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「宇宙はシナリオ」(2)


  リチャード・J・ブレネマン編
  芹沢高志 + 高岸道子  訳     めるくまーる社 より転載

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星はどれも、エネルギー的出来事だよ。
どれもものすごいエネルギーをもっているし、それぞれの持続力、つまり存在する期間をもっている。
そして、どの星もエネルギーを変換しつづけ・・・つまり、物質をエネルギーに変えつづけている・・・どの星も、それぞれ違った時間帯で起こっている出来事なんだ。
 われわれが見ている出来事は、他の出来事とお互いに重複しあっている。
あるものが生まれでて、他のものが消えうせる。

 だからね、アインシュタインが発見した宇宙というのは、映画みたいに“シナリオ”で描ける。
ある登場人物が現れて、しばらく画面に出ていてから死んでいく。
でも、彼が死ぬ前に別な人物が現れて、はじめの人物と重なり合うんだ。

 すべてのエピソードが重なり合う。
糸が他の糸とよじれあって、ロープをつくるみたいにね。
ロープというのは、どのようにしてたくさんの小さなシナリオがねじり合わさって、ひとつの大きなシナリオができあがるか、その様子を視覚化するには優れたアイデアだと思う。
われわれの宇宙は重なり合ったエピソードの集合体なんだ。
はじまりとか終わりは、宇宙にとっては局所的なもので、それは宇宙そのものじゃない。
宇宙にははじまりも終わりもないんだよ。


 さて、私たちのシナリオ宇宙にはそれぞれのコマがある。
どのコマ一枚だけ見たって、全体のストーリーはわからない。
毛虫の写真を一枚見たって、どうしてそれがチョウになるなんてわかるだろう。

 宇宙について語るとき、どうしても私たちはそれを単一の、一枚の写真として語りがちだね。
けどね、私はそれをたくさんの小さな写真の集まり、映画のフィルムのひとコマひとコマが集まった全体として見るんだよ。
コマがたくさん集まれば、毛虫がサナギになり、チョウなっていくのもわかるだろう。
チョウが飛べるようになるまでには、もっともっとたくさんのコマが必要だね。
毛虫からチョウが飛べるまでには、一兆枚のコマが必要かもしれない。

 だから、ほんとうに重要な情報をシナリオ宇宙から得るためには、とてつもなく巨大で長大なエピソードを手に入れなければならない。
きみたちはきみたち自身のエピソードを得るし、私は私のエピソードを得る。
お互いにそれらを語り合えばエピソードは重なり合い、もっと豊かな新しいシナリオができるんじゃないか。
そしてお互い、ここでなにが起こっているのか、理解するチャンスも広がるわけだ。

 ところで、天文学者たちがとても遠いところで銀河を発見したなんて聞くと、こんなふうに質問したくならないかい?
「その銀河の向こう側にはなにがあるんだろう」って。

でも、それは一枚のコマを見ているに過ぎない。
「向こう側」について語ると言っても、それはたった一枚のコマの話なんだ。わかるかい?


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