ゴシックロマン 「オトラント城奇譚」 が最初の作品といわれています。
以後、フランスやアメリカに波及しました。 ポー の諸作品や ルルー の「オペラ座の怪人」などが有名です。
本作はその系統の映画、といってもいいでしょう。フランスにいまも伝わる伝説を土台にしています。
制作=2001年 フランス映画 138分。監督=クリストフ・ガンズ。出演=サミュエル・ル・ビアン、ヴァンサン・カッセル、マーク・ダカスコス、ジェレミー・レニエ、エミリエ・デュケンヌ、モニカ・ベルッチほか
1765年、フランス。ルイ15世はジェヴォーダン地方で殺戮を繰り返す野獣の正体を突き止めるため、自然科学者のフロンサック( サミュエル・ル・ビアン )を派遣します。兄弟の誓いを立てた異邦人マニ( マーク・ダカスコス )と共にジェヴォーダンに訪れたフロンサック。
地元の貴族トマ( ジェレミー・レニエ )の協力を得、調査を開始。が、野獣は一向に姿を見せません。いったんパリへ戻ったフロンサックは、再度ジェヴォーダンを訪れます。美しい令嬢マリアンヌ( エミリエ・デュケンヌ )との再会。
娼婦シルヴィア( モニカ・ベルッチ )との束の間の情事。獣狩りのアクションとロマンスが縦横にちりばめられています。格調高い映像は、ゴシックロマンに相応しいといえるでしょう。前半は快調です。
が、後半になると面白さが半減しました。 辻褄が合わないところやご都合主義 なところもあって、納得できないのです。謎解きの部分もわりといい加減でガッカリしました。特に最後はもっと省略すべきでしょう。
出演陣は豪華で、ビックネームが並びます。中でも注目すべきはモニカ・ベルッチでしょう。いまやイタリアの至宝といってもいい存在ですが、ちゃんと 豊満な肉体 を披露してくれます。大物になってもこのサービス精神は特筆ものでしょう。
狩猟や カンフーもどきのアクションシーン はよくできています。貴族の生態もそこそこ描写されていて、その点はいいのですが、ストーリーに締まりがないのが欠点。惜しい娯楽作品でした。
DVD「誘拐の掟」 2016年05月28日
DVDスターウォーズ6「ジェダイの帰還」 2016年01月06日
スターウォーズ5「帝国の逆襲」 2016年01月05日
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