創作千社札

ワインコーナー







ムートン=ロートシルトは故フィリプ・ロートシルト男爵が独自につくり上げた場所であり、ワインである。21歳でこのシャトーを得たとき、彼が並々ならぬ野心を抱いたのは疑いないことだ。
しかし、豊かで著しく深みのあるエキゾチックなスタイルのポイヤックの生産によって、彼は「1855年のメドックのワインの格付けを変えさせた、唯一の男」 になったのである。男爵は1988年1月に死去。今はその娘フィリピンヌがこのワイン造りの帝国の精神的頂点にいる。彼女は常に、パトリック・レオン率いる有能なムートン・チームの頼もしい協力を得てきた。1973年、ムートン=ロートシルトは公式に『一級シャトー』と格付けされる。こうして、異才の男爵は、彼の挑戦的ワインのラベルの言葉を、『一級にはなれないが、二級の名には甘んじられぬ、余はムートンなり』から、「余は一級であり、かつては二級であったムートンは不変なり」
と変えた訳である。 疑問の余地なく、私が飲んだボルドーの最もすばらしい瓶のいくつかはムートンだ。ロバート・パーカー著
講談社「BORDEAUX ボルドー 第3版」より抜粋







ロマネ・コンティ 幻の赤ワイン 言わずと知れたロマネ・コンティ この名前を知らない人はワイン好きにはまずいないだろう。世界で最も高い価格で取引されるワインです。畑の広さは。1.8ha平均生産量は、およそ7000本、13世紀以来シトー派僧院の所領だったが、ルイ15世の宰相コンティ公が所有するに至ってこの名に、なっている。一生に一度は飲んでみてください。すばらしい香りとビロードの様な口当たりで夢の世界に貴方を連れて行きます。感動の世界へご案内いたします。このワインは、ロマネ・コンティ[1985]年の6Lワインです。このワインのエピソードはたくさんあります。日本国内の運送会社全てから、配送を断られました。そのため、私自身が飛行機で、ジュラルミンケースに低温剤を入れて、助手席に立てて運んできました。あまりにも高級なワインのため、保険を掛けられても破損する確率が高いと言う理由でした。空港内の移動でもワインが20キロあるため、たいへんでした。またこのワインは、アメリカに3本運ばれる最中に、リーファー・コンテナが故障してマイナス25度で凍ってしまいました。だから、12本創られた6Lボトルですが、最初から市場には9本だけしかありません。10数年位前にこの年の6Lアソート5本セットは、3000万円でオークションで落ちました。したがって、この5本セットが市場に出ると、4500万円ぐらいになります。でも平成18年になってから急激な値上がりをしていますので今の価格を遥かに越えると思われます。そう考えると、メインはロマネ・コンティですから、このワインが1本ワインセラーの中にあると、どんなワインがあっても、その存在感に圧倒されてしまいます。これからも超貴重価値が上がっていくと思います.




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