているだけに心配だ。BBCの関連記事と写真はこちら。人気ブログランキングへ
January 17, 2008
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日本のあの独特のお正月の雰囲気が懐かしい、と思う海外在住日本人は多いはずだ。私の周りの日本人たちも年末年始はやはり日本で、ということで里帰りしていた。イギリスのメインの年間行事はクリスマスであって、町のクリスマス感は1ヶ月以上続く。正月というと、大晦日のカウントダウンイベントとしてある花火(但し、約10分で終了)ぐらいで、1月2日からは日常通りとなる。クリスマス休暇後の仕事初めは1月2日ということになるわけだが、溜まった仕事の処理でこれが予想以上に忙しい。年始の恒例として、またロンドン交通が値上げをした。毎年、年明けから地下鉄・バスの運賃が値上げとなるのだ。ロンドンにはオイスターカードというプリペイドカードがあるのだが、このトップアップ運賃は据え置きだったが、定期券は値上がりしていた。トップアップ運賃だけが据え置きになったのは、次のロンドン市長選のための現市長ケン・リビングストンの作戦だという噂だ。列車料金も値上がりし、電気・ガス・水道といった光熱費関連も値上がりとなった。パンなどの小麦関連も他国と同様に値上がりした。そんな中、ノーザン・ロック(Northern Rock)という信用不安の只中にあるイギリスの銀行(元々は住宅金融組合)に、税金が納税者一人当たり約2000ポンド(40万円以上)も投入されたと聞いた。昨年9月のサブプライムローン問題によって信用不安が起こり、各支店には連日何千人という人が行列し、わずか数日の間に4000億円以上が引き出されたという。今はイギリスで税金を払っているだけに、我々納税者の税金がこうして使われていくというニュースには敏感になってしまう。もうすぐ今月分の給料の振込日だが、また約4分の1が税金等で引かれ、そして物価だけは上がっていく。BBCなどのニュース番組でもよく一般の主婦がでてきて「家計が苦しい」と現実を訴えているし、いかに節約するかというテレビ番組もよく見かけるようになった。いつの時代も我々庶民はやりくりに大変なのだ。人気ブログランキングへ
January 17, 2008
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New Year's resolution ー新年の決意。Have you made any New Year's resolutions? と、また聞かれる時期になろうとしている。2008年まであと数時間。テムズ川では毎年恒例の新年カウントダウン花火が催される。テレビのニュースでもこの話題でもちきり。数十万人の人出ということで、警察官や救急隊員などの裏方さんたちもニュースにでていた。交通規制やスリ、酔っぱらい(暴力事件になったり、急性アルコール中毒で病院に運ばれる人多数)に気をつけるように注意を促していた。一年の計は元旦にあり、というのはイギリス人も同じのようで、例えば、年があけるとダイエットのためにスポーツジムに入会する人が激増するらしい(そして春頃にはジムから遠のく人が増えるらしい)。私のNew Year's resolutionは…今年こそは不言実行でも有言実行でもいいので、とにかく「行動に移す」。人気ブログランキングへ
January 1, 2008
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昨日は昼間から一日中霧が濃く、マーケットに行った時にも通り全体が真っ白で驚いた。それはイギリス各地でも同じだったようで、濃霧のため飛行機が遅延やキャンセルになったり、道路は大渋滞、電車は立ち往生になったりと大変だったそうだ。このクリスマス直前のホリデー・帰省ラッシュの中、なんとも気の毒な話である。BBCニュースの記事の中見出しにknock-on effectとある。これもこうした遅延記事などによく使われる。Oxford Advanced Learner's Dictionaryによると、knock-on: [adjective] resulting indirectly from a previous actionこれは形容詞として使われ、「連鎖的」という意味だ。Knock-on effectは、つまり連鎖反応、影響という意味。マイナスの意味で使われることが多いような気がするが、よい意味のknock-onも期待してみたい。人気ブログランキングへ
December 24, 2007
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突然、外からクリスマスキャロルが聞こえてくる。それも、生のブラスバンド演奏とともに。2階の窓を開けると、道の先に10名ほどの黒い服を身にまとったグループが見えた。声からして男女の大人と思われる。吹奏楽器をもった白髪の男の人もいる。きっとこの通りの角にある教会の皆さんだろう。先ほどまで皆が歌っていたのは、馴染み深い「聖しこの夜」。英語ではSilent Nightだ。Silent NightSilent night. Holy night.All is calm, all is bright,Round yon virgin Mother and Child.Holy Infant, so tender and mild.Sleep in heavenly peace,Sleep in heavenly peace.この歌が終了すると、合唱団の皆さんはそのお隣りの家の玄関先へ移動し、また別のクリスマスキャロルを歌い始めた。題名はわからなかったが、これも聞き慣れた歌だった。といっても、日本にいた時には全く聞いたことがなかったのだが。こんな静かな住宅街の小さな通りで、キャロルを聞くとは思わなかった。今夜も霧が深く凍てつくような寒さだが、少し心が暖まるひとときだった。人気ブログランキングへ
