こんにちわ♪

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阿弗利加人のペット




それは、家畜であったり、ペットであったり、野生動物であったり、さまざまだった。


アフリカ人は、時々野生動物をペットで飼う事もある。

比較的多いのは、ハイエナを番犬代わりに飼ったりする。
結構、田舎に行くとあります。


その他に、カンムリヅルという鶴の一種を飼ってたりする。

実は俺の家の隣で、こいつを飼っていた。

カンムリヅル

最初、ただ単に野鳥としてやって来てほっつき歩いているだけだと思ってたんだけど。

飼ってるんだって。



その他に、アラブ人は結構猫科の動物を飼うのが好きだったみたいだ。

タンザニアには、奴隷貿易時代の名残で、アラブ人が結構もはや現地人として根付いて暮らしている。

彼らは、狩猟のために、 カラカル とかチーターとかを飼ったりするんだけど。

この写真の動物も結構人気だったようだ。


サーバルキャット
↑
サーバルキャット。これは野生のもの。スワヒリ語で『kimburu』


う~ん、見た目は確かにかっこいいかも。


でもね、獣医から見たら、恐怖の患者さんでしかない。


ネコかで診察した中では、このサーバルとヒョウが一番怖かったけっかな。

チーターなんかは、どっちかってぇと犬みたいな感じだった。





俺の患者さんは、何も恐怖の患者さんばかりではなかった。

中には、結構かわいらしいやつもいる。

その中でもきっと一般の日本人にも親しみやすいのがこいつだ。

英名は、『Bush baby』。

別にブッシュ(大統領)の赤ちゃんというわけではない。

この『藪の赤ちゃん』の異名を持つ生物は、スワヒリ語で『コンバ』と呼ばれる。

この生物は、原猿類と呼ばれる原始的なサルの仲間で、夜行性のため、目ん玉が異常に大きい。

『ブッシュベイビー』の名は、藪の中で赤ちゃんが泣いているかのような声を発するところから付けられたみたいだ。

動きがコミカルでかわいらしいところから、結構現地のお金持ちのインド人やアラブ人、そして現地在住の白人の方がペットで飼ったりしている。

bushbaby01
↑
現地在住のドイツ人の方に飼われてたコンバ。


さて、こいつの捕獲方法がまた面白いんだ。

コンバは通常樹上生活を送っている、夜行性の動物。

コンバがいそうな樹やヤシの木に、お酒を入れたカップをぶら下げておくと。

夜中に、彼らはやって来て飲み始める。

その時の様子は、人間にはわからない。
何しろ闇の中で彼らは宴会をしているからね。

そして、朝早くその木へ行ってみると。

二日酔い以上に酔いつぶれたコンバたちが、木の下でぐっすりとお休み。

そこを御用となっちゃうわけだ。

なんとも間抜けだけど、愛らしい生き物。

コンバは、人間が食べるものなら大抵なんでも食べちゃうんだけど。
本来の食性は、虫とかを食べている。

だからバッタとかをあげると大喜び♪

bushbaby92

写真は、テーブルの下に潜ってばったをもぐもぐ食べているコンバ。
写真を真正面から撮ると、こんな風に目が光っちゃうんだ。

可愛くて、愉快な生物コンバ。

結構おとなしいほうの患者さんの一種です。







また他にも、風変わりな患者さんを診察したのは、もはや言うまでもない。


そんな中で、恐怖の患者さんにランキングされる一つがこの方だ。


タンザニアには、奴隷貿易時代より多くのアラブ人が住んでおられる。

もはや奴隷貿易とは何の関係もなく。

市民権を得て、一般人として暮らしているんだけど。

結構な大金持ちもいる。

いわゆるアラブの王様系だ。(王様じゃないと思うけど)

そんなアラブ人は、時々とんでもない動物をペットとして飼ったりする。


狩猟で使うための猟犬ならぬ、猟チーター。

どこか、違うところからつれてきたと思われるゾウガメ。

可愛いサルの仲間のブッシュベイビーとか。


そんなペットも、立派な俺らの患者さんなんだ。

ある日、アラブ人の家に診察依頼があった。

行ってみると、大きさが ゴダイ くらいはあるネコがいる。

実はそれ、カラカルと呼ばれるヤマネコとヒョウの中間みたいなネコ科の動物だ。

simbamangu
檻に入れられているカラカル


なにやら、最近くしゃみ鼻水がやけに多いとの事。

おそらく風邪だ(←おそらくじゃなくて、絶対風邪だ)

ネコ科の動物がかかる病気に、FVR(ネコ伝染性鼻気管炎)というのがある。それにかかっちゃったんだろう。

さて、そこまではいいんだけど。

どうしよう?

こいつ、結構なついてるんだけれども、それでも普通のネコじゃないんだぜ?

どっちかてぇとライオンに近いぞ。

こいつの呼び名は『シンバ(スワヒリ語でライオン)』だったし。

スワヒリ語で、カラカルの事を『シンバマング』という。

可愛らしい、ちっちゃなネコでさえ、獣医の前になると。
時々豹変してトラになる子もいるのに。

元々がでっかいぞ?
俺食われるんじゃないか?

という恐怖が襲った。

とりあえず、抗生物質注射を・・・。

ぷすっ。

あれ??

やけにおとなしいのね。

飼い主さんがいたからかな?


このカラカル、結構ペットとして、アメリカとかだと飼われる事があるらしい。

でもね、やつら本気出したらきっと人間殺せるよ。

だから、もっとちっこいのを飼いましょうね♪

獣医さんからのお願い♪









猛獣は飼わなくても、猛禽を飼う方々。


猛禽というのは、わしやタカの類である。


まぁ個人的にはけっこう好きなんですよ。


アラブ人はけっこうハヤブサなんかを飼ってたりするんだけれども。

ハヤブサは決して狩だけのためではない。

なんと伝書鳩の代わりにもなるのです(本当)

しかも猛禽類だから、ハトと違って襲われる側ではなく、襲う側。

アフリカの弱肉強食の地ではハトよりも確かな伝書鳩なのでしょう。


ハヤブサはそんな感じでけっこうメジャー。

他に、ヘビクイワシを飼っているやつがいた。


ヘビクイワシ
↑
ヘビクイワシ

けっこうかっこいいんだけれども。ちょっと俺の知ってる猛禽類とはなんか違ってたなぁ。なんか鶴系が混じっている感じなんですよ(笑)



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