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2025年J1第21節横浜FCvsサンフレッチェ広島の試合をニッパツ三ツ沢球技場で観戦。4-0でサンフレッチェ広島の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈横浜FC〉攻撃では、山崎、ンドカ、福森の3CBとボランチ山田、ユーリララとの連携したビルドアップから、両サイド、右サイドは右WB山根と右シャドー鈴木武、左サイドは左WB神保と左シャドー駒井に、ボランチが連携してサイドの基点となり、時にCFルキアンや駒井、鈴木武のポストプレーを有効に利用して、裏のスペースへの抜け出しや両サイドからのクロス利用やポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、プレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1のブロック対応。(相手CK時はマンマーク主体でゾーンディフェンスを加味)〈サンフレッチェ広島〉攻撃では、中野、荒木、佐々木のCBとボランチ東、川辺との連携したビルドアップから、右サイドは右WB新井、左サイドは左WB中村が高く張ったうえ、右サイドは新井と右シャドー加藤、左サイドは中村と左シャドーのジャーメインに、ボランチが連携して、サイドを基点とし、時にCF木下のポストプレーを交えつつ、ハーフスペースやポケットなどの有効なスペースを突いて攻めていく。守備では、ハイプレス時は3-4-3、ミドルプレス時は5-3-2基調、リトリート時は5-4-1。(相手CK時はゾーンとマンマークとの併用)【得点】17分 木下(サンフレッチェ広島)23分 加藤(サンフレッチェ広島)39分 新井(サンフレッチェ広島)74分 木下(サンフレッチェ広島)【退場】なし【警告】 2分 ユーリララ(横浜FC)14分 ンドカ(横浜FC)45分 加藤(サンフレッチェ広島)72分 東(サンフレッチェ広島)【試合の流れ】(前半)横浜、サンフレッチェとも3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。最初にシュートチャンスを作ったのはサンフレッチェで、4分に、ボランチ東のスルーパスに、バイタルエリアにて反応した右シャドー加藤のシュートは横浜GKメギオラーロの正面を突いてしまう。しかし、横浜は、両サイドを攻撃の基点としつつ、バイタルエリアやハーフスペースに進出するCFルキアン、鈴木武らへのクサビのパスが通り始め、周辺の選手が裏のスペースへ狙う動きにより試合の流れを引き寄せようとする。横浜は、9分に得た左CB福森のFKに、ボランチのユーリララが頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまい、続く12分にも、左サイドでのカウンターから、左シャドー駒井とのコンビネーションで左サイドに進出した左WB神保のクロスはサンフレッチェGK大迫にキャッチされてしまう。その後しばらくは横浜が両サイドを基点として攻撃を組み立てようとし、サンフレッチェが5-4-1のブロックディフェンスにて対応する展開が続く中、サンフレッチェが初めて得たセットプレーにより先制に繋げる。サンフレッチェは、17分に得た右WB新井の左CKに、CF木下が横浜ディフェンスとGKメギオラーロとの間に入りながら競り勝ち頭で合わせてゴール右に流し込んで、サンフレッチェが1-0と先制する。サンフレッチェは、更に18分に得たボランチ東の右CKに、木下が頭で合わせるも、横浜のブロックに阻まれてしまうが、先制を機にサンフレッチェが試合の流れを引き寄せ、更に思わぬ展開により追加点を得る。サンフレッチェは、23分に、GK大迫からのロングフィードを横浜左CB福森がトラップミスをし、そのこぼれ球に反応した加藤がそのままGKメギオラーロと1対1になって、メギオラーロの股下を抜いて冷静にゴール中央に流し込んで、サンフレッチェが2-0とリードを広げる。サンフレッチェは、追加点以降、木下へのクサビのパスが通るようになるとともに、両サイドを基点とした攻撃でも、WB、シャドー、ボランチ間の連動性がよくなり、攻勢を加えようと、試合を優位に進めていく。