December 23, 2007
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「Strike」「travel chaos」という言葉をよく目にする。日本にいた時には、電車や地下鉄、バス、航空会社、空港等の公共交通機関が全面ストライキに入るというニュースは稀だったように思う。というか、イギリスのストライキの頻度がそれだけ高いということだろう。今日も「イギリスの主要7空港が3度のストライキによって麻痺状態になるだろう」とニュースが流れていた。1月7日と14日に空港職員による24時間スト、17日には48時間ストを決行する予定だという。ストライキのニュースはよくあるだけに、これに関連する単語や表現を覚えたのも早かった気がする。皮肉な話だが…Travellers face massive disruption this January after airport workers at seven British airports voted in favour of industrial action in a dispute over the closure of their final salary pension scheme.渡英したての頃は、ホストファミリーが言っていることさえよく分からないというボディーランゲージレベルだったのだが、この「face」という意味と使い方はすぐに自分のものにしたように記憶している。faceは顔、つまり名詞としてしか認識していなかったので、動詞として使うと知って、「へえ~」と感じたのを覚えている。Oxford Advanced Learner's dictionaryによると、動詞のfaceにはいくつかの意味があるが、上記の英文ニュースのfaceに該当するものはこれだ。● to force somebody or be forced to deal with a difficult or unpleasant situation例文 We are faced with a tricky decision. (困難など)に直面する、といった意味。他には● to accept that something is real or true, even if it is unpleasant例文 You must face the fact. 事実を直視する、といった意味。確かにfaceという単語には、カタカナでもface to faceというように「向かい合って」という意味があるから、意味の想像はとてもし易い。頭でイメージがすぐにできる明快かつ便利な単語だ。それだけに、faceを使った熟語や表現は多い。その中でもイギリス人たちの会話からよく拾ったのが、この表現。Let's face it! 意味:[informal] We must accept it as true.日常会話の中でくだけた感じで使われるが、要するに「事実は事実として認めようじゃないか」という意味である。2007年もあと少しという中、なかなか心に響く言葉である。プレッシャーやストレス、物事がうまくいかないことに対する苛立ちや焦りを感じているからこそ、事実を受け止めて前進するための気持ちが今、必要なのだ。人気ブログランキングへ
December 22, 2007
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年末は出費がかさむ。自分自身、クリスマス前の最終週ということで、クリスマスショッピングに励み、かなりお金をつかってしまった。プレゼント選びというのはお金もかかれば時間もかかる。そのプレゼントを何人分も買うのだから大変だ。 ロンドン中心部オックスフォードストリート年が明ければ、毎年恒例だが、ロンドンの地下鉄・バスの定期が値上がりする。ガス代もまた1割値上がるとか。公共料金の値上げ幅は自分の昇給のパーセンテージを明らかに越えている。円安・ポンド高の傾向のため、日本から旅行でやってくる友人たちはこの物価高に悲鳴をあげているが、ポンドで給料をもらっている自分も全く同感なのである。そんな中で、「一年の計は元旦にあり」には少し早いが、来年は今以上に定期預金に励むつもりだ。なんといっても、魅力は利子の高さ。貯金のしがいがある。日本の定期預金の利子は1%前後なのだろうが、イギリスの利子は高い。Mini Cash Individual Savings Account、略してISAと呼ばれる定期は、年間3000ポンド(約69万円)まで税金がかからない。そのため、利子は5%~6%つく。5.35%の利子として、160.5ポンド(約3万7千円)である。月額自動積み立て定期(一年間)の場合、ひと月当たりの自動引き落としの金額設定は25ポンドから最大250ポンドまでだが、利子は驚異の8%である。日本では考えられない利子の高さだ。税金が引かれても6.40%の利子なのだから、これはもう貯金するしかないというわけだ。仮に月額積み立てを250ポンドとすると、一年で3000ポンド(約69万円)、税引き後の利子が6.40%だから、192ポンド(約4万4千円)入ってくる計算になる。この他にもインターネットバンキングでの「Internet saver」という定期預金も税引後の利子は3%~4%台である。いつでもお金の出し入れが可能というフレキシブルな定期プランもたくさんあるため、この国にいる限り「タンス預金」という言葉はでてこない。来年もこのイギリスの物価高と戦うために、各種定期プランをフル活用してホリデーを楽しみたい。人気ブログランキングへ
