かごむすめ

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ハウリングの悪影響


ハウリング対策があります。

ハウリングとは?
補聴器はマイクでとらえた音を大きくし、イヤホンから出します。
この大きくされた音が耳せん(イヤーモールド)等から漏れ、マイクに戻り、その音が再び大きく増幅されます。
この繰り返しでピーピー音「ハウリング」が発生します。

身近な例で言うと、拡声機やカラオケの機械のスピーカーとマイクロホンを近づけるとピーというかん高い音がする、あれです。

ムスコは、耳の穴の形に合わせたイヤーモールドを使っていますが、それでも音が漏れてしまうのです。
子どもなので耳穴も日々成長しており、イヤーモールドが小さくなってしまうからです。

「ピーッ」という高い音がムスコの耳から聞こえてくると、いても立ってもいられなくなります。

その音が不快だから、という理由だけではありません。
その音がしている間、話していることがムスコに聞こえないから、でもありません。

「ヘッドフォンで大音量を聞いていると耳が悪くなる」と聞いたことはありませんか?
単に年寄りが若者をいさめる言葉というわけでもなさそうなのです。

老人性難聴は、耳の中の、音を感知する毛のようなものが抜け落ちていくために起こるそうです。
そして、この毛のような機関は、高い音を感知する部位ほど抜けが激しい。
つまり、高い音を聞けば聞くほど、耳が悪くなっていくらしいのです。

ムスコの耳もとで鳴るピー音は、ただでさえ聞こえの悪いムスコの耳をさらにむしばんでいる。

だから我が家ではハウリングをなくすためにいろいろな工夫をしてきました。

今は雑音を自動的に消す機能がついたデジタル補聴器があります。
でも、ムスコが補聴器をつけ始めた頃はアナログ機を使っていました。
次のページにジェルを使ったハウリング対策をご紹介します。
少しでもご参考になれば嬉しいです。

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