長野県海野宿の歴史ある佇まい(最終回)
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旧家の玄関先に可愛いポストを発見 ちゃんと鍵もあります
頭は帽子を被っている様で ポストの形にも似ています
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黒と白の土壁が長く続く小道は江戸時代の様 侍が出て来そう
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短歌 俳句 川柳 の投稿箱です 風流でお洒落
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ポストのあった家は「金八屋」さん 何のお店だったのかな
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白壁となまこ壁がある屋敷 お洒落
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旧家の庭には小さな祠(ほこら)や石灯籠があり ニ階には出桁格子が多く見られ
「長短二本の木」を交互に組み込まれ 美しい模様を織りなしています
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江戸時代は脇本陣の「大島屋清衛」氏の旧家 1階は格子戸 2階は出格子
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卯建の部分をUP 隣家へ火災が 燃え移らない様な 防壁になっています
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駐車場の近くのお土産屋さん 地元名産や野菜 干物等が売られていました
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北国街道は中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で 佐渡で獲れた金の輸送や
北陸の諸大名が参勤交代で通った道であり 江戸との交通も頻繁で善光寺参拝客も
多くあり 明治時代には宿場の機能は失われ 宿場時代の広い部屋を利用して
養蚕業を始め 関東地方や外国まで売り出され活況を呈しました
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1181年 後白川天皇の皇子高倉宮似仁王の発した平家討伐の令旨に応じ木曽に
旗挙げした木曽義仲はここ白鳥神社の前の千曲川原へ挙兵した
平家物語 源氏盛衰記に語りつがれる 海野宿は交通・軍事の要の場所であった
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白鳥神社は豪族海野氏の産土神として祭られ 御神木の「ケヤキ」の大木は樹齢
700年を超え太い幹には大きな瘤が2つあります この街の歴史の古さを伝えています
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団体観光客がいなくなるのを待ち誰もいない海野宿を撮影 道路が土ならば江戸時代の
のセットの様です 「七人の侍」や「木枯らし紋次郎」が出てきそう
莉緒も海野宿なら往復あるけそうでちゅ~
ジイジ 今度いっちょに散歩してくだちゃ~い