December 21, 2007
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クリスマスを来週に控え、ロンドンのお買物通りであるOxford Street界隈は大変な賑わいとなっている。家族や友人へのプレゼントを買う人たち。クリスマス前、最後の週というだけあって、連日物凄い混みようだ。クリスマスのための買物予算だが、男性の平均は325.48ポンド(約7万5千円)、女性は231.63ポンド(約5万3千円)だと言う。そして、その多くがplastic、つまりクレジットカードでの支払いになるとか。年々、クレジットカード払いに依存する人の率が上がっているのだ。調査によると、クレジットカード払いの約3分の2の買物客は来年1月末までにその支払い分の借金を完済する予定でいるそうだが、それ以外の人々はクリスマスの買物分の完済にもっと長い時間がかかるとか。宴の後。年明けのお店の売り上げは、落ち込むだろう。我々の体重とは反比例。スポーツジムにとっては新規会員獲得の絶好のチャンスか。通勤者の味方、無料の新聞Metroのサイトはこちら。人気ブログランキングへ
December 19, 2007
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ロンドンで未成年者が犠牲になった殺人事件が相次いでいる。一昨日にもStoke Newingtonにて16歳の男の子がティーンエイジのグループに刺され、死亡。これで、今年のロンドンでの未成年の犠牲者数は合計26人となった。若者による暴力がとどまるところを知らない。犠牲者の大半は有色人種、そして男の子である。ロンドンは移民が多いだけに、移民による犯罪の件数も多いという。特にEU加盟国が拡大した2005年より、外国人による犯罪件数が急増しているという。急速に加速する移民人口により、イギリスの社会にも軋轢が生じている。これらの殺人が起こった地域には主に、Hackneyという東ロンドン地域、PeckhamやBrixton、New Malden等の南ロンドン地域、Tottenham、Wood Greenといった北ロンドン地域が挙げられる。元々、比較的悪いニュースの多いエリアだと一般的には認識されているようだが、実際にこうして何件も殺人が起きていたとは驚きだ。自分自身にとっても他人事ではない。この25人の未成年の犠牲者についてのBBCニュース記事はこちら。
December 18, 2007
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最近、少しせっかちになったように思う。イライラする回数が増えている気がする。それも些細なことなのだが、とにかく以前のようなゆとりが減ってきているのは確かだ。イギリス名物(?)の一つに、queueがある。イギリス人はとにかく並ぶ。行列する。これはイギリスの窓口業務やスーパーのレジ等のサービスが迅速かつ効率的ではないという事実にもよるのだが、皆、辛抱強く列を作り、並ぶ。渡英当初は本当にイライラしたものだ。例えば「郵便局でただ小包を一つ送りたいだけなのに、30分待ち。人でごった返しているのに空いている窓口はわずか2つ」、「東京駅並みの主要駅であるWaterloo駅の券売機で切符を買う際に、25分待ち。100名以上のお客がいるのに窓口はわずか3つしか空いていないし、券売機の半分はout of order(故障中)」日本では考えられない待ち時間にイライラしたものだ。そして、渡英2年目、3年目となるにしたがって、もうあきらめの境地というか慣れのようなものも出始めてきたのだが、ここにきてまた「せっかちな自分」がでてきている。別に窓口やレジだけではない。生活のあらゆる面で待てなくなってきているのだ。イギリス人も然り。ロンドンの地下鉄に乗っている時、よく「信号機の故障」だとか「前の地下鉄が詰まっているから」だとかで、20分以上も真っ暗なトンネルの中で停止したことが何度もあったが、乗客は何事もないようにじっと新聞や小説を読んでいた。気のせいかもしれないが、最近はswearword(罵りの言葉。F-wordとも言う)や舌打ちをよく耳にするようになった。携帯電話やインターネット等の高速情報化社会とあくせくする都市の生活。比較的自分の時間を大切にするイギリス人もロンドンに限っていえば、時間に余裕のない人、せっかちな人が増えてきているのかもしれない。日本人(特に東京のビジネスマン)のせっかち度についての興味深い調査結果については下記の通り。果たして、イギリスでこれら全てのリミット以下を期待できるか?! やはりもう少し心のゆとり、時間のゆとりが必要かもしれない。仕事はほどほどにーというところか。シチズンホールディングスは平成15年に首都圏のビジネスパーソン400人を対象に「待ち時間」意識調査を実施した。各項目で、最も多くの人がイライラすると回答した待ち時間の“リミット”は次の通り。 ・総合病院30分 ・通勤時の電車の遅れ5分 ・スーパー、コンビニのレジ3分 ・パソコンが立ち上がるまで1分 ・インターネットのコンテンツにつながるまで10秒