サンフレッチェは、38分に、左サイドでのカウンターから、左WB中村がバイタルエリアに進出してきたボランチ川辺に横パスをし、それを受けた川辺のミドルシュートはGKメギオラーロの好セーブに阻まれてしまうが、この流れを活かして、更に追加点をゲットする。サンフレッチェは、39分に得たCKからの展開にて左サイドでパスを受けた中村のクロスに、フォア側にてフリーでいた新井が頭で合わせて、ゴール右に突き刺して、サンフレッチェが3ー0と更にリードを広げる。これに対して、横浜は、ルキアンらへのクサビのパスを入れようとするが、サンフレッチェの数的優位を作るディフェンスに囲い込まれてしまい、チャンスを作ることができず、前半は3-0とサンフレッチェがリードして終了。(後半) 前半に大量得点を許した横浜は、右シャドー鈴木武から櫻川に、左シャドー駒井から室井に、左WB神保から村田に替える3枚替えをして後半に臨む。(サンフレッチェは選手交代やシステム変更なし)横浜は、ルキアン、櫻川へのクサビのパスを狙うとともに、室井が村田とのコンビネーションで左サイドでの攻撃の基点になろうと動く。横浜は、53分に、敵陣右サイドでの展開から、右WB山根がバイタルエリアにて横パスを受けた室井の左足のシュートはゴール左に外れてしまう。更に、横浜は、61分に得た福森の右CKに、ユーリララが頭で合わせるも、惜しくもバーを叩いてしまい、そのこぼれ球を左ポケットで反応した櫻川のシュートは、今度は左ポストを叩いてしまい、得点には至らない。これら横浜の攻撃に対して、サンフレッチェは、5-4-1のブロックディフェンスにて対応するとともに、木下のポストプレーや加藤や左シャドーのジャーメインのスペースへの飛び出しなどにより、反撃の機会をうかがう。得点に至らない展開が続く横浜は、66分に、右WB山根から遠藤に替えて、右サイドは遠藤、左サイドは村田から、ペナルティエリアに進出するルキアンや櫻川の頭を目掛けてクロスを多用するが、サンフレッチェのディフェンス陣がそれらクロスをことごとく跳ね返していく展開がしばらく続き、そしてサンフレッチェが一瞬のチャンスをモノにして、更なる追加点をゲットする。サンフレッチェは、73分に東に替わってボランチにて投入された中島の高度の技術的なスルーパスに、ペナルティエリア付近で反応した木下のシュートはGKメギオラーロに一旦はセーブされるものの、そのこぼれ球を木下が反応して、ゴール右隅に流し込んで、サンフレッチェが4-0とリードを広げ、試合を決定づける。その後は、ロスタイムに入り、横浜は、90+3分に得た福森の右CKに、ルキアンが頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまい、サンフレッチェが4-0と圧勝。【システム】 (横浜FC)3-4-2-1(右から)GK メギオラーロDF 山崎(85分 鈴木準)、ンドカ、福森MF 山根(66分 遠藤)、ユーリララ、山田、神保(45分 村田)シャドー 鈴木武(45分 櫻川)、駒井(45分 室井)FW ルキアン(守備時はプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1)(サンフレッチェ広島)3-4-2-1(右から)GK 大迫DF 中野、荒木(89分 山﨑)、佐々木MF 新井、東(73分 中島)、川辺、中村(89分 菅)シャドー 加藤(81分 神田)、ジャーメイン良FW 木下(81分 ジェルマン)(守備時はハイプレス時は3-4-3、ミドルプレス時は5-3-2基調、リトリート時は5-4-1)【勝負の分かれ目】サンフレッチェが前半リズムの作れない時間帯に、セットプレーや相手のミスに乗じて先制、更に追加点をゲットできたことと、ディフェンス陣が横浜ルキアンら前線を完封したこと。【まとめ】サンフレッチェは、序盤こそ横浜のクサビのパスに苦労したものの、セットプレーや相手のミスに乗じるなど大量得点により、前半で勝負を決めた。攻撃陣の連動性がよく、ディフェンス陣も終始適切に対応し、危なげない勝利。この勝利で首位戦線に!横浜は、序盤、ルキアンらへのクサビのパスによりリズムを作ったものの、自らのミスなどで、試合の流れをサンフレッチェに渡してしまった。後半のクロス多用もサンフレッチェのディフェンス陣にことごとく跳ね返されてしまった。下位チームが上位チームに対して犯してはならないミスにより自滅してしまった。#yokohamafc#横浜FC#sanfreche#サンフレッチェ広島#横浜FCvsサンフレッチェ広島#jleague#Jリーグ
