こんにちわ♪

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ゲリラ?/マコンデ



タンザニアに住んでいた時。


そこは日本と違って、全く生活するための。

日本で言うところのライフラインが存在していなかった頃。
(ちなみに今はだいぶ発展した見たいです。ほんの数年ですが。)


電気、水道、電話線はもちろんの事。


食料も自給自足の部分があった。

自給自足と書くとちょっと変だけど。

なぜなら、市場へ行けばちゃんと野菜も買えたし、肉や魚も手に入る。

でも、俺は自分の畑を持っていたし。

仕事柄、肉を買わずに手に入れることができたのだ。


お肉は、通常牛肉か鶏肉。

その他に、ヤギと羊肉。これが主要だけれども。

その他に、さらにブッシュミートと呼ばれる野生動物の肉が存在する。



dikidiki

ハンターさんの収穫♪ ガゼルのお肉。



お肉に関しては、『世界の食卓』の項を参照。

今回は、そのお肉を収穫する方々についてのお話。

彼らは、ブッシュミートを収穫するだけあって。

ブッシュにいる。

俺は、彼らと町ではよく会っていたのだけれども。

実際に彼らの仕事場(ブッシュ)に行った事はあまりなかったし、彼らの仕事風景を見た事はなかった。


彼らのボスが、『一度見に来いよ。カリブサーナ!』

といってくれたので、行く事に。



う~ん。

ブッシュといっても、そこは広い。

くればわかると言ってたけど、全くわからん。

と思ったら、煙が立つところが。

こういう事か。

hunters

写真を撮るからというと、銃を構えてポーズをとる猟師の方々。


ブッシュ中までバイクを走らせたどり着くと。

そこには、一見ゲリラなんじゃ?と思われるお仲間が。



やべえとこに来ちゃったかなぁと思っていると。

『カリブカリブ!!』

なんともフレンドリ~。


彼らの獲物は、それはそれは多岐にわたる。

通常は、ガゼルやディクディクと呼ばれる小形の鹿の仲間だけれども。

時には、大ヘビやワニや、センザンコウ、なんかも捕まえる。

食料としてではないけれども。

ハイエナの子供なんかも手に入れたときは。

市場で、ペットとして売ったりする。

こう書くと、野生動物保護団体などから抗議が来そうだが。

彼らは、別に娯楽で狩猟をしているわけではない。

これで、奥さんとたくさんの子供たちを養っているんだ。



ハンター2

ブッシュにて。獲物はエランドと呼ばれる大型のレイヨウ系の動物。
う~ん、今日は豪勢だね♪







一度彼らに聞いた事がある。

俺:『サイとかもいる?』

ハンター:『いや、いないな。結構昔はいたみたいだけど。今も南のほうに行くと2~3頭いるらしいけどね。』

俺:『見つけたら捕まえる?』

ハンター:『いや捕まえないよ。そんなリスクを犯したくはない。とりあえず、今の仕事で生活はできるしね。』


サイは密猟になる。

サイは、今でも裏ではその角が漢方の材料として、アジアへ高く売れるんだと。

でも、そういった密猟は重罪だ。

見つかったときのリスクも考えれば、割に合わないんだそう。

それに彼らは、密猟者ではなく。

日本で言うところのマタギだ。

狩猟に誇りとプライドを持っている。

なりは一見ゲリラ兵だけど。

ちゃんと森の事を考えて、捕り過ぎないように気を使っている、心優しい方たちなんだ。







<マコンデ>
以前、『アフリカ街(?)で見かけたもの』で紹介していたマコンデ。

ちょっと詳しく紹介したいので、ページを独立させました。



まこんで

このおぞましそうでなんとなくコミカルな物体は、マコンデ彫刻と言われる東アフリカのマコンデ族が始めたとされる彫刻。魔族をモチーフにしているらしい。


マコンデ族は、芸術部族として、いまやタンザニアだけではなく、東アフリカ一体では結構有名なんだ。


マコンデ7002 マコンデ7001


マコンデ彫刻以外にも、ティンガティンガ調と呼ばれる、独特のタッチの絵を描くことで、有名。

ティンガティンガというのは、元はマコンデ族のある人の名前であって、ティンガティンガさんが、こういった絵を書き始めたことが始まりと言われている。


tingatwiga

これは、キリンのティンガティンガ。
結構素敵でしょ?


ティンガティンガ(人物名)は、それはそれはのん兵衛で、酒代を稼ぐために、描き始めたとも言われている。



tingatembo

こちらは、ゾウのティンガティンガ。

他にもたくさん持っているんだけれども、有名どころで、きれいどころをご紹介。


ティンガティンガ ティンガティンガ


このマコンデ族、実はちょっと前(約数十年前)まで人喰ってたそうだ。いわゆる人喰い部族ってやつらしい。


そんなぁ人なんか喰ってないよって言う人もいれば、いや俺のじいちゃんの頃はマジで喰ってたよって言うマコンデの方もいるので真偽はよくわからないが、現タンザニア大統領は、このマコンデ出身。



前に一度タンザニアの職場の連中といろんな話をしたことがある。その僕の職場はいろんな部族出身のやつがいて、それはそれは結構面白い職場だった。



そこでマコンデのやつが言った。
『お前は俺らのことを食人族って言うけれど、日本人は魚を生で食うんだろ?火も通さないで食うなんてそっちのほうが野蛮じゃないか。』


う~ん、なんとも言い返しようがなかった。
つまり彼は、人でもちゃんと火を通して調理すれば野蛮じゃないと言いたかったのか?


人を食うのが野蛮なのか、料理をしないで食う(火を通さない)のが野蛮なのか、やっぱり大きな文化の違いなんでしょう。


その人と作法が異なるため、彼らは野蛮人という。


まさに、この言葉を実体験した瞬間だった。


多くの日本人が、上の言葉を理解できないらしい。

それが普通なんだ。

そりゃそうだよね。

ヒト食っちゃまずいじゃん。


でも、彼らから見たら。

『生で食っちゃまずいじゃん』

って事なのだ。


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