December 11, 2007
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英語の勉強法について、よく聞かれる。というのも、私の渡英前の英語力はカタカナ英語レベルだったからだ。サバイバルレベルだったといえば聞こえがいいが、要するに「~をください」「~したいんですが」程度。自分の要求したいことは言えるが、相手が親切にペラペラとたくさん説明してくれたりすると、さっぱり分からないというレベルだった。聞き取りも弱ければ、単語と文法力不足もあって、全く状況対応力のない英語だったのだ。英語の学校に通えば伸びるというものでもない。高校受験や大学受験の時のような詰め込み勉強も、実用的ではないように思えるが、基礎作りの一環と思えば悪くはないし、やっておいて損はない。あとは、いかにして自分の中で語彙や文法を状況に応じて整理していけるかだ。状況別に整理していくと、丸暗記であってもとにかく実際にその状況に遭遇した時に「使える」し、役立つのだ。だから、語学留学を考えている人たちには、日本にいるうちに是非「文法」を自習しておくことをお勧めする。語彙を覚えることは現地に来てからでも大丈夫。とにかく見たり聞いたりするようになれば、その状況に遭遇する回数と比例して、自然と身につくものだ。ただ、文法に関しては最低限の基礎を日本にいるうちに固めておいたほうがいい。個人的には、日本で仕事に明け暮れ、渡英2日前まで徹夜で残務処理をするほどで全く勉強する余裕がなく、渡英して1ヶ月は大変な思いをした。だからこそ、アドバイスしたい。悔しさにまみれながら、無我夢中で勉強した甲斐あって、イギリスにきて1年間で日常会話は困らない程度になったのだが、自習の際にとても役立った文法書がこれ。やや高めだが、例文も解説もとても明快で、より生活者レベルのイギリス英語を深く理解することができる。イギリスの英語教師たちも使用している文法書のスタンダード。
December 9, 2007
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日本に入国する外国人が指紋採取されることになった。施行の初日(11月)は空港の入管で長蛇の列になり、中には2時間以上かかった外国人もいたという。ちなみに、11月よりイギリスに行く日本人も、指紋をとられることになった。6ヶ月未満の観光等の場合には従来通り、イギリスに到着した際に空港で観光ビザをもらうだけだが、たとえば6ヶ月以上の留学や就労、また結婚や永住等の場合は東京か大阪の英国大使館と提携しているビザセンターに本人が出向かなければならなくなったのだ。但し、イギリスの場合、外国人だけでなくイギリス人もパスポート申請や更新の際に指紋を同じくとられる。これは公平だ。しかし、日本の場合はあくまでも「外国人」だけが対象である。連続90日以上日本に滞在する外国人は「外国人登録証」を常時携帯していなければ罰則を受けるのだという。だが、イギリスでは「外国人が常時パスポート等を携帯していなければならない」という法律はない。国を挙げてテロや移民対策に取り組んでいるイギリスであるが、この点に関しては日本と異なるスタンスをとっているようだ。外から見る日本。以前は全く気にしかなかったことだが、これは必要な視点の一つと思えるようになってきた。 下はイギリスの経済誌「エコノミスト」の記事の日本語訳引用。日本が外人を取り締まる理由 かつて日本の幕府は長崎港の人工島に外 国人専用の居留地を作って、外国人の生活 空間を制限しようとした。そんな時代に比 べれば、現代の日本は外国人にとってずっと 住みやすい場所となったのかもしれない。ところが、最近になって外国人を再び排 斥しようとするかのような動きが見られ る。観光や長期または短期の仕事などその 理由に関わらず、入国審査の際にはすべての外国人に写真撮影と指紋採取を義務付けたのだ。テロ対策の一環だと言われてはい るが、その態度は日本を観光立国、そして 東京を世界の金融都市にしようとする方針 とは矛盾しているように見える。しかも過去に日本で起きた主なテロは、 国内で育ったテロリストによって引き起こされている。1995年に発生したサリン事 件がそうだった。ではなぜテロ取り締まりの対象が「外人」だけになるかといえば、そこには独特の論理がある。つまり日本人の間では町内会な どに代表される自治組織があるので、自ずと監視の目が働く。ところが外国人はこういった社会の外側にいるので、別の管理対策を練らなければならないという理屈にな っているのだ。「エコノミスト」誌11月22日付
December 9, 2007