2025.06.22

2025年J1第21節横浜F・マリノスvsファジアーノ岡山の試合を日産スタジアムで観戦。1-0でファジアーノ岡山の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈横浜F・マリノス〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ喜田と山根との連携したビルドアップから、両サイドで右シャドーのマテウスと左シャドーのエウベルの両WGがワイドに高く張ったうえ、時にCFロペスのポストプレーを利用しつつ、右はマテウスと、右SB加藤蓮に、左はエウベルと左SB鈴木に、トップ下の遠野とボランチ が連携し、ハーフスペースやバイタルエリア間でのポジションチェンジしつつ、サイド→中→サイドを繰り返しながら、パス交換を主体、時にロングフィードを交えて攻めていく。4-2-3-1⇄4-2-1-3、終盤は4-1-2-3システムに変更。守備では、プレス時は4-2-3-1を基調としらリトリート時は4-4-2基調。(相手CK時はゾーンとマンマークの併用)〈ファジアーノ岡山〉攻撃では、3バックディフェンスラインとボランチ藤田、神谷との連携したビルドアップから、右WB松本、左WB佐藤が両サイドを高く張ったうえ、右は右シャドー木村、左は左シャドー江坂に、両ボランチが連携して両サイドを基点としつつ、FWルカオによるサイドやバイタルエリアでの有効なポストプレーを多用しつつ、左右のハーフスペース、更にはポケットへの進出遠狙って攻めていく。守備では、ハイプレス時はルカオら前線3人を起点としたマンマーク気味のプレスをかけ、ミドルプレス時は5-2-3基調、リトリート時は5-4-1を基調として数的優位を利用してディフェンス対応していく。(相手CK時はゾーンとマンマークを併用)【得点】17分 ルカオ(ファジアーノ岡山)【退場】なし【警告】45+5分 松本(ファジアーノ岡山)71分 竹内(ファジアーノ岡山)【試合の流れ】(前半)F・マリノスは4-2-3-1システム、ファジアーノは3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。まずシュートチャンスを作ったのはファジアーノで、まず5分に、バイタルエリアでのCFルカオのポストプレーを起点として、敵陣右ハーフスペースに進出して右WB松本からパスを受けた右シャドー木村が右ポケットまで仕掛けながら放ったシュートは、ゴール右に外れてしまい、続く6分にも、左サイドでの展開から、左WB佐藤を起点として、ボランチ神谷とのコンビネーションにて左ペナルティエリアに進出した左シャドー江坂のシュートはF・マリノスGK飯倉の正面を突いてしまう。ファジアーノは、松本、佐藤の両WBが両サイドを高く張って攻撃の基点となって、江坂、木村のシャドーやルカオとの連携されたコンビネーションにより、ハーフスペース、更にはポケットへの進出を狙って、攻勢を加えようとする。一方、F・マリノスは、11分にようやくチャンスを作り、、敵陣ペナルティエリアにてボール奪取に成功した中シャドー遠野がシュート性のクロスを出すも、フォアに飛び込んだCFロペスに僅かに合わず。しかし、その後も、ファジアーノが試合を優位に進めていき、先制に繋げる。ファジアーノは、17分に得た神谷の右CKに、ニア側にいたルカオが頭で合わせて、ゴール右隅に流し込んで、ファジアーノが1-0と先制する。先制されたF・マリノスは有効なビルドアップが攻撃に繋げたいが、ファジアーノのルカオ、木村、江坂の前線から起点とする、F・マリノスCB松原、トーマスデンを外から包み込むようなプレスが有効で、F・マリノスのパスミスやロストボールを多発させることに成功する。