ヴェロニカ・ゲリン

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2005.06.08

麻薬犯罪撲滅の為、その実態を報道しようとした記者ヴェロニカ・ゲリン。
組織によって自身や家族まで命を狙われるが
彼女は最後まで恐怖をこらえて取材に命をかける。
実在した女性記者の戦いの映画。

ドラマチックな盛り上げは無い。
のめり込んじゃいました。
ヴェロニカが麻薬犯罪撲滅の為に
命さえ脅かされる危険な取材を強行する理由は、

それで充分納得。
しかしもう少し、家族の為にももっともっと危機管理をしっかりして、
自分の命を守れなかったのだろうか。
彼女の死後、アイルランドは大きく変ったというが
死がなくては変れなかったのだろうか。
もどかしい。

レンタルＤＶＤだったのだが、
特典映像の一つに生前のヴェロニカ本人のスピーチ映像。
その佇まいの、言葉の、なんとまっすぐで力強いこと。
アイルランドの暗黒社会が彼女の命を奪ったのも、
彼女がアイルランドを救ったのも、

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