かいじゅうのたまご

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幼稚園受験記



受験前日

あんまり受験について難しく説明してもわからないと思ったし、リラックスして欲しかったので、明日は近くの幼稚園に遊びに行くよ、と説明しました。そしたら大泣きになってしまいました。幼稚園に行くのいやだ~!!!と。。。母げっそり。いろいろ説得したんですが、(幼稚園には動物いるよ、とかいろいろ。。。)とにかくいやだいやだと涙を浮かべて言い続けるえみりん。いつものように保育園に行くという予定が変更されることへの抵抗と、しらないところに行く事への恐怖感なのかな。困ったなあと思いながら布団の中で、読み聞かせのとき、ありこのさんぽという今お気に入りの本を読んでやって、幼稚園にこれをもっていくし、幼稚園に遊びに行ってもいいかなあ?ときくと仕方ないなあ、という声で、「じゃあ、いいよ」とえみりん。納得したらちゃんと何でもやってくれるえみりんなので、ほっ。。。。しかし明日への不安は募るのでした^^;

面接当日

9時ごろ幼稚園に着くと、さっそくえみりんはウサギや動物に夢中になりました。それはいいけど、受付の列に並んでるんだから呼んだらさっさと来て~とちょっとイライラしたけど、連れに行くとごてたりせず意外と素直についてきてくれました。(ほっ。この辺も成長したよね、えみりん)今年は9月以降生まれの子供さんが面接は先。去年は関係なかったけど。真ん中以後の時間にはなるけど、去年はかなり後のほうで長いこと待たなきゃいけなかったのではやめがいいなあっと思ってくじをひいたら、2番目のグループ。ラッキ~。10時過ぎ~10時30分頃から面接になる感じだったのではじめの1時間は外で遊びました。ウサギにちょうど用務員さんがえさをあげていて、えみりんもお願いしてえさをやらせてもらって喜んでました。それから用務員のおじさんがお掃除しているイチョウの葉っぱをよろこんで触っていたら、おじさんが手伝ってくれるか?と袋を置いので、えみりんは喜んでしばらくイチョウの葉っぱを袋に入れていました。お手伝いするなんてなんかいい感じだよ~えみりん♪それから砂場でしばしなにやら作って遊んでいたら10時前になったので、お部屋に入って、トイレに行って手をあらって、お部屋のなかでじゃがりこ食べたり持ってきた絵本を読んだりしよう!と誘うとはじめはもう少し砂場で遊びたいといったものの、すぐ納得してトイレに行ってくれました。順調順調♪じゃがりこを食べながら絵本を3冊ほど読んでやったら順番に。ところがちょうどえみりんお部屋の隅で金魚を見つけてしまったのでした。また帰りにみにこようね、と声かけしてなんとか連れ出しましたが、面接直前のいすに座っていられず逃走。金魚を見に行ったりはだしのまま外に行こうとしたので一瞬母はぶちっと切れそうになったけど、なんとかみんなと一緒にお遊戯室のほうへ送り出せました。去年は母も一緒に入ったのだけど、今年は母は2階の部屋でアンケートに答えるそうで、ばらばらでした。去年も結局アンケートを書くのに必死でえみりんの様子はほとんどわからないんだけど、今年はばらばらかあ。どうしてるのかなあ、とおもいながらアンケートを記入しました。

親のアンケート記入が終わり下に降りてまっているとほどなくえみりんたちが出てきました。えみりんはカーディガンを脱いでしまって肩に引っ掛けるような格好をして、へらへら笑ってでてきました。妙に楽しそう。おふざけしたんじゃないでしょうね~と不安になってなにをしたの?と聞いてみたけど、お魚のパズルをして簡単ですぐできたことと、ボール遊びをしてみんなが投げて自分は蹴った!?ということだけしか聞き出せませんでした。

が~ん。ーー;
みんなが投げて自分は蹴った!?

これは協調性がないってことで一発で落とされたんじゃないかなあ。。。。はあ。。。まあ、順調に終わったほうだとは思うけど。。。


合格発表当日

どうせだめだろうから落ちたら協力してもらった義母やみんなになんていおうかなあなんて思いながら幼稚園に歩いていきました。幼稚園の入り口で受験票を持っていますかと聞かれたけどもってきていなかった(^^;)受験番号と名前を言って入らせてもらいました。私の目に飛び込んできたえみりんの番号!えっ?思わず2年保育女子の看板であるのを再確認しました。倍率2倍でした。えみりん、すごい。2人に1人の確率なのに、選ばれたんだね!信じられなくてなんともいえない気持ちになりました。いままで、えみりんに関しては年少前組の担任のベテラン先生などに、問題点を指摘されるばかり。ほめてもらったことというのは親としてほとんどなかったような。でも、えみりん、選ばれたんだ!願書にも名前と住所しか書いていないのですから、純粋に彼女が選ばれたんだ~!と思うと、本当に感動しました。これで午後からの3次選考、くじ引きです。

仕事を抜け出して午後からのくじ引きに行きました。受付開始時間の5分前くらいについたのだけど、もうたくさんの人が来ていました。さすがにいざくじとなるとめちゃくちゃ緊張してきて、手足が冷たくなり、心臓がバクバクしました。確率約2分の一のくじ引きはとても面白い方法で行われました。箱の中にくじを引く人数より1枚多い札が入っていて、順番に1票づつひいていきます。そうすると番号札が一枚あまるので、あまった札の後ろから予定の人数の番号まで合格、という方法です。ちょっとややこしいようだけど、確かにとっても平等ですよね。全員引き終わって園長先生が箱の中からあまった1票を取り出した。緊張の一瞬!なんと、、、、番号は、、、私の引いた番号の1つ前の番号でした。ぎりぎりセーフ。えみりんの番号から予定人数が合格となりました。


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