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2024.08.30
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カテゴリ: 識別について
9月に入るといよいよカモの仲間が飛来します。
鳥友から質問をもらうエクリプスについて画像とその特徴を整理してみました。
(1)そもそも、エクリプスとは
氏原(2015)が述べているように、普通カモ類の雄に使われる用語で、雌のような地味で目立たない羽色に換わる個体をエクリプスと呼ばれています。
完全なエクリプスが見られる種類は、叶内(2020)が記しているようにオシドリ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモなどとされています。
(1)エクリプス個体の特徴
一枚目の写真は、は2016年9月14日に手賀沼で観察したエクリプス個体です。
嘴基部側面に黄色味があり、脇羽は丸みがあります。さらに、最外三列風切の黒条の出方に注目すると、黒条の上辺がは羽先に向かって伸びています。アメリカコガモでは黒条の上辺が羽先3分の一程度の位置にむかって伸びており違いがあります。
二枚目の写真は、2020年1月4日に手賀沼で観察した雌個体です。
嘴基部はほぼ黒くなっています。(秋には黄色味があります)
脇羽は丸みを帯びています。(幼鳥では脇羽がV字状に見えます)
また、最外三列風切の黒条の出方に注目すると、エクリプスと同様に黒条の上辺がは羽先に向かって伸びています。
(3)雄エクリプスから生殖羽に換羽中
三枚目の写真は、2020年12月12日に手賀沼で観察した個体です。
脇羽は大きめで丸みがあります。肩羽の模様は幼羽と比べると明瞭さがありません。
(引用)
氏原巨雄・氏原道昭.2015.日本のカモ識別図鑑.p131-137.誠文堂新光社.











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最終更新日  2024.08.30 12:04:46 コメントを書く


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