それでも、F・マリノスは、24分に、敵陣右サイドでの展開から、右シャドーのマテウスがペナルティエリアに向かって仕掛けながら放った左足のシュートはゴール左に外れてしまうが、両サイドを基点としてポジションチチェンジを交えた重曹的な攻撃を仕掛けようとする。その後は、32分に、F・マリノスGK飯倉のロングフィードに、ファジアーノ右CB立田とF・マリノス左シャドーのエウベルが競り合う中、ペナルティエリア外にてGKブローダーセンを加えて混戦となってエウベルが倒されたプレーに対するVARの結果、ノーファールと判定される。その後は、両チームとも中盤での攻防が激しい展開が続いていくが、ファジアーノは、43分に、敵陣左サイドでの展開から、佐藤のクロスに、ゴールニア側にいた江坂が頭で晒してフォア側に送り、フォア側にフリーでいた松本の右足のシュートは、惜しくもゴール左に外れてしまう。ロスタイムに入り、F・マリノスは、45+4分に得た左CKを起点として、左サイド奥にいたエウベルがペナルティエリア内に切れ込みながら放った右足のシュートは、GKブローダーセンの好セーブに阻まれてしまい、前半はファジアーノが1-0とリードして終了。(後半) F・マリノス、ファジアーノとも選手交代なく、後半開始。まずシュートチャンスを作ったのはF・マリノスで、51分に得たマテウスの右CKに、ニア側に飛び込んだCB松原が頭で合わせるも、GKブローダーセンにキャッチされてしまい、続く55分にも、ボランチ山根がボール奪取してそのままドリブルでエリア外まで仕掛けながら放った左足のシュートは、またもやGKブローダーセンの好セーブに阻まれてしまう。F・マリノスは、マテウスとエウベルが両サイドを高く張ったうえ、両サイドへのサイドチェンジを多用することにより、ファジアーノのプレスを掻い潜って、両サイドを基点とした攻撃を活性化させていく。一方、ファジアーノは、F・マリノスのサイドチェンジを多用した両サイドからの攻撃に対して、前半有効だったプレスがハマらなくなり、5-4-1のリトリート対応を余儀なくされ、ブロックディフェンスにてなんとか凌いで、57分に、右WB松本から柳に、左シャドー江坂から岩渕に代えて試合の流れを変えようとする、ファジアーノは、59分に、敵陣左サイドでの展開から、岩渕がバイタルエリア中に仕掛けながらバイタルエリアに進出した神谷に横パスし、反応した神谷のミドルシュートは、GK飯倉の好セーブに阻まれてしまう。しかし、ファジアーノの勢いは続かず、試合の流れはF・マリノスが引き寄せ、まず60分に得たマテウスの右CKを起点としたマテウスのクロスにペナルティエリアに飛び込んだCBトーマスデンが頭で合わせるも、GKブローダーセンの好セーブに阻まれて、そのこぼれ球に反応した右SB加藤のシュートも、GKブローダーセンの好セーブに阻まれてしまう。その後もF・マリノスの波状攻撃は続き、64分にも、左サイドでのエウベルを起点としたカウンター攻撃から、ペナルティエリア外にてパスを受けたマテウスの左足のシュートは、ゴール左ポストを叩いてしまい、更には、65分に得たマテウスの右CKを起点として、右ハーフスペースにいた山根のクロスに、ペナルティエリア中にいたエウベルが頭で合わせるも、GKブローダーセンの好セーブに阻まれてしまう。F・マリノスは、69分に、左シャドーのエウベルから井上に、中シャドー遠野から渡辺に代えて、攻勢を更に加えようとする。一方、GKブローダーセンの好セーブ連発もあり、何とか無失点で凌いでいるファジアーノは、ルカオのポストプレーを活用してラインを押し上げようとし、また前線からのプレスを仕掛けて、再度試合の流れを変えようとする。ファジアーノは、76分に得た岩渕の左CKを起点として、パスを受けた佐藤が左サイドからペナルティエリアに向かって仕掛けながら放った右足のシュートは、バーを叩いてしまい、追加点には至らない。試合を優位に進めながら得点できないF・マリノスは、5-4-1のリトリート対応を余儀なくされているファジアーノに対して、サイドチャンスやポジションチェンジを頻繁に行いながら、両サイドを基点として攻撃を仕掛けていくが、ファジアーノは、リトリート対応によりディフェンスラインが押し下げられながら、粘り強いディフェンス対応をする時間帯が続く。