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あきこ5185 @ 平和な日 今日はとても久しぶりに休日?を満喫して…
ぐうたら弁護士 @ あきこ5185さん へ 拙著を評価していただき、光栄の極みです…
あきこ5185 @ 全くです 大きな組織の波にのまれて、自分を見失っ…
*こころ*~♪ @ Re:湯だけ???(04/03) 間違い無くグルですね。 最近は「見て…
ぐうたら弁護士 @ ありがとうございます。 Sissi@管理人さん 本当にお書きのとおり…

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2010.01.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日、大学時代からの悪友である山崎元氏と飲んでいた時のことです。

日航の年金問題について、彼が「約束したものは守るのが当然だ」と主張したのに対し、私は「ゼロ金利が長期間続いていることも斟酌すれば『事情変更の原則』による減額も致し方ないのではないか」と主張しました。

その後、帰宅したのが深夜3時ころ。

ベッドの中でうつらうつらしながら考えたのですが、日本人の消費性行や生活レベルは老後の安心感の有無で大きく変わってくる。
その証拠に、高齢者の金融資産は若年層に比べてはるかに高額です。

北欧諸国のように、税金は高くとも「教育」「医療」「老後の世話」などの不安が極めて少ない社会では、先々のことで悩むことも少ないでしょうが、日本では将来不安を持っている人たちが圧倒的に多いのです。

そうだとすれば、年金という将来不安払拭要因を「事情変更の原則」で容易に変えてしまうことは厳に慎まなければならないと反省しました。

近年問題になっている年金問題。

制度を変えたり、事務手続がいい加減であったり、という現状があらわになるにつれ、ほとんどの国民が「本当に年金を受け取ることができるのだろうか?」という点について大きな不安を抱いています。



ただでさえ経済がダウンサイジングしている昨今、将来不安が高まれば、老いも若きも消費意欲なんてなくなってしまいます。

それがひいては景気を更に悪化させ、ますます経済状況が悪化します。

厚労省とその下部組織である社保庁の悪行は、国民全体にものすごい萎縮的効果を生じさせている訳でして、これからきちんとやるといくら大臣や政治家が言っても「物言えば唇寒し」です。

老後の不安が、個々人の精神も蝕み家庭崩壊の原因伴っていることを考えると、厚労省の大罪は到底許し難いことでしょう。

もっと、責任者の処分をしっかりやるべきだと思うのですが…。





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Last updated  2010.01.10 20:02:48


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