ひっそりと

ひっそりと

インターネット


その前の年、ケーブルテレビに加入した。
パソコンは、夫がうちで仕事するのに使うか、ひいちゃん・ふう君が、入っているソフトでタイピングをするぐらいにしか使ってなかった。

「大学や、受験の情報が知りたいから」とひいちゃんに言われて、夫がケーブルテレビのネットにつなぐのを許した。

ちょうど、みい君が幼稚園で問題ばかり起こして、園長先生から「多動児かも・・」と言われ、私は、市の相談センターに電話で相談したりしていた。
でも、「心配のしすぎじゃないか」とか言われたり・・

それで、ヤ○ーとかで「多動児」と入力して調べた。

パソコンが、いろんなことを教えてくれた。

今でもだけど、周りの人には、『みい君のことで困ってる』とは、話が出来ても、くわしい内容まで相談していない。できない。
ネットの中には「困ってる」と書き込めば、「こうしてみたら」とか「うちもだよ」とか言ってもらえる人がいる。
どれだけ救われたか・・

ハンドネームを使うことも知らないまま、飛び込んだネットの世界・・
パソコンが、『外の世界』との窓口になっている。


ふう君が、家にいるときはずっと、ネットでゲームをしている。
みい君も小学館のホームページがお気に入り・・・・・

今、我が家にとって、特に私にとっては”なくてはならないもの”になっている。

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