日常の小さな幸せ

レーズン酵母のパン

2005年10月21日の日記 より。



bottle day 1

このボトルの中には、レーズンと水しか入ってません。

レーズンはオーガニックのもので、

オイルコーティングされていないものです。


このボトルを放っておくと、

醗酵して、ガスが出て、炭酸ジュースみたくなります。

だから、たまに軽く振って、ガスを抜いてあげましょう。


今回は醗酵するまで、一週間くらいかかりましたが、

暑い季節だともっと早く醗酵しますね。

炭酸ジュースみたいになったら、漉します。

starter 1

若いワインのような香りがします。

そこに、ちょっと糖分を加えます。本当に、ちょっとです。

さらに、強力粉を加えて、しゃもじで混ぜます。



こんな感じに、ドロッとしたら、フタをして一晩置いておきます。

すると、朝にはブクブクしてますから、

スプーンでかき混ぜてガスを抜いてあげましょう。


ここに、またお水と粉を加えて、倍量にします。

これもまた一晩くらい置いて、ブクブクし始めるのを待ちます。

これで、元種の出来上がり!




では、市販されているドライイーストや生イーストの代わりに、

この元種を使って、パンを焼く方法についてお話します。



元種1カップ位とお水を1カップ位を混ぜます。(1カップ250cc位)

そこに、糖分をほんの少しだけ、混ぜます。小さじ1位かな。

(私はハチミツを使う事が多いです。)



そこに、少しずつ強力粉を足して、練っていきます。

最初はしゃもじで。

練れるような固さになったら、カウンターの上で、両手で練ります。

良い感じになってきたら、油を塗っておいたボールに入れて、

温かめのところに放置。

乾燥しないように、フタをしてくださいね。

もし2時間立っても、醗酵している様子がなかったら、

軽くガス抜きをして、今度はもう少し温かいところに置いてみましょう。


2倍くらいに膨らんだら、ガス抜きをして、

カウンターの上に乗せて、焼きたいサイズに切り分けます。

私は大抵、簡単にコロッと丸めて、鉄板の上に乗せてしまいます。

もしくは、食パン用の型に入れてしまったりします。


格好よく仕上げたい人は、粉をよく振った醗酵カゴや

キャンバス地を使用してください。


そして、また放置。最後の醗酵ですね。

私は乾燥しないように、鉄板を膨らませた大きなごみ袋に入れて、

封をしてます。


2倍くらいに大きくなったら、熱しておいたオーブンに入れて焼きます。

温度は200~220度位で焼くことが多いです。

bread 1


「自家製酵母」や「grape starter」等で検索をかけると、

もっと詳しく、丁寧に説明してくれるサイトが見つかります。


「自家製天然酵母のパンづくり」

という本を読んでから、私は自家製酵母を作る事にしました。

練る以外は、ほとんど放ったらかしです。

簡単ですから、今度作ってみてくださいね!

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: