空色の彼方へ

空色の彼方へ

対価



必ず対価を払っている

払っているつもりは無くとも

必ず払っているのだ

それはものであることも

まれにあるが

大半はものではないのだ

勇気や努力や時間

そんな目に見えないものなのだ

私たちにとっては実感

しづらいものなのだ

だから人は対価を忘れてしまう

だから人は対価をはらうことを忘れ

何もしようとしないで力を得ようとする人がいるのかも知れない

努力ということを忘れて

勇気を忘れて

自分からは行動しようとはしなくなるのかもしれない
                             2005・9・30

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