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ひでわくさんさんComments
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いよいよ、タクラマカン砂漠、西奥のカシュガルへ移動です。
今回の旅、言わば、カシュガルを目指して来たようなものです。
さて本日も、長距離バス停で、長い列に並び、カシュガル行きの
バスチケットを買って来ました。前日に買えないのが、不便です。
沢山の人が並んでいます。
この写真で、分かり難いですが、「軍人優先」と書いてあります。
残念ながら、軍人ではありませんから、優先されません。
もう一つ、「老人優先」、と書いてあります。
残念ながら、老人ではありませんから、優先されません。
8時45分、チケットを購入し、ホテルへ戻ります。バス停に近いホテル
ですから、部屋で時間まで、ゆったり待つことが出来ます。
11時出発です。
35番の自分の座席へ見つけると、若者が座っています。
「ここは、おれの席だ、どけ!」、と言ってもどきません。
なんやらかんやら、答えますが、席を移動する気配を見せません。
「お前の、チケットを見せろ!」、と、何度も要求し、ちょっと声を荒げた頃、
バスに乗るとき、助けてくれた若者がやって来ました。
「こちらへ、座ったら、どうか?」、と。
そこは、進行方向へ向かって、左側の窓側です。
若干南の西へ向かうので、太陽が当たる席です。もう少し、頑張って、自分の
確保した席に座りたかったですが、まぁ、仕方ないか、と我慢しました。
僕の他にも、数名、遅れて来た客が、俺の席だと、揉めていました。
諦めて、空いている席へ座る人が多かったですが、一人だけ頑張って、
どかせた人もいました。
全く、意味分からん中国人達ですねー。座席指定なのに、勝手に座る
その気持ちが分かりません。
隣には、中国人特有の腹だしおっさんが座っています。
外の景色は、全く変わらず、土漠です。
11時に乗って、午後2時半、ようやく休憩です。
隣の、腹だしおっさん、拌面を食べよう、と、誘って来ました。
昼飯時を過ぎても、皆さん食べないなー、と思っていましたが、途中、
ここで、止まることを知っていたのですね。
確保しております。この日は、パン、バナナ、桃、ソーセージと水です。
きちんと、12時半には、食べました。
なんと、こんな所で、1時間も昼食タイムです。
こちらは、飽き飽きしてきます。散歩も出来ない、土漠の真ん中だし。
午後3時半、ようやくバスは出発しました。
隣の腹だしいおっさん、カシュガルまで、まだまだ先だろうと思われる
場所で、降りて行きました。
午後5時前だったでしょうか? どうも道路工事の仕事をするようです。
腹だしおっさんが、降りる前から、2列前の、可愛い女の子が、後ろを
振り返っては、愛想を振りまいております。
子供を手なずけるのは、得意とするアジアの星一番、色んな、
面白いことをしてあげました。その子、始めは、おとなしかったですが、
段々と、大胆になってきます。
隣の腹だしおっさんが、降りて行ったら、彼女はさらに大胆になり、
僕の席までやって来ました。隣に座って、ちょっかい出して来ます。
この子は、ウイグル族の子供のようで、6歳半です。小学校に通っています。
ですが、中国語が話せません。それで、手真似で遊ぶしかありませんが、
ジャンケンを教えると、それは、知っていました。
ジャンケンして、負けると罰として、手を叩いたり、おでこに指パッチン
したり、まぁ、飽きもせず、やりましたなー。
もう終わりと言っても聞きません。
それで、ハンカチ取りも教えて遊びました。
カシュガルに着くまでの、1時間半、お付き合いしてあげました。
面白かったですが、疲れました。
子供は、無邪気です。あと、10年も経った頃、遊んで欲しいですが、
その頃は、遊んでくれないでしょうなー。
18時半、466キロの道のり、7時間半かかりました。
やはり、途中、工事中の道路があって、予定よりも、ずっと遅れました。
着いたバス停の付近、何もありません。
バイクタクシーに乗って、取り合えず、町の中心であろう、人民広場へ
行きます。
だだっ広いものを作りますなー、中国、どの町へ行ってもあります。
さて、カシュガルでも、宿の問題勃発です。
何軒、ホテルを訪ねても、外国人はダメ、の一点張り。
教えて貰ったホテルへ行くと、一番安い部屋で、1泊550元。
目ん玉飛び出る価格です。この目ん玉が飛び出る超一流ホテルで、
教えて貰ったホテルへ、タクシーで行って見ました。
そこは、228元でしたが、ここもダメです。ポリスがうるさいので、
泊められないと言います。そこの責任者の女性、英語が話せます。
近くに外国人を泊めるホテルがあるから、連れて行ってあげると、
仕事を放り出して、出かけてくれました。
しかしながら、そこもダメです。途方にくれるとは、こう言う事でしょうか?
最後の手段は、550元のホテルへ行くしかありません。
受付の責任者には、丁寧にお礼を言って、自力で又、探します。
歩くこと、何分だったでしょうか?
さらに、何軒目かのホテルです。288元と高いのですが、やはりここも
ダメだと言います。ですが、アジアの星一番、頑張りました。
「あ、あの、ぼ、ぼくは、貧乏人なので、た、たかいホテルに泊まれません。
もう、10軒以上のホテルを廻って、断られました。これ以上歩けません。」と。
そしたら、責任者と連絡を取り、何とか泊めて貰えることになったのです。
めでたし、めでたし。
めでたし、めでたし、でもないですね。288元もします。
お値段が、高いだけあって、廊下も、豪華です。
部屋も素晴らしいです。
椅子に、机も完全完備。
ひゃー、洗面所も、雰囲気良いですねー!
普通の旅行であるならば、普通の部屋なのでしょうが、バックパッカーが
泊まる部屋としては、超最高級ホテルです。
288元、3600円程度ですから、日本では、カプセルホテル程度にしか
泊まれない、お値段なのですが、ここでは、こんな良い部屋に泊まれます。
もう一度、この豪華な部屋を見ましょう。
今夜は、ぐっすり眠れるでしょう。
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