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ひでわくさんさんComments
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出来事は、アップ出来ないでおります。
昨日は、初めての狂言を見ました。ですので、シルクロードの旅は、
一回、お休みして、こちらを先にアップします。
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昨夜、和泉流宗家、和泉元彌二十世と、そのご一行様が、我が校、
四川外語学院に来られまして、公演が行われました。
何でも、日中国交友好締結40周年の一環として、10月9日から、
13日まで、重慶に滞在するとの事です。
わたくし、アジアの星一番は、日本人の少ない、我が校ですので、
貴賓席、いわゆる、VIP席に座らせて頂きました。
そしたら、一つ向こうの席に、なんと、あの和泉節子さんが、座ったのです。
その席で、カメラに向かって、何事かをしゃべり、壇上へ上がって行きました。
狂言の歴史、由緒ある和泉家の変遷などを、流暢に説明しておりました。
600年も前からの、文化なのですね、狂言とは。
まず最初は、和泉元彌による、狂言小舞「蝉」です。
内容は、分かりませんが、特に中国人には、全く分からないでしょうが、
場内は静まり返って、見入っていました。
そして、宗家和泉元彌が、演目の解説を行いました。
話も仲々、上手で、観衆をざわつかせない、上手さでした。
さすが、プロだな、と思わされましたですね。
次は、二十一世宗家継承者である、息子の、和泉元聖が出ました。
7歳の可愛い子供なので、まだ演技する前、出てくるだけで、大喝采です。
親子競演の、狂言「盆山」です。
泥棒に扮する、7歳の元聖が、犬とか、猿とかの泣き真似をしますが、
受けましたね、中国人の観衆に。
次は、和泉元彌の長女、和泉采明と、和泉慶子の出場です。
狂言「附子」
これは、一休さんの話に出てくる物語と、ほぼ同じでした。
砂糖を毒だから、食べないように、と言い残して出かけた主人、
留守を任された召使二人は、砂糖を全部舐めてしまいます。
そして思いついた言い訳。
相撲して遊んでいて、大切な掛軸を破りと、天目茶碗を壊してしまった。
それで、毒を飲んで死んでしまおうと、砂糖を舐めたと言う内容です。
二人が、砂糖を舐めている場面です。
そして、最後に、狂言小舞「鶴亀の舞」です。
4人、全員での演技でした。
演技後の舞台挨拶。
各人より、簡単な自己紹介がありましたが、一番小さい、元聖が
最も、拍手が多かったです。花束貰って、喜んでいました。
そして道具の片付け係りの人。
この人の、動きも、面白くて、観衆受けしていましたね。
アジアの星一番も、初めて、狂言を見ました。
しかも、VIP席の特等席であります。面白かったですね。