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カテゴリ: 大河ドラマ
結論から言うと、良かったです・・・!

それらの点が重要過ぎる為に相当きつかったですが・・・

先週は究極に絶望していましたが、今週は、『龍馬伝』という枠組みの中で考えるに、最高レベルの扱いをしてくれていたと思います。


後藤象二郎より、長崎奉行所がお龍に探索の手を伸ばすかもしれないとの情報を得た龍馬は、安全確保の為、お龍をつれて下関へ。
そこで三吉慎蔵に会う。
龍馬は「木戸さんは?高杉さんにも会いたいな♪」と、お気楽。
三吉「木戸様は・・・お見舞いです。・・・・・・高杉様の具合が、もう・・・」

このとき急に空気が薄くなったかのように感じ、心臓が締め付けられました。

多分、これまでの『龍馬伝』の中で、一番、劇中龍馬の心情とシンクロしたと思います。。

龍馬はすぐさま晋作療養の地へ。
木戸もいます・・・いつもお見舞いに来てくれていて嬉しいです。龍馬を見て苦々しい表情です。嬉しいです(笑)。
龍馬の来ることは連絡済で「晋作は来客に備えて布団まで上げてたんだ!」と吐き捨てる木戸、本当だったら晋作に会わせたくないくらいであるが、晋作が乗り気だから仕方がない。龍馬が帰るまでは大人しくすみっこに座ってやりすごしてやる。でもなるべく早く帰れよ、晋作は体調が悪いんだから・・・。

龍馬が晋作に、また大政奉還の話をし始めた。大政奉還に土佐が乗ってくれる手はずらしい。話を聞いてこっちを伺ように見る晋作、そして話しながらちらりと一瞥してくる龍馬・・・やめてくれ。と思ったら今度はこっちを向いて改めて大政奉還の話だ。はっきり言ってもう、うんざりなんだよ坂本君!!
「もう同じ事を何度も言いとうない!」
それで話を打ち切ったはずだったのに、なんと晋作が!「僕の遺言と思うて聞いてくれ」と前置きして「ここは大政奉還にかけて欲しい!」などと訴えてくるではないか。
遺言が大政奉還・・・?眩暈がする。
しかも龍馬がそんな晋作の病を労わる様にその肩をかき抱き、一緒になってこっちを見上げている。

木戸は絶句した。

晋作も晋作だ。これではまるでこっちが悪者ではないか。
ただでさえ我慢してこの場にいたというに、龍馬の「自分は晋作の味方です」というこの態度・・・あまりの納得いかなさといたたまれなさに、木戸はもう耐えられそうになかった。

激しく咳き込む晋作から逃げるようにその場を後にした。

そしたらなんと龍馬が追いかけてきた。
「高杉さんはあとどのくらい・・・」

「医者は桜を見せてやりたいと言うちょる」
そう答えると改めてその現実が迫ってきてしまい、口を硬く引き結ぶ木戸だった。


・・・とまあ、こんな感じだったと確信していますよ
(それを前提として)自然に木戸に感情移入している自分に気付きました。
だいたい龍馬、どさくさにまぎれて晋作にべたべたしすぎじゃないですか?!木戸もびっくりですよ!
それに晋作もさ、まるで馬関の戦いが龍馬のおかげで勝てたみたいな発言は・・・いくら龍馬を持ち上げたいからってやりすぎ!(笑)さすが、有り得ないほどのマンセーは大河のお家芸!!


そんで次は海岸のシーン。
ふらつく体を支えてあげる為とは言え、またもやべたべたしすぎでは?!

