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2005年05月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
まず、前回の日記 Vol2 から読まれるといいと思います。




ここは大英帝国♪



路上に平気で、うんちが落ちているお国である♪




こちらだと、イヌのうんちがもう地雷のごとく平気で落ちているんですよ、ったく。



これ、日本じゃほとんど考えられない事だと思うのです。



田舎ならまだしも、都会ではまずありえない。



そんな光景が、大都会倫敦では日常的にお目にかかれるんです。





これは、おそらくうんちの歴史が関係しているんじゃないかと思う。







それほどまでに当時の人々は、排泄物に関して「始末」が悪かったそうである。




中世ヨーロッパでハーブや香料が発達した背景には、そうした「臭い」を解消する目的だったんだ。




つまりは『臭いものには蓋をしろ』的な発想なのだ♪




現在、トイレは『はばかり』や『水洗所』『化粧室』というように、行為そのものを表す言葉を避けて呼ばれることが多いが、英語ではトイレを表すのにガーダーローブgarderobe(衣裳部屋)、ワードローブWardrobe(洋服ダンス)、プリビーPrivy(秘密の小部屋)などの呼称を使ったそうな。




たかだか、大英帝国のうんち事情を語るために、調べてしまいましたよ(笑)





12~13世紀のロンドンでは、運河が発達していた事もあり、道路の真ん中に水が流れており、そこに排泄物(うんち)を流した。




この水路はテムズ川に繋がっており、うんちは水の流れとともに水路へと運ばれてゆく。





ケンブリッジでは、汚物はゴミと一緒に捨てられており、3週間ごとに市の職員が片付けるきまりであった。




しかしながら、こうした取り決めはほとんど守られていなかったようである。





多くの一般庶民は「ガルディー・ルーGardy loo!」と叫んで、公道に直接ぶちまけていたのだそうな!(驚)
※:今ではそんな事は一切ありません(笑)会ったらやべぇよ・・・。









住民が窓から身を乗り出して『そら、水が来るぞ! 気をつけろ!』と叫ぶと、通行人は一目散にその場を逃げ出して被害を回避したのである。




中には、こうした警告なしにいきなり汚物を放り出す者もいた。14世紀のロンドンでは、そのような警告なしに汚物を外に放り出すと4シリングの罰金を取られた。



当時のロンドンの状況はひどい有様で、汚物は道端の汚水溝にそのまま捨てられていた。




だから、大雨が降ればゴミであっという間に詰まり、中身の汚泥が道中に広がった。




石畳の道路は、こうした汚泥で常にヌルヌルした状態であったという。こうした道路を歩くためにハイヒールや丈の高い靴が発達。









町を汚すのは人間の落し物だけではない。馬車馬の放り出すモノや、豚の排泄物も相当な量に及んだ。



当時、豚は人間の排泄物を処理する役目として、ロンドン市内を放し飼いにされていたんだそうな!(これまたびっくり)



ひとたび路地に入れば、彼らの「残り物」がうず高く山をなしていたという。



上流階級の住む地域にも、彼らの排泄物と人間とのが10センチの厚さに積み重なっていたというから、一般庶民の住む場所は恐ろしい事になっていたんだと思う。



こうした非衛生な状況が、のちにペストやコレラを呼び込む要因となったのである。






・・・どうよ?





うんちの後始末ができないのは、英国民の根強い習慣からなのかもしれません。





だって昔は、自分のうんちの後始末もろくに出来ていなかったんだから。




そんなうんちの後始末もできないやつらが、動物愛護を高らかに語っているのですよ♪






つまり、何が言いたいかというと。






動物愛護の視点も、文化の違いによりいろいろあるんじゃないかということ。





このお話はまだまだ続くのですが。




英国の動物愛護も、日本のものも、結局はどんぐりの背比べでしかないのにもかかわらず。




動物愛護を声たからかに主張する日本人の多くは。





西洋文化の流れを汲んだ、動物愛護を唱えているのです。




違う文化習慣の元で、違う事を論ずれば、それは矛盾が生じると言うもの。




自分らのうんちの後始末もろくに出来なかった連中の提唱する動物愛護とやらに従う必要もないのかもしれません。







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Last updated  2005年05月05日 03時41分13秒
コメント(10) | コメントを書く


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Re:動物愛護を考えるVol3:うんち(05/05)  
蚤の褌  さん
バラの花を摘みに・・・とか言っている、英国の紳士淑女が、うんちの後始末もろくに出来ないとは?!

