HAPPYLIFE@我が家。

10月23日。沖縄上陸☆

ホテルからの景色..JPG
朝6時。目覚ましの音で目が覚める。外をみると雨が降っている。
昨夜は結婚式を挙げたオリエンタルホテルへ宿泊していた。
起きた時は、一瞬ここがどこだか分からなかった。
「あぁ、結婚式。終わったんだっけ・・・」
疲れていたのか、身体が少しダルイ。ケンチチもまだ眠そうだ。
着替えと荷物の整理を済ませ、朝食会場へ向かう。
今日から7泊8日の新婚旅行。
8時には出発したいので、ゆっくり急いで朝食を摂る。
地下鉄新神戸駅から三宮に向かい、JRに乗り換える。
尼崎でさらに乗り換え、伊丹駅で降りる。
ここからバスで、旅の出発地点、大阪空港へ行くのだ。

伊丹空港到着..JPG

9時。空港に到着。荷物を預け、飛行機を待つ。
だんだんと沖縄へ行く実感が沸いてくる。
新婚旅行という特別な旅。7泊という、今までにない長い時間。
ワクワクしてくる。

搭乗予定の飛行機が到着した。チケットを見せ、ゲートをくぐる。
席は窓際だった。ケンチチが気を利かせて取ってくれた「class J」
普通の座席よりもゆったりした設計で、快適な時間を過ごせるらしい。
前後の間隔が広く、シートも心地良かった。
10時10分に飛び立った飛行機での2時間は、ケンチチのおかげで
とても快適なものとなった。

12時。窓の外には、キレイな海が広がっている。
到着予定時刻まであと15分。もう沖縄本島の上空に来ているらしい。
予定通りに那覇空港到着。ズシンという振動が沖縄に着いたんだということを実感させる。いよいよ旅が始まったんだと。
天気は晴れ。外の気温はまだわからないが、
那覇から旅立つ人は、皆半袖を着ている。なのできっと暖かいのだろう。
ここで石垣島行きの飛行機に乗り換える。
30分ほど時間があったので、軽く昼食を摂ることにした。

そば..JPG

相談の結果、「沖縄ソバ」に決定。
やっぱり1食目はソバでしょう!と意見が一致した。
売店の隣での立ち食いだったが、これが想像以上においしく、
とても満足だった。
13時。那覇を出発。石垣島まで45分間の空の旅。
飛行機とはいえ、伊丹から3時間弱で石垣島に着くんだ。
なんだか沖縄がとても身近に思えた。

カバンがきた..JPG

14時。予定より少し遅れて石垣空港へ到着。
気温はそんなに高くない。長袖1枚でちょうどいいかんじ。
空港ロビーでは「おーりとーり」の看板が出迎えてくれた。
おーりとーりは、ようこその意味だそうだ。
初めてきく言葉に、さらにワクワク感が増す。
ここからは、ケンチチが全面的にリードをしてくれる。
ケンチチは以前、1人旅を経験しており、石垣空港にも降り立っている。
なかなか頼りになるなぁ~。
私達が目指す西表島へは、石垣港の離島桟橋というところから
船で渡るらしく、そこまではバスで向かうことになった。

離島桟橋..JPG

離島桟橋は賑わっていた。聞けば、いろいろな島へ向かう船は
みんなここから出ているという。
島から島へ渡りたい時も、一度石垣島を経由して別の船に乗り換えるのだ。
へぇーと驚きながら、ケンチチに西表島行きの券を買ってもらう。
16時半発なので、1時間以上のゆとりがあった。
せっかくなので商店街をウロウロする。
だんだんとテンションがあがっていたせいもあってか
それぞれTシャツを買ってしまった。このTシャツは旅行中にデビューすることになる。沖縄気分をさらに盛り上げてくれることだろう。
そして沖縄といえば!の「AアンドW」で休憩する。
ケンチチは好物のルートビアを注文している。
見た目は黒ビールのような感じの、ノンアルコールの炭酸飲料だ。
初めて飲んだときは、衝撃がはしった。
養命酒に炭酸を混ぜたような味がしたからだ。
その後も何回かチャレンジはしてみたものの、好きになることはなく
今回、久々に飲んでみたが、やっぱりダメだった。
ただ「沖縄だなぁ」という感じは受けることができた。

お茶をしました..JPG

16時半。ついに西表島行きの船に乗り込む。
デッキに座り、潮風を感じながら西表島を目指す。
やがて遠くのほうに、厚い雲に覆われた大きな島が見え始めた。

西表島入り口..JPG

17時。西表島大原港到着。港はきっちり整備されていて
とてもきれいな印象だったので、驚いた。
島の90%が自然と聞いていたので、港も密林なかにあるようなイメージがあったのだ。
ホテルのマイクロバスに乗り、今夜からのホテル、ニラカナイへ向かう。
所要時間、50分。
ホテルに近い上原港行きの船が、天候の関係で運休だったのだ。
道はわりと平坦であり、信号がほとんどなかった。
島の風景はとても不思議なものだった。
道路の造りや標識なんかは、普段私達が目にしているものと同じであり
「遠いけど、日本なんだな」と感じる。
しかし、ふと窓の向こうの風景に目をやると、どこか別の国のような
気がしてならない。普段見たこともないマングローブが川辺いっぱいに生え
山々もどことなく勇ましい。木々の緑も濃い。
90%自然のままの島なんだと実感する。
海の色も違うし、至るところで牛が自由に草を食べている。
違いを感じながら感心しているうちに、バスはホテルに着いた。
「ニラカナイ」。アジア風の外観と、建物の中・壁面の彫刻を見て
外国に行ったような錯覚に陥る。
受付を済ませ、部屋へ案内してもらう。
「新婚旅行とお聞きしましたので。。」と大きい部屋へ連れてもらう。
ホテルの心遣いが温かく、嬉しかった。
部屋の中はまさにリゾート1色。
照明は間接照明で、家具は濃い木目調。ベッドの他に、天蓋付のお昼寝スペース、広いベランダにはテーブルとベンチとベッド。お昼寝スペースからそのまま出られるようになっている。
ベランダからは海が見えた。

ニラカナイ..JPG

ニラカナイ.JPG

一通り部屋を見てから、明日のツアーの相談をする。
ロビーにあるツアーデスクに行き、せっかくだから自然をたくさん楽しもうと「マヤグスクの滝 探索トレッキング」を申し込んだ。
明日の予定も無事立ったところで夕食となり、ホテルのバイキングレストランに入る。沖縄料理を始め、様々なものを食べながら今日1日を振り返る。
そして改めて幸せに浸る。
夫婦になった実感はまだまだないが、向かいに座っているケンチチに対して
今までとは少し違う感情をもった。
これから一緒に人生を歩んでいくんだ。嬉しいことも辛いことも。
家族になったんだ。。そう思うと、ものすごく愛おしかった。






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