貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

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2018.05.11
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カテゴリ: 作家
あらすじ

苦労しながらも、29歳で、念願の社長になる。26歳で結婚した糟糠の妻は
純一が67歳の時に、医者の誤診から、あっけなく天国に旅立った。
長女、長男はいるが、長女は結婚せず、長男は結婚したものの、子供は
作らないと言う。子供との会話も少なく、純一の財産を貰いたい彼らに
嫌気がさし、チェンマイに旅立つ。
そこで、タイ人女性、フォンと出会い、純一の生活は一変する。

=================================


乗って、1時間も帰れそうもない。眠くなってしまったのだ。その旨、
フォンに話すと、別室に連れて行ってくれた。どうも、フォンの部屋
らしい。

ベッドが置いてある。フォンの匂いがした。
そのままベッドにあがり、横になると、すぐに眠ってしまった。

気が付いた時は、午後3時を回っていた。頭はすっきりしている。
1時間半以上寝たようだ。起きだして、先ほど食べた、ダイニングルームに
入っていった。テーブルは綺麗に片付けられて、プロイが勉強していた。

偉いねー、と頭を撫でようとしたが、以前、タイで頭を触るのはよろしくない
と聞いた事を思い出して止めたのだ。誰に聞いたのだろう? 犬山だろうな、
と思う。彼に、子供の頭には精霊が宿っているので、もし撫でたらタイ人は

若い人たちは、気にしないとも聞いた。

しかし、気分を害する行為ならば、特に外国人がタイ人の頭を撫でるのは
よろしくないだろう。この件、後で、フォンに聞いてみようと思った。
そんな事を考えていたら、フォンが来て、「コーヒー飲む」と聞いてきた。
寝起きにコーヒーも悪くない。


帰ることにしたのである。気まずくもなく、居心地は悪くないが、
話す事も出来ず、やる事もない。時間をつぶすことがないのである。
小説でも持ってくれば、もっとゆっくりしても良かったのであるが。

フォンに宿まで送って貰って、1000バーツを渡した。御馳走を作って
貰ったお礼である。純一にとって、3000円ちょっとの金は、大した
金額でない。しかしフォンにとっては、給料が1.2万バーツであり、
大きいお金である。フォンは喜んで受け取った。

純一は、フォンの家に招待されて、暖かい家庭を味わった。フォンと
出会ってから、ここ数年の空しい毎日の生活から一変して、充実した
毎日を過ごせるようになった。性関係も充実している。69歳の純一で
あるが、自分でも若返ったように感じるのだ。

フォンに感謝している。もっとお金を使ってあげたいと思うのである。
月々の手当てをあげようかと思う。元々ケチで渋い純一である。
計算高い性格でもある。それで、幾ら位が妥当であるか考えてみた。今の
ところ、週に1回は交わっている。プロと過ごせば、1回、2500バーツは
必要である。そう計算すれば、1か月1万バーツの手当てとなる。
プロではないので、その半分の5000バーツあげようかと思った。

フォンから、お金の要求はない。しかし、あげる時は、遠慮なく貰うように
なっている。慣れて来たのであろうが、お金を貰うとき、ありがとうの感謝の
言葉は忘れない。

「あのさー、これから、毎月、お金をあげるよ。」
「え? どうして?」
「僕ら、歳は離れているけど、恋人だろう?」
「ふふふ、恋人?」
「違うのかい? だってセックスしているだろう?」
「恥ずかしいよ、そんなこと言って。」
「でさー、毎月、恋人の印として、お金を渡すよ。」
「ええー、ほんと? 嬉しいなー。」

フォンは、嬉しそうに笑って聞いている。
「毎月、5000バーツでどう?」
「そんなにー? 給料の半分位も?」
「ああ、お金に変えられないくらい、幸せを貰っているからさ。」
「それだけ、貰ったら、子供にも、お母さんにも、もう少し良い物を
買ってあげられるし、生活も楽になる。」
「じゃー、決まりだ。愛しているよ。」

フォンは、純一にもたれ掛かって来た。嬉しいときに、必ず行う、フォンの
仕草である。純一は、フォンを抱きしめて、優しく口づけをした。
「俺は、幸せだなー、ほんとに、幸せ者だ。」、と思った。
毎月、1万5千円程度で、こんなに喜んでくれて、フォン家族が、もっと
いい生活を送れるのである。

================================

旅の途中ですが、意外と時間があります。
移動でない日は、昼、4~5時間、観光して、あとは宿にいます。

それで、ブログの下書きをしたら、1日の用事は完了です。
あとは、ネットを見たり、youtubeを見たりしているだけ。

で、たまには、小説も書いています。
一応、ブログは、1日1回と、決めていますが、本日は、あまりに
暇なため、2回目のブログをアップします。

楽天ブログも、150万アクセスまで、あと、もう少しです。
1日多い時で、2千数百、少ない時でも、千数百のアクセスが
あります。

それでけ、皆さん、読みに来てくれているのでありますから、
感謝に絶えません。





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Last updated  2018.05.11 22:20:53
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