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海外就職を考えている友人や日本からイギリスに留学しに来た人たちに聞かれるのが、「どうやってイギリスで仕事を見つけたのか」「どうやって労働ビザをとったのか」である。イギリスは学生ビザ所持者でも週20時間までなら合法的に働くことができる。休暇期間中は週40時間、つまりフルタイムで働くこともできる。確かアメリカでは学生ビザでの就労は不可だと聞いたことがあるが、イギリスでは許可されているのだから、留学生にとっては大変ありがたいものだ(ただ、最近の円安傾向のため、イギリス留学は経済的にきついことには変わりないが…)。英語学校に通う留学生の場合、本人の英語力にもよるが、まだまだ会話がおぼつかないレベルの場合は、日本食レストランやスーパーで働くことが多い。特にロンドン市内には数多くの日本食レストランがあり、週間ジャーニー、英国ニュースダイジェストといった日系フリーペーパーや、ピカデリーサーカスにあるジャパンセンターに募集広告が常に載っている。英語力が中上級以上ある人は、スターバックスやコスタなどのカフェ、日系・英系オフィスでの仕事をしていたりする。また、バイト先を見つけるのに英語力、特に会話力が重視されるのは当然であるが、雇用時の学生ビザの残存期間が最低でも6ヶ月以上ある、という点もまた重要である。すぐに辞めてしまう人は雇いたくない、という雇用主側の論理だ。日本人の大学留学生の場合、勉強に追われてアルバイトどころではないのが普通だが、中には家庭教師や日系塾の非常勤講師をしている人たちもいる。ただ、英語力が相当高い人を除いては、時間的にも体力的にも、そして心の余裕という面からもアルバイトをするのは困難なように思われる。次に、イギリスでの現地フルタイム採用、労働許可証の取得を目指す場合、どうしたらいいのか。一般的にハードルは高いと言われている。それはどうしてか。個人的な経験から言うと、まずEUの拡大による求職者の増加やフルタイムでの就労が可能なビザ(配偶者ビザやレジデントビザ等)をすでにもっている在英日本人(特に女性)が多いということが挙げられる。フルタイムで就労可能なビザをもっていない人、つまりここでいう学生ビザ所持者が現地採用を狙うには、よほど高い、もしくは特殊なスキルや学歴・職歴がないと勝ち目はない。そして、そのボジションに対し、「どうしてイギリス人やEU出身者以外のこの者でないとだめなのか」という明確な理由も必要になる。これは、雇用主が採用者のために国に労働許可証を申請する時に明示しなければならない重要なポイントの一つである。だからこそ、労働許可証申請の対象になる職種が国によって示されているのだろう。私が採用になった職種は、過去の日本での職歴とイギリスで勉強した内容の流れを汲むものであったため、弁護士が言った通り、労働許可証の申請はスムーズに済んだ。雇用主が弁護士を手配してくれたので、安心していられたというのもあるが、とにかく学歴または職歴との一貫性というのは不可欠だと言えるだろう。周囲には、日系企業で現地採用されて労働許可証のサポートを受けた人もいれば、非日系企業で採用された人もいる。職種もシェフから事務系までと様々だ。大半の人がアルバイトでの試用期間を経てフルタイム採用になっていることを思うと、この試用期間でどれだけ雇用主の信頼を勝ち取れるかという点も成功のカギの一つだと言えよう。普段から新聞やウェブサイトの募集広告に目を通し、CV(英文履歴書)を積極的に送ることはもちろん、人脈作りも大切である。私自身、在学中から何十通もCVを送った。あとは雇用主側に空きポジションがうまい具合にでるかどうかというタイミング次第だ。数撃てば当たるというが、こればかりは運も重要なので、最後に言えることは「とにかく辛抱強く就職活動するしかない」の一言である。
August 2, 2007
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日本では先日地震があったが、イギリス各地では先週から洪水が起こっている。記録的そして局地的な降水量により、各地で川が氾濫しているのだ。被災地域では、何日も床上浸水の状態が続いており、水や電気といったライフラインの復旧に追われているそうだが、少なくともあと数日はかかる見通しだそうだ。写真はここで。多くの人々がPanic-buyに走っており、スーパーやコンビ二の商品棚が空になっているという。中には一人でミネラルウォーター40本も購入した人もいるとか。給水車も出ているが、まだまだ混乱状態は続いているという。パニックといえば、土曜日0時1分からのハリーポッター最終巻の発売もそうだ。行列が崩れ、殆どパニック状態になった販売風景の写真は、まさに人の洪水ともいうべきものだった。定価17.99ポンド(約4500円)のところを各大手スーパーは赤字覚悟の5ポンドで売り出したという。だが、用意していた50万部のうちの97%がわずか36時間で売り切れたということで、値引きの元がすっかりとれたとか。また、イギリスの各新聞社は深夜に発売された本をすぐに速読者に読ませ、朝刊に間に合うように書評を書いたという。速読者曰く「とにもかくにも一気に読ませる内容だった」。まさに怒濤のスピートで読み切ったのだろう。最後に、イギリスの洪水に関してもう一つ興味深い記事を見つけたので、ここに紹介したい。巨大洪水で英仏が分離 7月19日数十万年前にと英研究者 古代に起こった巨大洪水で英国は欧州本土と切り離されたとする説を、英ロンドン大の研究チームが19日付の英科学誌ネイチャーに発表した。チームによると、英国とフランスの間にあるイギリス海峡の海底地形を詳細に探査した音波データの解析で、急激な水流で浸食されたとみられる溝を発見。地質データとの突き合わせで、45万年前から20万年前の間に起こった少なくとも2回の巨大洪水でできたと推定された。現在より海水面が低かった氷河期には英国とフランスは地続きだったが、現在の北海南西部に当たる地域に位置した氷河湖の水位が、地球の気温上昇に伴う氷河の融解とともに上昇。近くにあった自然のダムを決壊させ、大規模な奔流となって西側の大西洋に流れ込んだという。この時にできた水路によって英仏が分離したとしている。(共同)
