某びすとろ店主日記

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畑仕事でいい塩梅



朝日を浴びて.jpg

朝日を浴び~て~

ピケ打ち.jpg

ずーーーーーーーっとピケという木の杭を苗木の横に打ち込む作業をしていました。

朝から夕方までずーーーーーーっとです。

ちなみにピノ・ノワールの苗木です。

ピノの苗木.jpg

こちらがピノ・ノワールの苗木↑

おそらく300本くらい打ち込んだでしょう。

腕の筋肉がパンパンでヘロヘロへーでした。

畑作業というのは地味で根気のいる作業です。

小さいことからコツコツと、

西川きよしの名言を地道に繰り返しその積み重ねによって

すんばらしいぶどうができるのです。

畑は農薬を撒いてないので雑草が生え放題です。

この雑草を引っこ抜く作業が一番大変だ、と皆さん言ってました(もちろん手作業)

雑草.jpg

緑色の草はすべて雑草です。

しかし農薬を撒いてないので土がふかふかです。

隣の他の人のワイナリーも見学したのですが

畑の見た目はきれいですが土の質はまったく違い踏んでも跡が付かないくらい硬いです。

隣の畑.jpg

右が某畑、左がボア・ルカ、1メートルも離れてないのにまったく違う土壌です。

畑仕事をしてまじかで見て触れて働いてみると

手間ひま掛けすぎるほど掛けすぎていてびっくりしました。

この畑からできたぶどうで造ったワイン、そりゃーうまいわな~。

ワインというのは改めて農作物なんだな~、

と肌で感じた日々でした。

畑で休憩.jpg

ヘトヘトになって休憩してます。

朝、霧がかったルカの森

(フランス語に略すとボア・ルカ、この森の名前が畑の名前の由来です)

の横を通り過ぎ畑に出ると畑の周辺は梅酒のような香りがします。

近くにマールを造ったときに残ったぶどうの絞りかすが山になって置いてあり

そのぶどうが発する香りです。

甘い妖艶な香りと目の前に広がる広大なぶどう畑、

さらにその向こうには幻想的にも感じるフランスの田園風景、

ここにいる自分が不思議だな、地球は広いな~

おフランスの朝.JPG

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