いや、病気で肩を抱くくらいは普通だろうという意見はわかります。私は龍馬と晋作には特に仲良しを求めてないんで気になるだけなのかも知れない!!これが聞多だったり、お見舞いに来た中岡だったらむしろ喜んだと思うんですけどね・・・。

そんなわけで何事かとは思いましたが、でも龍馬の晋作への愛が予想以上に大きかったので、そこは素直に嬉しかったです。
だって史実では龍馬が病気の晋作をお見舞いした記録はないと聞いており、それについては実はわだかまっていました。見舞いにも来ないのかよと。その程度かよと。当然のように小説でもお見舞いシーンに出会ったことはなく、まあ、思想も違うしムリなんだろうなと思っていました。だからこの「実は龍馬はお見舞いに来ていた」という創作は嬉しいのです。

ただ「後を託す」とか・・・そういうのは私の希望の中にはない(しかも相手は平和主義龍馬)、なので、「本当はお見舞いにも来ていない奴なんかに託すかぁっ」みたいな、レトリック的に矛盾した反発を覚えてしまったのです!!
でも龍馬が「晋作の思いを引き継ぐ」と心に誓う姿を見たら、まるで本当の晋作の思いを龍馬が引き継ぐ決意であると言ってくれたように思えて、一瞬、大河の設定を忘れ、私の心も緩みました。
晋作に、後を託す、日本をよろしくお願いします・・・と言われて目をうるうるさせる龍馬を見たら、こっちもうるうるきそうになりました。

晋作も、龍馬の前では弱みを見せないようにしているのも泣けました。
人生を面白く生きたいじゃあないですかと言ったり、後を託せる人に出会えたとか言ったりと、
今まで物分りのよさそうなことを言ってたけど、
でも本当は、ここで死ななきゃならないってことが、慟哭するほど悔しくて、心残りだった。
あそこは本当に、胸に迫りましたよ・・・。

でも最後、「晋作の思いは既に龍馬の中にあった」とかナレーションされた時には正直、きつかったけどね~~~
もうその瞬間に頭が大河に切り替わっちゃったからね


その他、龍馬にムカついた瞬間・・・木戸に対し「高杉さんが見たいのは桜じゃない、新しく生まれ変わった日本の姿だ」とかなんとか言い出した時
そんなこと、木戸さんがわからないとでも思ってるのか?!と思いました。
こちとら晋作が生まれた頃から知ってるご近所さんなんだ、これまでずっと晋作を陰になり日向になり助けてきたんだ、晋作の倒幕への思いを一番分かってるうちの一人なんだ~~
と思っていいはずの木戸さんなのに、晋作のことを考えて胸を詰まらせている姿に、真の愛を感じました。

あとちょっと笑ったところ・・・それは、龍馬が奇兵隊を「身分制度をなくした」と讃えた時、なんとなーく晋作が微妙な笑いをしていたところ(笑)。
ドラマ的にはわが意を得たりという意味だったんだろうケド、史実視点的にはぜんぜん違う意味になるわけで、その両方に取れる演技だったような気がして楽しめました。


最後に、中岡について触れておかねばなるまい。
中岡が久しぶりに登場して「木戸さんに会いに来た」と言ったけど、中岡こそは晋作のお見舞いに間違いなく来ているお人・・・ここは「高杉さんのお見舞いに来た」と言って欲しかったです!てゆーか中岡のお見舞いシーンやって欲しかったです!!
むしろ本当は聞多や俊輔もお見舞いに来て欲しかったです、、
でも・・・そうするとその二人や中岡を差し置いて龍馬に後を託した・・みたいに見えてしまうので、そう考えるとむしろないほうが良かったとも言えます^^
でも、、、見たかった!!聞多・俊輔・中岡のお見舞いシーン!!

で、中岡。龍馬の平和主義に毒されておらんのは良いが、突然「わしの本心はわかっちょったはずじゃ」とか言われても、TVの前のみんなは知らんのですけど?(笑)陸援隊もよくわからんし・・・まあもうどうでもいい・・・。
そんで龍馬も、武力による倒幕を目指すと明言する中岡に対し「わしらは目指すものは同じ、それぞれ頑張ろう!」とか言ってましたね・・・。晋作にもそういう感じで良かったんだけどなぁ。てゆーか龍馬もそういうことできるんだったら、木戸さんに「大政奉還しない限り、日本はなくなる!」とまで言ったのをどう説明してくれるんです?

ま、龍馬もいくら説得しても他人の信念を変えさせることはできないんだってことを木戸さん相手に学んだってことにしときましょう。



明日はいろは丸ですか・・・
やくざ者な感じの海援隊が見れたら嬉しいなぁ





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Last updated  2010年10月17日 02時50分46秒
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