古布細工など

定年を迎え、母が俄然張り切り出しました（笑）
縮緬細工・古布細工・飾り着物・等々・・・

彼女は編み物の貴公子と呼ばれている広瀬光治さんが学んだ
霞ヶ丘技芸学院 の初期の生徒でした
和洋裁・編み物はもとより
ボビンレース・タッチングレース・日本刺繍など
物のない時代によくもまぁこんな事を・・・

子供の頃の夢は「お人形を作る人に成ること」だったとか
最近になって彼女の夢をきかされました。
道理で、子供だった私が エコール・ド・シモン 行きたいと言ったときも
三折れ人形作家 野崎芳寿 氏の人形サークルに参加すると言った時も
無条件で賛成してくれたわけです（笑）

子育てに追われている時、仕事をしているときは
編み物や和洋裁（私たち姉妹の着る物が主）しか出来なかったのです
時間に余裕が出来た今
母は青春（？）まっただ中にいます
何も知らず偶然に縁合って師事することが出来た先生方は
その筋では有名な方々ばかりでした
思い続けながらも、家族のために頑張ってきた母への
神様からのご褒美 だったのでしょうか・・・