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小宮ベーカー純子の”JUJULING LAND”
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2012.01.27
イギリスで起きた世界初の原発事故・・・
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菅元首相が、脱原発を促進させる側になったという記事を読み
唖然としました。
そのほうがずっと良いのですが、昨年の状態を思い出すと、調子良すぎるのではないかと思ってしまいます。
さて、放射性物質について、私の住んでいるイギリスは、チェルノブイリ、スリーマイル島、福島第一等の事故の大先輩に当たる事故を起こしていますので
今日は、それがどういうものだったかについて書きます。
知っておいた方が良い事なので、今日、このブログに立ち寄って下さった方、
是非最後まで読んでください。
イギリスでは、1957年10月10日 ウィンズケール火災事故という形でそれは起こりました。
これは、世界初の原子炉重大事故。
イギリス北西部の軍事用プルトニウムを生産するウィンズケール原子力工場(現セラフィールド)の原子炉2基の炉心で
黒鉛(炭素製)減速材の過熱により火災が発生したものです。
16時間燃え続け、多量の放射性物質を外部に放出してしまいました。
避難命令を出さなかったため、地元住民は一生許容線量の10倍の放射線を受けました。
そして、数十人がその後白血病で死亡してしまったのです。
ここでは、現在でも白血病発生率は全国平均の3倍もあります。
当時の首相マクミランとその政権は、この事故の内容を極秘にしていました。
そして、30年後にやっと公開されたのですが、現在でも危険な状態にあると言われています。
2万キュリーのヨウ素131が工場周辺500平方キロメートルを汚染し、
ヨードの危険性を知らせたことで有名。
う~ん、でも日本の場合は水素爆発してしまったのですよね・・・
ウィンズケール原子力工場(現セラフィールド)は、アイリッシュ海に臨む核燃料再処理工場群なので、操業開始から、北欧にまで至る広域的な海洋汚染や、幾度もの事故を背景とした周辺住民らへの深刻な健康被害などから論争を引き起こしてきました。
20世紀後半頃からは
受け入れ使用済み核燃料の全収容量の4分の1近くが日本からのものと想定されたほど日本との関わりが深いところです。
また、2010年からは中部電力との独占契約状態にあったという点でも、日本と関係性が深いところです。
存続が危機的状況になると言われています。
放射性物質の流出として過去最悪とされる海洋汚染は、
1960年代から70年代にかけて英国の核燃料再処理工場で起きました。
周辺漁場で取れる海産物に今、基準を超える汚染は見られないと言われていますが廃液は今も海に流され続けているために、
住民や周辺諸国は不信感をいだいたままです。
ここは、1950年代前半には、軍事目的で再処理が実施されていたところです。その時以来、半世紀、再処理に伴い、放射性物質を含む廃液を海に流し続けています。
その濃度は70年代がピーク。
その後は処理技術が向上したため、近年は100分の1以下になっているとのこと。
海洋汚染が発覚した80年代以降は、付近の海岸は一時立ち入り禁止になりました。
つい最近のニュースでも、濃度の高いビーチは立ち入り禁止になっていると言うことを報道していたのを見た覚えがあります。
しかし、放射性を帯びた溶液漏れ事故はしばしば起き、
運営会社による事故隠しが浮上。批判が高まりました。
そのつど英政府は「健康に影響はない」と説明したそうです。
日本はこの時のマクミラン政権の真似をしているのでしょうか?
とにかくアイリッシュ海がつながる北海に面したノルウェー、アイスランドは
海産物の汚染を心配し、操業停止を求めています。
特に対岸のアイルランドは毎年、
魚介類などの放射能を測り、漁民の健康調査をしています。
これまで、健康への影響は立証されていません。
しかし、ノルウェーのソールハイム環境担当相は
「セラフィールドで爆発や火災が起きたら、わが国の環境はチェルノブイリ原発事故の7倍の影響を受けるだろう」
とノルウェー国民の不安を代弁する発言をしています。
沿岸はエビやタラ、カレイの宝庫。
地元の英国漁業者連盟は、「廃液は海で拡散するから、大丈夫だ」と大言壮語しています。
それでも消費者は不安なので、風評被害・・・というか実質的に食の安全を守りたいと思っていたため、地元のチッピー(フィッシュ・アンド・チップスのお店)ではお客さんを失わない様に
「アイリッシュ海の魚は使いません」
と張り紙を出したこともあったという。
この地方の公衆衛生を統括するジョン・アシュトン博士は
「住民の胸には不安感がよどんでいる。そのいくばくかは原子力産業の秘密体質に由来する」と語っています。
セラフィールドの環境団体COREの代表は、
「微量とはいえ、汚染魚を食べ続けたら、将来どうなるかわからない」
と話しているそうです。
セラフィールド再処理工場から、最も高い濃度の放射性物質が海に排出されていたのは、1970年代でした。
英スコットランド政府の報告書などによると、
濃度が高いところでは、
セシウム137で海水1リットル当たり12ベクレル以上の地点もあった。
80年代以降は、放射性物質の排出は大きく減り、
2007年には0.2ベクレルに下がりました。
福島第一原発事故の影響では、
3月30日に原発から30キロ沖合の地点で
セシウム137が1リットル当たり8.5ベクレルを記録。
これは、70年代のセラフィールドの値に迫るものです。
セラフィールド近海では現在、「フィッシュ・アンド・チップス」の材料になるタラ[コッドやハドックという魚]から、1キロ当たり10ベクレルのセシウム137が検出されているそうです。
他の魚類や貝類、甲殻類、海藻からも1キロ当たり約1~8ベクレル検出され、
セシウム以外の放射性物質も複数検出されているそうです。
(ちなみに、日本の魚や肉の基準は1キロ当たり500ベクレル。 )
※最近は約0.16ミリシーベルト程度で、健康への影響は心配ないレベルだといわれています。
なるほど・・・
原子力エラーは隠ぺいされるという形式になっているわけですね・・・
さて、隠ぺいされては困るこれからのことです。
1月1日の震度4の地震でも分かったように、
震度4,5,6、あるいは震度3でさえも、
福島第一ノ4号機は配管の断裂や、
循環冷却システムのどこかにトラブルが発生すれば、
使用済み燃料プールの水がなくなることが起こりうる、ということがわかっているようです。
問題は、使用済み燃料プールにゆがみが生じて、亀裂ができ水が漏出すること。
この場合、漏出する水の量がわずかであれば、
ポンプをフル稼働させて水を補充すれば、
放射能はほとんど漏れず、
プールの損傷箇所を補修することも可能かもしれません。
水漏れの量が多ければ、核燃料棒が、すぐに水面から頭を出し、
燃料棒が発熱することによって、
プールの水温がどんどん上昇し、約1000℃になると、
壮絶なジルコニウム火災が起きて、
カタストロフィー秒読みということになるわけです。
そんなことになったら、その時点ですでに
その前に作業員は近づけない状態になっているので、
メルトダウンするのを指をくわえて見ているほか、
なす術がなくなってしまうでしょう・・・
いずれ、プールの中の核燃料棒が空炊き状態となり、
プールの底が崩れ落ちるかもしれないのです。
地球一か所でこんなことが起きるだけで、
地球は次第に壊滅状態になってしまいます。
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Last updated 2012.01.27 23:03:32
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