こんにちわ♪

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阿弗利加の樹

「ですから、ぼくは、一度だけ日ごろのえんりょをぬきにして、こういいましょう。<みんな、バオバブに気をつけるんだぞ!>」
Saint-Exupery「星の王子さま」より


星の王子様  



『星の王子様』では、なぜかちょっと良い扱いをされていない、バオバブ。
何で、『バオバブには気をつけるんだぞ!』なのか?
よくわからん。




ばおばぶ

タンザニアのちょうど真ん中あたりに行くとよくお見かけする木がこのバオバブ。


バオバブの幹には、ほこらがあることがあります。木の真ん中穴が開いてるでしょ?

昔はここに囚人を入れて閉じ込めといたらしい。




そして、アフリカのサバンナでは、それはそれは貴重な樹なんだ。


ただし、外見はなにやらへんてこだ。

こっちの人たちの伝説だと、神様が引っこ抜いて逆さまに挿しちゃったからこうなったてのがある。

なるほどね、とうなずける。

タンザニアのタランギレという場所に行くと、このバオバブばっかり生えているいわばバオバブの森が存在する。

森といっても、樹がバオバブだけに、うっそうとしたという表現は使えない。

写真は、そんなバオバブの林。

バオバブ


下を行き交う人たちと大きさを比較して頂ければ、この樹の巨大さがよくわかるだろう。

ここまで育つのに、何十年とやはりかかる。

人口増加に伴い、このバオバブの伐採にも拍車がかかってしまっているが。

今でも、まだこういった林は存在する。

バオバブのある品種は、薬用にもなるし。
その実がヨーグルトみたいでおいしいやつだっている。

そんなバオバブの森。

一見の価値ありです。





アフリカの季節には、日本のような四季はない。

けど、雨季と乾季に分けられる季節はあるんだ。



雨季と言っても、一日中雨が降り続けるわけではない。

一日のうちの何時間だけ、それはものすごい土砂降りがふる。

スコールというもんだ。

雨季は、全ての生物が活気付く季節。

そりゃあ草が育つからね。

そしてその草を食べに、草食動物が集まって。

その草食動物を食べに、肉食動物が集まる。


何も動物に限らず、人間も。

俺の住んでいた場所はスクマ族と呼ばれる農耕民族のホームグランド。

雨季が始まると畑をいっせいに耕し始める。

雨季は全ての動物が繁栄するから。

もちろん害虫なんかも繁栄しちゃう。

ウシの寄生虫であるダニもやる気満々。

ダニは伝染病を媒介するから、俺らも商売繁盛だ。





一方。

乾季は、ほんとに雨が降らない。

もう乾燥する事この上ない。

その乾燥具合は日本では考えられないくらいなんだ。




動物は、水を求めて大移動。

人間も水を汲みに、遠くまで行かなきゃならない。



俺の家には、蛇口はあったけど、水は出たことなかったから。

写真のようにドラム缶に水を貯めていた。

ドラム缶




乾季の終わりが近づくと。

雨季の始まりの挨拶のように。


ほんのちょこっとだけ雨が降る日が訪れる。


その雨が降ると。

真っ赤な燃えるような花を咲かせる樹がある。

火炎樹という。


英名をクリスマスツリー。


火炎樹


それは見事な色の花で、思わず見惚れてしまうほどだ。


火炎樹の他にも花は咲く。

真っ赤な花を咲かせる火炎樹とは対照的に。

紫の花を咲かせる。

ジャガランタという。


ジャガランタジャガランタ


この火炎樹、ジャガランタ。

本当にきれいな花を咲かせる。

殺風景なアフリカの原野に。

見事にマッチした花です。








ソーセージツリー
jj
バカでっかい、ソーセージのような実のなるこの木、実はつる植物なんだけど、あんまりにもバカでっかくて、普通の木にしか見えません。
この実は、食用にこそならないけれども、実は非常に有効な薬となるのです。
かなり有効な抗菌作用があって、人間のほうじゃ赤痢やご婦人の乳房炎なんかによく使われる。細かく刻んでせんじて飲むもよし、患部に張るのもよし。
アフリカ時代は、薬品がなかなか購入できなかった。
だからこうした、プラントメディスンをよく使っていました。




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