かぶ1000投資日記

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かぶ1000

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​《累積利益》
+698,633,212円
※税引き後、配当含まず

《年次運用成績》
2001年 +4,942,065円
2002年 +3,260,965円
2003年 +7,046,117円
2004年 +17,516,302円
2005年 +21,945,285円
2006年 +9,202,718円
2007年 +3,536,744円
2008年 -6,346,665円
2009年 +14,869,319円
2010年 +20,851,230円
2011年 +22,538,235円
2012年 +31,616,726円
2013年 +78,524,802円
2014年 +36,755,274円
2015年 +44,638,855円
2016年 +50,984,590円
2017年 +32,019,826円
2018年 +13,790,090円
2019年 +96,208,562円
2020年 +1,781,697円
2021年 +50,691,853円
2022年 +69,895,680円
2023年+148,400,379円
2024年 +95,833,660円
※5/31現在 税引前・配当含まず

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2009.10.28
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 今日の引け後、私の保有株のひとつであるUMCJがアルファ・ウィズダム・リミテッドによるTOB(株式公開買付)を発表しました。

 正直、今回のTOBはある程度、事前に予測が出来た事例でした。

 ことの発端は 2008年6月25日に発行済株式の30%(300,000株)を上限に自社株買いを発表した事 から始まります。通常自社株買いは発行済み株式数の0.3%ぐらいから多くても5%程度までが普通なのですが、今回はなんと30%。しかもこの時点で大株主の持ち株比率が50%強あったので、それを差し引くとほぼ60%に当たる株数になります。当然ながら市場は好感し株価は急騰。 7,150円だった株価は一時は13,520円まで上昇します。

 その後、約束通り市場から自社株買いが始まりました。

 6/26~30 0株
 7/1~31 3,425株
 8/1~31 7,124株(10,549株)
 9/1~30 3,565株(14,114株)

 11/1~30 13,804株(44,592株)
 12/1~31 3,451株(48,043株)
 1/1~31 1,653株(49,696株)

 と順調に市場からの買い付けが行われて行きました。しかし、2月に入り

 2/1~28 0株(49,696株)
 3/1~26 0株(49,696株)

 と突然買い付けが0になりました。自社株買いの中断を失望してか、株価は下降し始めます。 ここが最初のチャンスでした。 私は逆に何か重要な検討(TOB)をするために自社株買いを控えているんだな(インサイダーなど控えるため)と判断し、 3/17に5,400~5,500円で買い付けを行いました。

 そして 7/9に減損による大幅な業績の下方修正のプレスリリースが出ました。 私はTOB価格を出来るだけ低くするため(時価純資産法による評価を下げるため)に行われたと判断し、よりTOBになる可能性が高まったと判断しました。 そして株価が下落したら、その時こそチャンスだと思ってましたが、株価は下落どころか上昇してしまい、結局追加では仕込めませんでした。そして今日に至ります。

 ただ、TOB価格については不満が残ります。 TOB価格は12,500円 今日の終値7,640円からは63.6%のプレミアム が付いているものの、この評価額で行くと保有現預金をも下回る価格なので、私としては不満が残る価格です。

 価格算出の根拠としてプレスリリースには

市場時価評価法 7,563~7,964円
DCF法 11,210~13,589円
時価純資産法 11,018~13,842円

 と書かれていましたが、そもそも大幅に資産価値を割り込んでいる株価なので市場時価評価法で決まるはずがないですし、DCF法にしても赤字決算である事から正確な数値など出てきません。時価純資産法に至っては、設備の大幅な減損を行っているのに、保有現金以下と言う評価は当然納得できるものではありません。

 私個人としては相当に低く見積もっても16,000円程度。通常なら20,000円以上の評価が妥当と考えますが、現在の株価より大幅に高いことには変わりがないですし、273,603株以上の応募が成立条件ですから、ほぼ成立し上場廃止となるでしょう。

 過去に高値を付いている株なので、この株価では大損の個人投資家も多いと思いますから、個人的には利益は出るものの、複雑な心境でもあります。





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Last updated  2009.10.29 05:44:45
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