そこで、F・マリノスは、87分に、ボランチ喜田から天野に代えて、山根をアンカーに、渡辺と天野にIHに配置する4-1-2-3システムに変更して攻撃を仕掛けていく。ロスタイムに入ってもF・マリノスの攻撃は続き、90+4分にも、山根のクロスにペナルティエリア内にて反応した天野のシュートはゴール左に外れてしまい、ファジアーノのブロックディフェンスを崩すことができず、ファジアーノが1-0と何とか逃げ切って勝利。【システム】 (横浜F・マリノス)4-2-3-1(右から)GK 飯倉DF 加藤蓮、松原、トーマスデン、鈴木ボランチ 喜田(87分 天野)、山根シャドー マテウス(90分 渡邊)、遠野(69分 渡辺)、エウベル(69分 井上)FW Aロペス(守備時はプレス時は4-2-3-1、リトリート時は4-4-2)(ファジアーノ岡山)3-4-2-1(右から)GK ブローダーセンDF 立田、田上、工藤MF 松本(57分 柳)、藤田、神谷(66分 竹内)、佐藤(83分 本山)シャドー 木村、江坂(57分 岩渕)FW ルカオ(83分 ポポ)(守備時はハイプレス時は3-4-3基調、ミドルプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1)【勝負の分かれ目】ファジアーノが前半に、前線からのプレスと両サイドからの攻撃を基調として、セットプレーを活かして先制したことと、後半の粘り強いブロックディフェンスを徹底できたこと。【まとめ】ファジアーノは、ルカオのポストプレーを活用した両サイドからの攻撃の連動性がよく、また前線からのプレスが有効に機能して、前半のいい時間帯に先制できた。後半はF・マリノスのサイドチェンジを多用した重曹的な攻撃により終始リトリート対応を余儀なくされたものの、粘り強いブロックディフェンスによりF・マリノスを完封し、アウェイでの貴重な勝点3をゲットした。今後も攻守とも一貫して粘り強い戦いができれば、更なる浮上も!F・マリノスは、前半、ファジアーノの有効な前線からのプレスを受け、ビルドアップ時にパスミスやロストボールを多発してしまい、先制を許したことが最後まで響いた。後半は、サイドチェンジを多用しつつ、両サイドを基点とした攻撃によりファジアーノのブロックディフェンスを下げさせることに成功したが、ファジアーノGKブローダーセンの攻守もあり、最後までファジアーノの堅いディフェンスを崩せなかった。今後は、後半のようなF・マリノスらしい攻撃が展開できることが復調の鍵を握る!#fmarinos#横浜F・マリノス#fagiano#ファジアーノ岡山#横浜F・マリノスvsファジアーノ岡山#jleague#Jリーグ
2025.06.22

2025年ルヴァンカッププレイオフラウンド第1戦セレッソ大阪vs横浜FCの試合をヨドコウスタジアムで観戦。4-1でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ香川、上門との連携したビルドアップから、時に4-2-4的フォーメーションを取り、両サイドを基点とし、右サイドは右シャドーのブエノと右SB中村、左サイドは左シャドーのアンドラーデと左SB登里にボランチ連携し、時にCF古山やトップ下の柴山へのクサビのパスやサイドチェンジ、更にはポジションチェンジを交えつつ、左右のハーフスペースやポケット進出を狙い、外と中のパス交換や両サイドからのクロスにより攻めていく。後半途中からは両シャドーがワイドに開いた4-2-1-3システムに変更。守備では、プレス時は4-2-4または4-4-2を基調、リトリート時は4-4-2を基調としてディフェンス対応していく。(相手CK時はゾーンとマンマークの併用)〈横浜FC〉攻撃では、岩武、細井、福森の3CBとボランチ小倉、熊倉との連携したビルドアップから、両サイド、右サイドは右WB山根、左サイドは左WB中野が高く張ったうえ、右サイドは山根と右シャドー室井、左サイドは中野と左シャドー新井にボランチが連携してサイドの基点となり、時にCF櫻川のポストプレーを有効に利用しつつ、櫻川や室井、新井へのクサビのパス、または両サイドからのクロス利用やポケットへの進出を狙って攻めていく。守備では、プレス時は3-4-3基調のマンツーマンプレス、ミドルプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1のブロック対応。