July 23, 2007
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確かに初乗り4ポンドは高い。ただ、これは現金で切符を購入したら4ポンドというだけで、オイスターカードというプリペイドカードなら半額もしくは1.5ポンドにまで下がる。要するに、「オイスターカードを持て」ということだ。オイスターカードがあれば、バスも1ポンドで乗れるので、日本ともあまり変わらない。地下鉄の遅延やキャンセルは有名だが、ロンドン市内のバス路線は大変充実しており、日本以上に便利でお得感がある。このオイスターカードは、駅などで申し込めばすぐに手に入る。学生割引用(定期が3割引)のオイスターカードの場合は、郵送して申請することになる。ちなみにオイスターカードは犯罪やテロ対策にも役立っている。申し込み時に個人情報が登録され、「何月何日の何時何分に○○駅の改札に入り、××駅の改札を出た」「何時何分に55番のバスに乗った」という移動記録がすべて残るからである。2年程前にロンドン市内のとある地下鉄駅近くで帰宅途中の青年弁護士が若者にナイフで刺され、財布や携帯電話等を盗られたという事件があった。この殺された弁護士は私の顧客の同僚であった。犯人は短期間で逮捕されたが、そのきっかけとなったのが、オイスターカードだったのだ。犯人は弁護士のオイスターカードも奪い、使用していたというのだ。お得さ、便利さのために普及しているオイスターカード。だが、これは英国による市民の監視システムの一つでもあるのだ。監視社会といえば、CCTVという監視カメラが挙げられる。イギリスの町中、どこにいっても設置されている。そして、その設置台数は年々増加の一途をたどっている。2006年11月2日の新聞The Independentの記事によると、なんと「英国民14人当たり1台の監視カメラ」だという。ということは、一日のうちに何十台ものカメラに自分の姿を捉えられているというわけだ。テレビの人気番組「Big Brother」がまさに国レベルになっているのだ。下にこの新聞記事の原文を抜粋したが、なんとも興味深い話である。サービス業など細かい所はいい加減でも、さすが007の国とでもいうのか、監視体制の質は先進諸国の中でも群を抜いているのではないか。Britain under surveillance* The national DNA database holds profiles on about 3.5 million people.* There are an estimated 4.2 million CCTV cameras in Britain: one for every 14 people.* More than half of the UK population posseses a loyalty card issued by the firm that operates the Nectar scheme.* Since 2002 there have been more than 8 million criminal records checks for jobs, of which around 400,000 contained convictions or police intelligence information.* There are plans to expand capacity to read vehicle number plates from 35 million reads per day to 50 million by 2008.* Some 216 catalogue companies in the UK are signed up to the Abacus data-sharing consortium, with information on 26 million individuals.* The database of fingerprints contains nearly 6 million sets of prints.* An individual can be captured on more than 300 cameras each day.* By the end of 2002 law enforcement bodies had made more than 400,000 requests for data from mobile network operators.* The number of motorists caught by speed cameras rose from 300,000 in 1996 to over 2 million in 2004.* In the year to April 2005 some 631 adults and 5,751 juveniles were electronically tagged.
July 19, 2007
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職場の顧客の国籍は多様である。コスモポリタン都市ロンドンの縮図と言っても過言ではない。ロシア人も大切なお客様だ。しかし、今後イギリス人とロシア人の往来が厳しくなりそうだ。問題はいつまでこの関係が続くかだが… ちなみにこの元ロシア人スパイが毒をもられたというロンドン中心部ピカデリーサーカスにあるチェーンの寿司バーItsuも、この事件以来すっかり名前が売れたようだ。最近は寿司のチェーン(もしくはフランチャイズ)展開が凄まじい。SamuraiやWasabiという寿司プラス中華料理のお持ち帰り専用店も、ロンドン中心部あちこちに出店攻勢をかけている。先日、韓国人の顧客とのミーティング中、ロンドン市内のおいしい韓国料理店の話題になった。某韓国料理店のオーナーがこのWasabiを経営しているとか。若かりし頃、日本に留学した経験があり、日本食にすっかり魅了されたそうだ。こういった寿司や日本食のチェーン展開は、日本人よりもnon-Japaneseのほうがうまいようである。Wagamamaという日本食(というよりも中華料理やフュージョン)のチェーンレストランの経営者のまた然りだ。日本人経営のスーパー+本格寿司のAtariyaもロンドン市内にいくつか支店をもっているが、スーパーが中心なだけに、立地等のフットワークさに欠ける。毎日のランチにおいしい寿司のテイクアウェイができれば、この煮え切らない天気と凄まじい仕事量にも耐えられるのだが…【7月20日0時13分配信 読売新聞】ロシア外務省のカムイニン報道官は19日、英国の外交官4人を国外退去処分にすると発表した。英政府が16日発表したロシア外交官追放への報復措置。ロンドンで起きたロシア連邦保安局(FSB)の元中佐殺害事件の捜査をめぐる対立は追放合戦に発展した。インターファクス通信によると、外務省は19日、モスクワ駐在の英国大使を呼び処分を通告。4人は10日以内の出国を命じられた。外務省は国外退去と合わせ、英政府関係者へのビザ発給、テロ対策での英国との協力も停止すると発表した。また当面、ロシア政府関係者の英国への渡航を見合わせるという。
July 19, 2007
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昨日に引き続いての嫌な話ではある。ロンドンにくるはずであった知人が、急に来られなくなったと言う。理由は、航空券の詐欺に遭ったからだというのだ。関東の小規模旅行代理店を通して格安航空券を購入し、出発当日、意気揚々と成田空港へ向かった。そして、チェックインカウンターで衝撃の事実の発覚。とにかく信じられなかったという。カウンターのスタッフに手渡したEチケットは、チケットではなく、ただの紙と化したのだ。代理店はお金だけとって、実際には航空会社に予約も入れていなければ、お金も払っていなかったのだ。現在、消費者センターを通して、返金とロンドンでのホテル代の賠償の請求を旅行代理店に行なっているという。やっとの思いで貯めたお金と休暇。それをこんなふうに踏みにじる人たちがいるとは。。。同じ日本人として、人として、本当に腹が立つし、情けない。
March 3, 2007
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この1週間で周りの日本人の知り合い3名がスリ、置き引きにやられてしまった。バスや地下鉄の中はもちろんのこと、要注意。馴れ馴れしく声をかけて近づいてくる人ももちろん要注意。カフェやパブにいる時もテーブルの上に携帯やデジカメを置いて話に夢中になるーというのも厳禁。この3名も、もちろんそんなことはわかっていたのに、やられてしまったという。どのケースも、本人さえ気をつけていれば防げたものだった。やはり、渡英してからしばらく時が経つと気が緩む瞬間ができる、ということなのか。そして、そんな隙を瞬時に見つけるプロがいるという事実。自分自身もこの件で緩んでいた緊張感が戻ってきた気がした。
March 2, 2007