この記事は信じてもいいですよね!? (2005年05月05日 03時59分47秒)

Re:動物愛護を考えるVol3:うんち(05/05)  
SuperOtafuku  さん
10cmの厚みのブツたち・・・
そりゃ病気も流行りますわな。なーにがアフタヌーンティじゃいって話ですね。
夏なんか暑いからと窓を開けたらそういった香りが漂ってきて、それでもめげずにお茶してたんでしょうか。
続きの話、楽しみにしてます。

(2005年05月05日 04時13分15秒)

トラックバックしました。  
【水洗トイレの発明】【ファー】が関連のある話題です。
掛け声なしは罰金だったのは面白いですね。

切り裂きジャック関連の本を読んだことあるけどうんこの話は出てこなかったよ。
側溝で見つかった被害者もいたんだけどな。

先月、日本ではマンションから植木鉢かなにかを落とした人が殺人未遂で捕まったよ。
この人は常習的に物を窓から捨ててたそうです。 (2005年05月05日 10時19分12秒)

はいひーる  
留学生@US  さん
ハイヒールがう○ち避けのために開発された物だったとは・・・・。
でも結局ハイヒールじゃつま先の部分がピンチですよね。

どうせなら数年前のコギャル(死語?)のように厚底を開発して、
数年前のコギャルのように20cmの厚底とかを履けばよかったのに。って思いました。
(2005年05月05日 13時09分38秒)

Re[1]:動物愛護を考えるVol3:うんち(05/05)  
kalunguyeye  さん
蚤の褌さん
>バラの花を摘みに・・・とか言っている、英国の紳士淑女が、うんちの後始末もろくに出来ないとは?!
>この記事は信じてもいいですよね!?
-----
もちろん真実ですよ(笑)

(2005年05月05日 15時42分49秒)

Re[1]:動物愛護を考えるVol3:うんち(05/05)  
kalunguyeye  さん
SuperOtafukuさん
>10cmの厚みのブツたち・・・
>そりゃ病気も流行りますわな。なーにがアフタヌーンティじゃいって話ですね。
>夏なんか暑いからと窓を開けたらそういった香りが漂ってきて、それでもめげずにお茶してたんでしょうか。
>続きの話、楽しみにしてます。
-----
うんちのお話は押しましですよ、動物愛護についてはまだまだ続きます。
(2005年05月05日 15時43分27秒)

Re:トラックバックしました。(05/05)  
kalunguyeye  さん
ブレインデッドさん
>【水洗トイレの発明】【ファー】が関連のある話題です。
>掛け声なしは罰金だったのは面白いですね。
>切り裂きジャック関連の本を読んだことあるけどうんこの話は出てこなかったよ。

うんち最盛期と切り裂きジャックの話は少し年代がずれているようです。
切り裂きジャックは、かなり新しいほうなんですよ。

(2005年05月05日 15時44分51秒)

Re:はいひーる(05/05)  
kalunguyeye  さん
留学生@USさん
>ハイヒールがう○ち避けのために開発された物だったとは・・・・。
>でも結局ハイヒールじゃつま先の部分がピンチですよね。
>どうせなら数年前のコギャル(死語?)のように厚底を開発して、
>数年前のコギャルのように20cmの厚底とかを履けばよかったのに。って思いました。
-----
時代も文化も違うので、思いつかなかったんじゃないのかな?
(2005年05月05日 15時45分25秒)

納得です。  
>ゴキブリがロンドンにいないのは、ねずみが餌にしていると言うわけではなくて、気候の問題のようですよ。
>昆虫が増殖できる気温がないというのが正解なのではないでしょうか。

なるほど。気温か。夏場でも平均で20度ないなんて知らなかったです。
http://www.tour.ne.jp/country/
ここから、イギリス→ロンドンで確認したよ。 (2005年05月06日 15時00分23秒)

Re:納得です。(05/05)  
kalunguyeye  さん
ブレインデッドさん
>>ゴキブリがロンドンにいないのは、ねずみが餌にしていると言うわけではなくて、気候の問題のようですよ。
>>昆虫が増殖できる気温がないというのが正解なのではないでしょうか。

>なるほど。気温か。夏場でも平均で20度ないなんて知らなかったです。
http://www.tour.ne.jp/country/
>ここから、イギリス→ロンドンで確認したよ。
-----
北海道にゴキブリがいないと言われているのと同じ事だと思いますよ。
ねずみはわざわざゴキブリ餌にしなくても、他に大量に餌がありますからね。
(2005年05月06日 16時52分40秒)

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