(相手CK時はゾーンとマンマークの併用)【得点】56分 香川(セレッソ大阪)68分 ブエノ(セレッソ大阪)90+1分 ハットン(セレッソ大阪)90+6分 小倉(横浜FC)90+8分 中島(セレッソ大阪)【退場】なし【警告】 64分 小倉(横浜FC)【試合の流れ】(前半) セレッソは4-2-3-1システム、横浜は3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。まずチャンスを作ったのは横浜で、まず12分に得た左CB福森のFKのこぼれ球を、バイタルエリアにて反応した左WB中野のシュートはバーを超え、更に14分にも左サイドでの展開から、左シャドー新井が左ハーフスペースから中に切れ込みながら放った右足のシュートはバーを超えてしまう。横浜は、ビルドアップからの両サイドを基点として、時にCF櫻川のポストプレーを交えながらチャンスをうかがう。一方、セレッソは、16分に、左サイドでの展開にて左シャドーのアンドラーテを基点として、右サイドへの展開において右SB中村のグラウンダーのクロスのこぼれ球に、ペナルティエリア内で反応した左SB登里のシュートはブロックされてしまい、更に19分にも、右サイドでの展開から、右サイドに開いていたトップ下の柴山を起点として、ペナルティエリア右に進出した右SB中村の横パスを受けた右シャドーのブエノのシュートは横浜GKメギオラーロの好セーブに阻まれてしまう。セレッソは、ディフェンスラインでのビルドアップから両サイドへの展開を攻撃の基点としてチャンスをうかがう。その後は、横浜が両サイドを基点としてチャンスを作り、21分には、敵陣左サイドでのカウンターから、ボール奪取した中野がそのままペナルティエリアに進出しながら放った右足のシュートは、セレッソGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまい、続く23分には、右サイドから左サイドへのサイドチェンジにて中野のクロスに、ペナルティエリアにて右シャドー室井が頭で合わせるも、バーを超えてしまい、更に29分にも、バイタルエリアでの櫻川のポストプレーを起点として、パスを受けた新井のシュートはGKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれてしまう。横浜は両サイドを基点として、櫻川のポストプレーとシャドー、両WBとの連携がよく、また前線3枚を起点とするハイプレスも有効に機能して、試合を優位に進めていく。これに対して、セレッソは、4-4-2のリトリート対応を余儀なくされる時間帯が続いていたが、ビルドアップからの両サイド⇄ハーフスペース間でのポジションチェンジなどで試合の流れを変えようとする。セレッソは、前半終了間際にチャンスを作り、まず40分には、右サイドでのカウンターから、柴山のクロスに、フリーにゴール前に飛び込んだCF古山が頭で合わせるも、ゴール右に外してしまい、更に右サイドで展開から、柴山からバイタルエリアでパスを受けたアンドラーデのシュートは、バーを超えてしまい、前半は0-0で終了。(後半)セレッソ、横浜とも選手交代やシステム変更なく後半開始。まずチャンスを作ったのはセレッソで、48分に、中央エリアでのカウンターから、アンドラーデがボール奪取してそのままドリブルにて仕掛けながらバイタルエリアにて放ったシュートはバーを超えてしまう。しかし、横浜も54分に、右サイドでの展開から、右WB山根がペナルティエリア右から出したクロスに、ゴール前で反応した櫻川が頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまう。しかし、そのすぐさまセレッソが先制に成功する。セレッソは、56分に、右サイドでの展開を基点として、バイタルエリアでのパス交換からの柴山のスルーパスに、ペナルティエリアにて反応したボランチ香川がゴール中央に流し込んで、セレッソが1-0と先制する。これに対して、横浜も、60分に、敵陣左サイドに進出した中野からパスを受けた新井が左ポケットに進出しながら出したクロスに、ゴールフォア側にてフリーで反応した櫻川が頭で合わせるも、惜しくもバーを超えてしまう。