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都合で急遽、日本に戻ることになった。2週間ちょっとの帰省、ホリデーだ。普段より長い滞在なので、時間にゆとりがあってよかった。いつもなら、正味4日の滞在なので。イギリスで友達になったのだが、今は日本で働いているというイギリス人の友人とも久しぶりに会った。とにかくお祝いの品やお土産を買わなければならない人数が多かったので、あまりお金をかけられない。でも、喜ばれるものをーということで、イギリス庶民の味方のPGという量産紅茶、ジャファケーキというふにゃっとした食感のオレンジクリームの入ったビスケット型ケーキ、スコットランドのショートブレッドをいくつか買った。友人は大喜びで、「日本の紅茶は甘いんだよねえ。渋味というか濃さが足りないんだよなあ」と言って感激していた。こんなことなら、PGよりもかさばらないタットリーという紅茶にして数を増やせばよかったなあーと後悔したぐらいの喜びようだった。それにしても、日本の普通の紅茶はやはり甘みがあるなあと思う。だから、ストレートで飲む人が多いのかもしれない、と今さらながらに思った。どぼどぼとミルクを入れるというイギリス人の紅茶にはPGのような濃さと渋味が必要なのかもしれない。それにしても、PGは日本でも売られているのだろうか。もしそうなら、もっとたくさんの在日イギリス人(特に地方在住)が小躍りするのではないだろうか。
March 1, 2007
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気がつけば、10月も後半。「来週の金曜日は仕事後、みんなでパブね。ハロウィンパーティーよ」と同僚に誘われる。もうそんな季節なのか。去年の今頃は寒くてセントラルヒーティングをつけていたのに、今年はまだまだ暖かい。未だに薄着をしているから、10月も終わろうとしていることに全く気がつかなかった。ハロウィンパーティーの週末といえば、冬時間に突入する週末だ。1時間かわるというのは実に大きい。日没の時刻が1時間も早まるのだから。朝、暗いうちに起きて暗いうちに出勤し、仕事を終えてビルを出る時にはもう真っ暗。太陽を光を浴びることなく、一日が淡々と過ぎていってしまう。淡々とーと書いたが、この暗い日々が少なくとも来年の3月まで続くのだ。これはやはり長い。日本にいた時には気がつかなかった日光のありがたさをしみじみと感じるのである。つらつらと暗さについて恨み節を書いたが、イギリスの冬にもよい点はたくさんある。私の友人の場合、「天気が悪いと、その分出かけるのをやめて読書をしたり、勉強でもしようかっていう気になるよね」。これは私も同感である。そして、この友人、先週、ケンブリッジ英検の受験申し込みをした。11月の下旬から12月の上旬にかけて3回にわたって試験が行われる。彼女が今回受験するのは、FCE (通常、First Certificateと呼ばれる)レベルだ。ケンブリッジ英検の中でも、一番受験人口の多いレベルである。日本での知名度は低いが(渡英前の私はこの試験を聞いたことさえなかった!)、日本の英検よりも幅広い総合力を求められる実用的な試験だ。彼女は大手アパレルメーカーの服飾デザイナーとして長く活躍してきた韓国人で、来年ロンドンの芸大のMAコースに入学予定だ。芸大のコースの場合、入学条件としての英語力が他の学部、分野のコースと比べてやや低いらしい。実技とその業界での豊富な経験が重視されるということだ。英語力の目安としては、IELTSというアカデミック英語の試験で5.0もしくは5.5を取得すればよいらしい。そして、今回、彼女はMA開始前に少しでも英語力をあげようと、ケンブリッジ英検FCEを受験することにしたのだ。試験を受けるとなれば、自ずと自習もはかどるというものである。ただ、彼女は試験対策コース等に通うつもりはない。というわけで、試験の傾向と対策について私が週に1回、彼女に教えることになった。夜、スタバでおしゃべりも楽しみつつ、自分の過去の自習本などを手に彼女に教える。3年ほど前に受験したケンブリッジ英検CAE(FCEの一つ上のレベル)の試験内容についてはよく覚えているのだが、どうもFCEとCAEの問題の傾向がごちゃまぜになっているようで、ところどころ詰まってしまう。なにはともあれ、無事2回終了した。スタバを出る時はもちろん真っ暗だが、それなりにお互い "英語の教科書を片手に久々にがんばった" というちょっとした充実感をもって帰宅できるのはいいことだ。こんなこともないと英語の勉強に励まない自分だけに、彼女の受験のお手伝いはいい機会になっているようだ。最後に私が使った中でもとても役にたった自習本はこれ。中級編の青い本は、日本の英検でいう2級から3級の方向け。とにかく基礎力に自信がつく本。
October 20, 2006
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