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食事していたら、 3時に日本人の団体さんが、十数名集まって
、注意事項を
確認したりした後、 出発しました。
結構、お歳を召した団体さんのようです。
どこかの、 登山同好会でしょうか?
天気も悪くないし、体調も通常と変わらないので、3時半、 僕も出発しました。
まだ、当然ながら、真っ暗です。ヘッドライトが必要です。
1時間ほど、登ると、下のほうが見えました。宿の明かりや、さらに下の
キナバル公園の明かりなども見えます。

月も出ているので、星の数は少ないですが 、気持ちよく歩きます
。
ただ、昨日の疲れが出ているのか、 足取りは重いです。
3200mより上には、3668m地点に、最終チェックポイントの小屋が
あるだけで、他には、何もありません。
サヤッサヤッ小屋
と言いますが、この小屋の手前が、 物凄い
急傾斜の岩場
で、設置されているロープを持たねば登れません。
極度の、 高所恐怖症
の、アジアの星一番。
「ダメだー、引き返そう・・・。」、
と、心より、思いました。
ですが、このブログに、登頂成功を報告せねばならない事も思い出しました。
真っ暗なので、下が見えないのを幸いに、 ガムシャラに登りました。
心臓 バクバク
、足は ガタガタ
、息も絶え絶えです
。が、何とか、登りました。
ここまで、距離にして、たった1キロですが、な、なんと、2時間15分も
かかりました。
この小屋で、暫く休んでいると、明るくなってきます。 朝の6時です。
3800m地点が、宿から1.5キロですが、このように明るくなりました。
サヤッサヤッ小屋の、前から、 このような岩ばかりです。
延々と、頂上などがなく、この岩が続くのかと思うほど、長いです。
3時半出発は、最終組であり、 後ろから登ってくる人はいません。
途中、頂上を諦めて、降りてくる人も、数組いました。高山病でしょう。
こんな山も出てきました。
ようやく、8キロ、3929m地点です。
富士山より高い位置
に居るのですが、心配していた、 高山病の症状
は
全く出ていません。
それよりも、ハァハァ、息遣いをしないと、 胸が苦しく
なります。
酸素が薄いのですね。
それに、もう、足も、脹脛も、太腿も、限界に近い状況です。
それでも、まだ、こんな所を登らねばならないのです。
ここが 、
「ゴジラの顔」
とか言われている山で、キナバル山頂上と、
ほぼ同じ位の高さがあります。
写真では見えませんが、 本当にゴジラのようでした。
(右側の壁です)
もう、頂上は近いのです。
この「ゴジラの顔」の手前で、 日本人の団体さん
が、降りてくるのと
すれ違いました。皆さん、元気ですねー。
「頑張って!」
、とか、言われて励まされました。
よっぽど、疲れきった顔をしていたのでしょうか?
下界が見えます。そうです。 天気が急に良くなったのです。
風は
、身体が、吹き飛ばされそうなほど、 強い
ですが、 良い天気です。

頂上への最後の、 登りがきつい
です。
最後の力を振り絞ろうと思うのですが、まぁ、足が動かず、息も苦しく、
5m登っては、数分休むような、登り方です。
全く、お恥ずかしい次第ですが、何しろ最終組で、後ろから誰も来ません。
先に行った人たちは、もう下山しています。
で、誰にも、邪魔されず、ゆっくり、休み休み登れるのです。
たった一つの救いは
、あれだけ強い、吹き飛ばされそうな強風が、
頂上を目指す場所は、 その強風の反対側なのです。
極度の高所恐怖症である、アジアの星一番は、もしその風が、まともに
当るのであったなら、すぐ目の先に見えている、頂上でも諦めたでしょう。
辿り着きました!
キナバル山頂上です!
アジアの星一番、フードをすっぽり被って、疲れ切ってはいますが、
満足そうな、表情をしています。

この座った、向こう側は、このように切り立った崖なんです。
この崖を強風が駆け上がって来ます。

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