セレッソは、61分に、アンドラーデからフェルナンデスに、古山からハットンに代えて、フェルナンデスを右WGに、柴山を左WGに、ハットンをCFに、ブエノをトップ下とする4-2-1-3システムに変更して、両サイドを高く張って横浜のディフェンスラインを下げさせようとする。横浜は櫻川のポストプレーや両サイドに高く張った山根、中野の両WBを基点として攻撃を仕掛けようとするが、セレッソの有効な両サイドを基点とした攻撃により、徐々に押し込まれ、5-4-1のリトリート対応を余儀なくされていく展開となっていき、セレッソが追加点をモノにする。セレッソは、68分に、フェルナンデスがペナルティエリア外で倒されて得たFKを、ブエノが横浜が作った壁の右隅を狙って、ゴール右隅に突き刺して、セレッソが2-0とリードを広げる。一方、追加点を許した横浜は、72分に、右シャドー室井から駒沢に、左シャドー新井から小川に、左WB中野から鈴木に替え、更に77分には、CF櫻川から森に替えて、森のポストプレーや小川、駒沢のハーフスペースの利用などで反撃を試みる。横浜は、81分に、右サイドでの展開から、右WBに回った鈴木からバイタルエリアにてクサビのパスを受けた森のシュートはGKキム・ジンヒョンにキャッチされてしまう。その後も、セレッソが両サイドを基点として試合を優位に進めていく中、ロスタイムにて更に追加点を上げる。セレッソは、90+1分に、横浜左CB福森によるヘディングでのクリアボールを、バイタルエリア右にて反応したハットンがそのまま仕掛けてGKメギオラーロと1対1になりながら難なくゴール左隅に流し込んで、セレッソが3-0と更にリードを広げる。一方、横浜も、90+6分に得た福森の左CKのこぼれ球を、バイタルエリアにてした小倉の右足のシュートがゴール右隅に決まって、横浜が1点を返して、一矢を報いる。しかし、セレッソがすぐさま、90+7分に、右サイドでの展開から、フェルナンデスのクロスに、ゴール前に進出した中島(84分にブエノに代わってボランチで投入)が頭で合わせて、ゴール左隅に流し込んで、セレッソが4-1と更にリードを広げて、終了。【システム】(セレッソ大阪)4-2-3-1(右から)GK キム・ジンヒョンDF 中村、進藤、舩木、登里(84分 西尾)ボランチ 香川、上門(87分 喜田)シャドー ブエノ(84分 中島)、柴山、アンドラーデ(61分 フェルナンデス)FW 古山(61分 ハットン)(守備時はハイプレス時は4-2-4または4-4-2、リトリート時は4-4-2)(横浜FC)3-4-2-1(右から)GK メギオラーロDF 岩武(86分 遠藤)、細井、福森MF 山根、小倉、熊倉、中野(72分 鈴木)シャドー 室井(72分 駒沢)、新井(72分 小川)FW 櫻川(77分 森)(守備時はハイプレス時は3-4-3基調、ミドルプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1)【勝負の分かれ目】セレッソが後半、両サイドを基点として、パス交換から丁寧に横浜のブロックディフェンスを崩し切ったことと、前線からの有効なプレスを完行できたこと。【まとめ】セレッソは、前半こそ、櫻川のポストプレーを基点とした両サイドからの攻撃によりピンチを迎えたものの、後半は両サイドを基点としてワイドかつポジションチェンジを含むスペースを使った有効な攻撃を展開でき、大量得点に繋げた。プライムスラウンドに向けて大きく前進。 横浜は特に前半は櫻川のポストプレーを両した有効なサイド攻撃により多くのチャンスを作り、いくつかの決定機を作ったものの、活かしきれず、後半途中からセレッソにより有効なスペースを利用されてしまい、ブロックディフェンスを崩されてしまい、集中力を切らしてしまった。また、ファールがそのまま失点を繋がってしまったのも痛かった。先制できていれば、違った展開になっていたかも?第2戦をどのように戦うか?#yokohamafc#横浜FC#セレッソ大阪#cerezo#セレッソvs横浜FC#ルヴァンカップ
2025.06.04
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