~光 の ささやき~

~光 の ささやき~

2007.06.17
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今「赦しの奇跡」を体験している。

10日ほど前、主人の父が緊急入院した。父はもともと肺に病を持って生活していたが、
今回は息をするのも苦しくなり、本人自ら「もう、だめだろう」と言って入院した。
そして、検査してみると、肺はほとんど機能できなくなっており、心臓も腫れていて
お医者さんも「あと数日・・・」と言われた。
私たち家族は、覚悟し、交代で付き添い、その日まで悔いなく尽くそうとした。

しかし、ちょうどお医者さんが予告した数日前から、今度は私たち家族に別の問題が起きてきて、もう二進も三進も行かなくなってしまった。
それでも家族は精神的にぎりぎりのところで、仕事と看病と家庭生活を維持しようとした。


父が入院してから、これまで毎日読んできた『生命の贈り物』の中の「生命の祈り」をさらに真剣に読んだ。
仏前で読んだり、お墓の前で祈ったりして家族、先祖まるごと赦し、そうすることによって自分を赦そうと思った。主人の父とは、仲が悪かったわけではないが、古くて堅い人であり私の価値観とは違うと感じている部分があった。そのような思いは、相手を判断して裁くことと同じだろう。そのようにはっきりと思ったわけではないが、ともかく深く「赦す」ことしか私にできることはないと思ったのだ。

予告された日の前日の夜、夜中に目が覚めた。そして、家族に降りかかった問題について様々な思いが浮かび、同時に不安が襲って来た。しかし、その思いは「自我」の思考だと冷静に捉える自分も同時に存在した。そして、そのような不安の思いをひとつひとつ「赦そう」と思った。
不安が現実になったとしても、それは現実ではない。
このように思考する自我を私は赦します・・・後は聖霊にゆだねます・・・

ところで病院の父は、医者と主人の話し合いによって、効果的ではあるが苦しがる治療法をやめ、効果は減るけれど苦しみの軽い酸素吸入法に変えていた。最後は安らかであってもらいたいと思い、欲しがっていた水や食べ物(流動食ではあるが)を口に含ませた。もうしゃべれなくなっていた父の口元が緩んだ。

そして、当日を迎えたのであるが・・・なんと以前よりも状態が良くなっていた。
ほとんど機能していなかった肺が復活してきたのだ。
お医者さんは、これまで「あと○日ぐらい」と言われていたのだが、この日から「ちょっと分からなくなってきました」という言葉。文字盤でしか話せなかった父が、この日から聞こえる声で時々話すようになった。
歩けるように回復できるのかどうかはわからないし、家族に覚悟もできているのだが、それでも再び父と会話ができる日が来たことは、嬉しい奇跡だ。
そして、家族に降りかかっていたもう一つの問題も、同じ日に解決の方向に向かった。


きっと赦すために私は生きているのだろう^^。

ーーー赦しこそ愛。私は愛するために生きている。
そう表現するとぴったりする^^。
今日読んだ『奇跡に道』に次の言葉があり心に響いた。   
   神の国は完全に1つに結ばれており、また完全に護られており、





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最終更新日  2007.06.17 19:23:36


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