RS女将繁盛記ヽ( ´ω`)ノ

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第二話


















活気に溢れる古い街並み。





人々は、思い思いの場所で戦利品を売っている。





その賑やかな街に足を踏み入れた、一人の男が居た。






男「相変わらず賑わってるなぁ・・・
  アリアンと変わらないんじゃないのか?」






この男の名前は「アバフ」職業は「剣士」。





この物語の主人公である。





このアバフの詳しい事については別記する。





まぁ都会に出て来た田舎者と思って貰って良いだろう。





人は多いが建物の少ないアリアンとは、全く違った景色。





立派な建物が、軒並み立っている。





目にするのは、目新しいものばかり。





否が応にもテンションは高くなる。





ア「うほ、この剣かっこいいなぁ・・・
  でも金ねーしなぁ・・・あうあうあー・・・('A`)」





道端の露店には様々な物が売っている。





しかし、アバフが買うには高すぎた。





ア「5000Gじゃ何も出来ないじゃねーか・・・(´・ω・`)
  師匠大嘘吐きやがったな・・・帰ったら覚えてろよ・・・」





露店を周りつつ愚痴愚痴とこぼして居ると、後ろから威勢の良い女の大声がした。







女「ようアバフ!いつここに着いたんだ?」








彼女の名は「海猫」職業は「ランサー」





アバフとは長い付き合いだ。





何かと男勝りな性格で、アバフとは仲が良い。





ア「あ、うん、ついさっき。
  ってかお前はどうしたんだ?」





猫「それがさ、お前の師匠から手紙が来てさぁ
  私がお前を迎えに来た、って訳。」





ア「へー、あの変態にもいいとこあるんだな。
  旅費なんか5000Gしかくれなかったくせに・・・」





猫「・・・大変だな・・・アリアンから歩いてきたのか?」





ア「そーゆーこと。
  もう少し余裕があればテレポーター位雇えたんだがな・・・」









他愛も無い話。








アバフにとって、海猫は数少ない親友の一人だ。








色んな事を喋っている時、ふと少女の声がした。















少女「あの・・・すいません・・・
   名のある冒険者様とお見受けいたしますが、
   少し頼みを聞いて頂けませんか・・・?」














第二話 End

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