長男が幼稚園年中になった頃、「アルク児童英語教師養成コース」を受講しました。私の場合、資格を取って英語教師になろうという気持ちはほとんどなく、自分の子供に教えるためのヒントを知りたくて「アルク児童英語教師養成コース」を受講しました。
恥ずかしながら、わが家はお気楽、気まぐれ英語子育てという感じでしたので、大きなことはいえないのですが、定番の「パルキッズ」をはじめ、ワークブックなどもそこそこやっていました。
けれど、幼稚園年中以降は、今まで通りのやり方が通用しなくなっていったのです。英会話教室に通うことも考えましたが、実行に移せず、かといっていつまでも同じやり方ではいけません。
七田式のようにまず、英語音のインプット、そしてスピーキングは後回し、ライティング、リーディングの力をつける方向でやっていましたが、マンネリ化していくこともあってどうもうまくいきません。
こちらのあせりはお構いましに、子供は確実に成長していきます。幼稚園での影響も大きいです。「英語は嫌い!」などと言われてガックリしていました。
その反面、スカパーでは「ラグラッツ」や「カブラーム」などのアニメを英語で見ていましたし、試しに児童英検の問題をやらせてみましたがほぼ合格ラインでした。
行き詰まりを感じていたこともありますが、先々のプランを立て直すためにも、アルク児童英語教師養成コースを受講したということになります。
「アルク児童英語教師養成コース」は児童英語教師としての基礎知識、理論、具体的テクニックに加え、英文法、発音などもやりなおし英語として学べます。
モデル授業のビデオをみると、現役で児童英語教師をしていらっしゃる方の授業をかいま見ることができますが、やはり日本語のなまりがきつい先生は困りますね。良い授業ができてネイティブ並にしゃべれることが必要です。(ネイティブでも良い授業ができない人は失格だと思いますが・・・)
受講期間の後半では実際に授業をすることを想定してレッスンプランを作るのですが、これはかなり苦労しました。長男のお友達を何人か教えると仮定して、プランを作っていきましたが、ひとりひとりレベルが違うだろうに、年齢が同じというだけで、ひとつのクラスにして教えていくのは難しいですね。日本語をしゃべらず英語だけで授業を進める、そういうプランの詳細を書くのもきつかったです・・・
課題としては、就学前幼児向け、小学校低学年向け、小学校高学年向けの3プランを作らなければいけなかったのですが、この3プランとも評価が「A+」でしたので、アルクさんずいぶん採点が甘いかも?!
アルク児童英語教師養成コース
アルク児童英語教師養成コースでは、
やりなおし英語の基礎となる文法や発音などの学習から、実際のレッスンを想定したレッスンプランの作成まで行います。
お子さんの年齢に応じた教え方を学べます。